MATCH 試合

2022-23 Yogibo WEリーグ

INAC ○2 - 1● アルビレックス新潟レディース

01/08 SUN 10:30

ノエスタ

開催日時
2023年1月8日(日)10:30キックオフ
会場
ノエビアスタジアム神戸
対戦相手
アルビレックス新潟レディース
公式記録
公式記録

試合結果

2022-23 Yogibo WEリーグ 第8節
INAC神戸レオネッサ 2-1 アルビレックス新潟レディース

【試合開催日時】

2023年1月8日(日)10:33

【会場】

ノエビアスタジアム神戸(兵庫県)

【観客数】

2,462人

【得点者】

12分:愛川陽菜(I神戸)
55分:滝川結女(新潟L)
90+3分:守屋都弥(I神戸)

【INAC神戸レオネッサメンバー】



【アルビレックス新潟レディース】
<STARTING MEMBERS>
GK 21 高橋智子
DF 15 イ ヒョギョン
DF 4 三浦紗津紀
DF 3 羽座妃粋
DF 14 北川ひかる
MF 17 滝川結女
MF 20 山谷瑠香
MF 10上尾野辺めぐみ
MF 16 園田悠奈
FW 7 園田瑞貴
FW 11 道上彩花
<SUBSTITUTE PLAYERS>
GK 30 和田涼花
DF 2 浦川璃子
DF 13 加藤栞
MF 6 柳澤紗希
MF 28 森中陽菜
FW 9 児野楓香
FW 31 白井ひめ乃

【選手交代】

I神戸)
72分:OUT箕輪千慧/IN山本摩也
90+4分:OUT愛川陽菜/IN栫井美和子

新潟L)
46分:OUT園田悠奈/IN白井ひめ乃
82分:OUT園田瑞貴/IN児野楓香
90+3分:OUT山谷瑠香/IN柳澤紗希

【警告】

なし

【試合後監督質疑応答】
朴康造 監督

-試合を振り返って

ロスタイムにスーパーゴールが飛び出し、2-1で勝ち切れた素晴らしい試合になりました。試合前に新型コロナウイルス感染症の影響でメンバー全員でも15名というなかなか難しい戦力状態でしたが、「チームとしてここを乗り越えたいんだ」というのは選手に伝えさせてもらいました。それに選手が見事に応えてくれて、チームとしてひとつ大きな勝利となりました。

-15人の選手で試合に臨むにあたり、監督のプランに急遽変更はあったのでしょうか?
いくつかプランはありましたが、MF箕輪千慧 選手をスタメンに抜擢して試合にいくんだと決断をして信じて送り出しました。MF愛川陽菜 選手もFWでスタメン出場し、先制点を決めて結果に繋がりましたし、チームとして良かったと思います。

-今日の高校女子サッカーとのダブルヘッダーは画期的な試みだと思いますが、監督としてこのような舞台はどうでしょうか?

女子サッカー界の発展のために今日のような試みは良いことですし、自分たちは現場の人間なので良い試合をして「女子サッカーって素晴らしいんだな」と見せられるのは意義があったと思います。
選手たちが良いプレーを見せてくれて、まずはダブルヘッダーの1試合目に良いサッカーを見せられたのではないかなと思います。

-MF箕輪選手、MF愛川選手、DF井手ひなた選手といった若手が緊急事態の中で奮起していたと思います。若手の奮起がチームに与える影響はどうですか?

やはり私個人としては「試合に出られないんだ」という空気感は作りたくないですし、「調子が良ければどこかで試合に出られるんだ」というチャンスを絶対与えたいと思っていました。それが今日になり、見事にチャンスを掴んでくれましたし、チーム内の争いもででくるので良い流れだと思います。

-今日はゴールも決めて今季、調子が良いDF守屋都弥 選手の評価を改めて教えてください。
ゴール以外のところでも例えば後半、カットインのビッグチャンスがありましたし、試合の中でも良い組み立て方をしていたり、運動量のところでも大きな活躍をしてくれています。チームとして彼女がいないといけない状態になっています。有難い選手です。

-WEリーグ前半戦無敗で(3月から)後半戦を迎えます。この原動力、これだけ勝ち続けられたのはどんな部分が大きかったのでしょうか?

ひとつだけですね。選手たちがよく走り、戦ってくれたことがすべてだと思います。

【試合後選手コメント】
DF 三宅史織 選手

-試合を振り返って
難しい試合になるのはわかっていましたし、チーム全員で戦うということができたのは良かったと思います。

-2点目を取りにいく展開になりましたが、どんな狙いをもってプレーされていましたか?
1点を先制した後も攻撃的なサッカーをして2点、3点目を奪いにいこうとしたところ、あまりうまくいかずチャンスを決められて1-1になってしまいました。でも自分たちは「勝ち」しか目指していないので、点を取りにいくために人数もかけましたし、カウンターをくらうこともありましたが、その分攻撃的な選手がどんどん前に行って流動的なサッカーを目指しました。
観ている方からすると無謀なところもあったんじゃないかと思うぐらい、みんなが攻撃参加していたのすが、それぐらいじゃないと相手の硬い守備は崩せないですし、みんなが勝ちたいという気持ちが出た試合でした。

-今日はチャンスを得た若手選手がそれぞれ特長を出していましたがどうでしたか?
チームで一緒にプレーしていて貪欲な選手が多いというのはわかっているので、今日はミスを恐れずにどんどんプレーしていこうと。90分間もたなくてもいいし、その分最初から思いっきり全力でやっていこうと声を掛けました。みんな責任をもってプレーしているのですごいというか、若手が伸び伸びとできるようにサポートしていきたいと思います。

-終盤、三宅選手がペナルティエリア内で攻撃に絡んだシーンもありました。どんな気持ちでプレーしていましたか?
バランスを見ながらですが、得点のチャンスだと思ったら前線に行きたいですし、高身長な選手が不在の中、相手が引いてきた時に自分が前線に残っていた方がクロス、コーナーのこぼれ球にはチャンスになるかなと。
試合の状況を見て、という感じです。リーグ戦と皇后杯ではやりたいことは一緒ですが、今日のような場面で2点目を取りにいくか、自分が残るのかは戦い方をこれから考えていきたいと思います。

MF 伊藤美紀 選手

-無敗で前半戦を終えました。振り返るとどうでしたか?
去年もギリギリで勝つ試合が多かったので、忍耐力じゃないですが昨年の試合の経験も活きています。点が入らなくても攻撃の手を緩めなければ、90分+ロスタイムで絶対に点を取るという強い気持ちがみんなの中にあると思います。
後半、相手の足が止まる時間帯でも私たちは走り続けたり、後ろから人数をかけて上がって攻撃できるのが今年の強みかなと。それが前半戦は良い流れでいけた要因だと思います。

-ラインをあれだけ上げることに怖さはないでしょうか?
最初はありました。WEリーグカップの時から取り組んでいて、その分失点やカウンターも多かったですが、すごく学んだことも多かったです。ただ上がるだけじゃなくてダウンするタイミングだったり、カップ戦の段階で整理ができていました。みんなで新しいことにポジティブにチャレンジした結果、今こうやっていい形で前半戦を終われたんじゃないかなと思います。

-今年は中央で起点になるシーンが多くみられます。意識したり、チャレンジしている部分でしょうか?
昨シーズンは中央でプレーしたいという気持ちもありつつ、色々なポジションを経験し、その中で新たに見える景色だったり、ほかのポジションの気持ちが分かり、サッカーをより深く知ることができました。
その経験が今すごく活きていて、相手がどこに立たれたら嫌なのか、味方はここに居てほしいんだろうな、というのが自分の中で整理されています。
プラス、(ボールを)受けて前を向いて、縦パスや今年はドリブルで運ぶことを意識的に取り組んでいます。ゴールに直結するような仕事、アシストや得点も狙っていますし、つなぎの部分も去年よりさらに精度を高くというのは意識しています。

【試合PHOTO】































写真:中辻颯太

【試合見逃し配信:DAZN】
https://www.dazn.com/ja-JP/p/WE_kobe/


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【次戦のお知らせ】
皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝
2023年1月15日(日)18:00キックオフ
vs.三菱重工浦和レッズレディース(WEリーグ/埼玉)
カンセキスタジアムとちぎ(栃木県)

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