MATCH 試合

2021-22 Yogibo WEリーグ

INAC ●0 - 1 ○ 三菱重工浦和レッズレディース

05/14 SAT 16:00

国立

開催日時
2022年5月14日(土)16:00キックオフ
会場
国立競技場
対戦相手
三菱重工浦和レッズレディース
公式記録
公式記録

試合結果

2021-22 Yogibo WEリーグ 第21節
INAC神戸レオネッサ ●0-1〇 三菱重工浦和レッズレディース

【試合開催日時】
2022年5月14日(土)16:03

【会場】
国立競技場(東京都)

【観客数】
12,330人(※2022年5月18日訂正)

【得点者】
41分:安藤梢(浦和)

【INAC神戸レオネッサメンバー】

 
【三菱重工浦和レッズレディース】
<STARTING MEMBERS>
GK 池田咲紀子
DF清家貴子
DF高橋はな
DF南萌華
DF佐々木繭
MF柴田華絵
MF安藤梢
MF水谷有希
MF猶本光
MF塩越柚歩
FW菅澤優衣香
<SUBSTITUTE PLAYERS>
GK福田史織
DF上野紗稀
DF長嶋玲奈
MF柳澤紗希
MF遠藤優
FW植村祥子
FW島田芽依

【選手交代】
I神戸)
57分:OUT守屋都弥/IN水野蕗奈
57分:OUT阪口萌乃/IN髙瀬愛実
75分:OUT中島依美/IN浜野まいか

浦和)
65分:OUT安藤梢/IN遠藤優
80分:OUT水谷有希/IN長嶋玲奈
90+3分:OUT塩越柚歩/IN植村祥子

【警告】
58分:伊藤美紀(I神戸)

【試合後監督質疑応答】
星川敬 監督

-試合を振り返って
こんなに素晴らしいスタジアムでたくさんの人、マスコミの方々に来ていただいて感謝しています。勝利できなかったのは残念でしたが、女子サッカーの良いところ、ひたむきな姿を多くのファンの皆様に見せることはできたのかなと思いますし、悔しいですけど浦和さんにおめでとうと言いたいです。(国立競技場でプレーできる)環境を作っていただいた安本社長をはじめ、関係者の皆様には御礼を言いたいと思います。
 
-両チーム国立競技場へ向けてモチベーション高いように感じましたが、優勝を決めて国立競技場までの1週間どのように過ごしてきたのですか?
舞台が国立競技場ということで高いモチベーションはもちろんあったのですが、優勝したあとの試合への準備は非常に難しくて、前回の優勝時は無敗を維持していたので無敗優勝目指してという意識は高かったのですが今日の試合に関しては、まず試合に勝つことと、何かを来季へ向けてじゃないですけど次の試合に向けての両面がありました。その部分では難しかったです。
 
-シュート数が4本ということでどの辺りに課題があると思っていますか?
想定していたよりも浦和の代表選手(DF南萌華、DF高橋はな)が良かったというのもありますし、中盤のMF柴田華絵選手のクオリティが高く、見込みが甘かったなと。ただ後半45分に関してはチュンピオンらしいサッカーができたと思っています。前半が難しかったです。シュート数だけで測れない攻撃はできていると思っているのでシュート数ほど悲観していないですし、攻撃に関しては今季の課題で、以前から話しているように勝点差ほど抜けているわけではなく、実力差は僅差で色々な要因があって優勝することができただけで勝点差ほど(内容で)圧倒するにはもう少し時間がかかると思います。
 
-ウイングバック、両翼がなかなか前進できていなかったと思いますが、どのように感じましたか?
3バックでやっていますが、両サイドのDF、両ワイドのMFがうまく機能していなかったかなと。後半は喝を入れる意味で配置を変えたりして後半は相手も足が止まってきて動かせる部分もありましたが、前半のテンションが高い守備強度高い状態の相手に対してボールを動かす部分に関して課題というか、やはり甘くなかったなと。ただ右のMF天野紗に関しては良さを出してくれて、前半右サイドにボールを集めていればもう少しうまく前進できたかなと。
 
-初代チャンピオンとしてリーグ全体のレベルに関してどう感じていますか?
自分の感覚では男子よりも女子のほうが世界とのレベル、距離感は近いのかなと。澤のようにバロンドールを獲った選手もいます。世界のリーグと追いつけ、追い越せではないですがそこまで離れていないと思っています。ただ得点が世界のリーグとの比較で少ないのがリーグ全体での課題で、私たちも得点をもっと取らないといけないという気持ちがあります。そのためにはリスクを負って攻撃にいかないといけないし、守備オーガナイズは良かったけど攻撃面には納得がいっていないと思っています。スピードやサイズでは世界と差があったとしても、テクニックやコンパクトなエリアでサッカーをするといった部分では日本はしっかりとできているの、それが日本の良さだと思います。リーグとしてももっと拮抗した厳しいゲームを続けていき良い質を追求していくこと、それが今後なでしこジャパンの強化にも繋がっていくのかなと。WE初代チャンピオンとしての責務として質の追求には今後もこだわっていきたいです。
 
GK 山下杏也加 選手

-試合を振り返ってください
相手が皇后杯優勝チームで、2020年なでしこリーグチャンピオンということで国立競技場のホームゲームでなんとしても勝ちたかったですし、自分たちが先にリーグ優勝を決めていたので真のチャンピオンを決める試合だと思って臨みました。相手のカウンターや、自分たちのボールの失い方で勝利を逃してしまったのが凄くもったいなかったなと。失点に関しても自分のすぐ近くを通り抜けたので私が止めていれば負けることはなかったと思います。
 
-1万人の観客が入りました。それに対して感じたことは?
ウォーミングアップの時からたくさんの人が来ていましたのでモチベーションになりましたし、たくさん来ていただいたからこそ自分たちは高いパフォーマンスを出さなければいけなかったです。もう一度、1万人が観に来てくれるのかな?という思いになりました。
 
-PKストップの場面を振り返ってください
菅澤選手が蹴ってくるのは想定していたので、ハイライトでもよく右側に蹴って決めているイメージがありましたので自分の左側にフェイクを入れて右に飛びました。シュートの高さは気になりましたけど、(低いシュートで)置きに来るだろうなと思い、タイミングもバッチリでしたのでなんとか止められて良かったです。

-試合前に優勝を決めた後の大事な試合だと話していました。今日の結果はどのような要因があったと思いますか?
浦和の清家貴子選手のコンディションが上がったのが大きいかなと。縦の速さが要注意で、星川監督からも「清家をどう止めるか」で守屋都弥選手が守備を意識して試合をしたのですが、全体的に守備的に試合をしてしまったのが今回の要因だったのかなと思います。
 
-ゴールに迫れなかったことに関しては?
相手のフォーメーションでスイッチがあり、なかなかマークにいけず、ボールを奪いにいけなかった分、5バック気味になっていたのもあり、ボールを奪ってから人数が少なかったりしてしまい繋がらなかったです。そうなると浦和は選手間の距離が近い分、良い攻撃はできていました。
 
-いよいよ次節が今季最終戦となります。来季に向けての意味合いも含まれてくるかと思いますがどう戦いますか?
個人的には国立競技場で勝ちたかったのですが、最後も勝利で終えたいです。星川監督も「良いサッカーをしよう」と言っていますので結果は残したいですが、内容にもこだわっていきたいと思います。
 
MF 天野紗 選手

-試合を振り返ってください
初スタメンで、5バックの右ワイドで中盤の守備を助けながらゴールに関わる仕事を意識して試合に臨みました。前半は攻守において左サイドで試合が進むことが多くて、右サイドにボールが来るのが少なかったので、後半はもっと自分のサイドにもボールが来るように呼び込んだりしました。
 
-アカデミー出身の選手として国立競技場のピッチに立てた心境は?
練習時からスタメンかな?と思う時があったので緊張とかはなかったのですが、国立競技場での前日練習で、国立競技場のピッチに立ったら少し緊張しました。
 
-1万人の前で試合をした心境は?
うまくいかない時でもサポーターさんの声がよく響き渡っていて自分の力、チームの力になり、やっていて凄く楽しかったです。
 
-両チームに代表選手がいて、国立競技場でプレーして普段の環境との違いはありましたか?
チームでの練習は強度が高く、それと同じくらいスピード感、身体の強さは感じて難しさはあったのですが、国立のピッチでプレーできることは貴重な機会なので楽しもうという気持ちを出していきました。
 
-今日はノエビアスタジアム神戸とは違う雰囲気でしたか?
今日はゴール裏にも多くの人がいたり、いつもよりも若い世代の人が多いなと、ピッチから見えました。すごく手を振ってくれていた子どもとかにボールを投げたりしました笑。
 
-今日の試合を経て、新しい目標ができたりしましたか?
ベンチから見ているピッチの感覚と、ピッチに立った時の感覚が全然違うなと感じたので、もっと試合に出て成長していけるようにと強く思っています。

【試合PHOTO】









































写真:窪田亮

【試合見逃し配信:DAZN Youtube】

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【次戦のお知らせ】
2021-22 Yogibo WEリーグ 第22節
5月22日(日)13:00キックオフ
vs.大宮アルディージャVENTUS
NACK5スタジアム大宮(埼玉県)

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