NEWS ニュース

【INAC神戸テゾーロ】JFA U-15女子サッカーリーグ2024関西 第1節 試合結果

[日時]
2024年4月14日(日) 80分ゲーム 10:00 K.O
[場所]
@三木防災公園第3球技場

[結果]
INAC神戸テゾーロ 5−0 FCアルベロ神戸
[得点]
18分:青木唯奈
30分:青木唯奈
46分:酒井千紘
53分:青木唯奈
65分:紺原なつ



[スターティングメンバー]
GK:岡本紗和
DF:小西芽衣果、北村礼、鈴村璃子
MF:太田朱、大田ありす、下江世夏、八木美月、野村香帆
FW:酒井千紘、青木唯奈
[サブ]
GK:宮地絢花
DF:山内うた
MF:大島杏里、紺原なつ、定兼愛莉
FW:中原艶光、冲口璃々花

[交代]
30分:野村香帆→大島杏里
HT:岡本紗和→宮地絢花
HT:八木美月→定兼愛莉
50分:下江世夏→冲口璃々花
57分:鈴村璃子→山内うた
57分:太田朱→紺原なつ
57分:中原艶光→酒井千紘

[コメント]

本日の試合はJFAU-15女子サッカーリーグ2024関西の開幕戦となりました。

開幕戦ということで少し緊張感のある中、試合前のミーチングで新チームになってから新しく取り組んできたことの確認とそのために考えながら色々なことにチャレンジしようという話をして試合に臨みました。

開始早々の1分、自陣右サイドの深い位置での相手のスローインをMF太田(朱)が奪うとMF下江に繋ぎ下江がドリブルでうまく相手を剥がし落ちてきたFW青木にボールを入れると、青木が上がってきたMF大田(ありす)に横パスを繋ぎます。これを大田がダイレクトでサイドを駆け上がったMF野村にスルーパスを通しキーパーと1対1という場面になりますが、野村のトラップが大きくなりここはGKに取られてしまいます。4分にもDF鈴村の柔らかい裏へのパスにうまく抜け出した太田がそのまま持ち込みシュートを打ちますがGKの正面に飛んでしまい先制点を奪うことができません。その後もDFのビルドアップと大田のサイドチェンジやスルーパスなどでアタッキングサードには侵入するものの、センターリングとラストパスの質が悪くなかなか先制点を奪うことができませんが、相手の長いボールに対してもプレスバックでボールを奪い、ミスが起こった後の全員のトランディッションの意識も高く相手にチャンスをつくらせません。前半18分、DFの小西が左サイドの野村に展開すると、野村がカットインで相手を外し中央に入れます。これを受けた下江が反転して右サイドを走ってきた太田に出すとこれを太田がダイレクトでDFとGKの間にグラウンダーのセンターリングを入れ、走り込んだ青木がだダイレクトで流し込み先制点を奪います。その1分後にもDF北村の楔を受けたFW酒井がダイレクトで相手の裏に走り込んだMF八木に送り八木がGKとの1対1になりますが、シュートを打つ前にDFに追いつかれ追加点とはなりません。決定機は作るものの追加点を奪えずにいると、中盤での判断ミスからボールを奪われ相手のFWにボールを入れられ、DFの対応も遅れペナルティーエリアに持ち込まれ決定的なシュートを打たれますが、これをGK岡本が止めるとこぼれ球を詰めてきた相手のシュートも岡本が止め、失点を許しません。28分には下江が中盤でキープして青木に縦パスを入れるとターンして酒井に楔を入れ、太田とのパス交換でGKとの1対1になりますが、ここも相手GKに防がれ得点とはなりません。30分、自陣CKのクリアボールを青木がキープして中央に長い距離をスプリントしてきた太田に繋ぐと太田が相手コートまで運び、左サイドを上がってきた野村にパスを出すとこれを野村がダイレクトでゴール前に送り青木が合わせて欲しかった追加点を奪うことに成功します。その後も攻め続け下江が相手の頭の上を抜くテクニカルなプレーでGKとの1対1を作りますがループシュートは枠を外れ、3点目は奪うことはできず2−0で前半を折り返します。

ハーフタイムに相手の高いラインに対しての背後の取り方、長いボールに対してのリスクとプレスバックの部分、ゴール前での止める・蹴るの技術の部分を話して、後半に臨みました。

後半の最初に長いボールの対応のところから、攻め込まれる場面がありますがシュートまではいかさずに少しずつ自分たちがボールを握る時間帯をつくっていくと、45分中央で受けた下江がDFとMFのライン間にポジションを取ったMF定兼に楔を入れると定兼が右サイドのMF大島に展開しカットインからDFの背後を取った酒井にパスを通しますが、このシュートはGKの正面に飛び後半最初のチャンスを活かすことができません。46分、小西が斜めにペナルティエリア中央の下江にボールを入れると、コントロールはうまくいきませんがこぼれ球を青木が拾い横パスを酒井に繋げます。これを酒井がペナルティエリア外から豪快に決め3−0とします。53分には小西からの斜めのロングフィードに青木がうまく抜け出し左足でGKの上を抜くこの日3点目となるゴールを決め4−0とします。65分、DF山内の横パスをセンターサークル付近で大田が受けると、ダイレクトの楔をFW中原に入れ中原がワンタッチでDFの背後に抜けたFW冲口に通すと冲口が仕掛けゴール前にグラウンダーのセンターリングを通すと逆サイドから走り込んだMF紺原が蹴り込み5−0とします。その後も定兼のミドルや紺原のミドルで惜しい場面を作りますが、追加点を奪うことができず5−0で試合終了となりました。

開幕戦という緊張感のある中で自分たちの目指すサッカーをやれた部分とできなかった部分はありますが、無失点で勝ち切ったというのは今後に繋がる試合になったのではないかと思います。ただ、止める・蹴る・運ぶ・見るというところに関しては、判断・ラストパスの質も含めて、トレーニングの中で意識して取り組んでいかないといけないと思いますので、トレーニングメニューも含め取り組んでいきたいと思います。

本日も暑い中、送迎、応援等でご協力いただきました保護者の皆さま、応援に来てくれたテゾーロの選手、運営等の手伝いを快くしてくれたアカデミーコーチ、本当にありがとうございました。

[次回試合予定]

2024年4月20日(土)
JFA U-15女子サッカーリーグ2024 関西 第2節 
15:55 K.O

VS URANO.S KYOTO Girls U-15

@浪商学園グランド
PAGE TOP