2022-23 Yogibo WEリーグ
千葉L ● 0 - 1 ○ INAC
06/04 SUN 13:00
フクアリ
- 開催日時
- 2023年6月4日(日)13:00キックオフ
- 会場
- フクダ電子アリーナ
- 対戦相手
- ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
- 公式記録
- 公式記録
試合結果
2022-23 Yogibo WEリーグ 第21節
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-1 INAC神戸レオネッサ
【試合開催日時】
2023年6月4日(日) 13:03
【会場】
フクダ電子アリーナ(千葉県)
【観客数】
2,051人
【得点者】
43分:成宮唯 (I神戸)
【INAC神戸レオネッサメンバー】
【ジェフユナイテッド市原・千葉レディース】
<STARTING MEMBERS>
GK 1 清水栞
DF 14 大熊環
DF 3 市瀬千里
DF 4 林香奈絵
MF 5 田中真理子
MF 7 大澤春花
MF 8 岸川奈津希
MF 6 今井裕里奈
MF 27 蓮輪真琴
FW 1千葉玲海菜
FW 10 鴨川実歩
<SUBSTITUTE PLAYERS>
GK 30 大熊茜
DF 2 藤代真帆
DF 15 鶴見綾香
MF 24 城和怜奈
MF 29 小林ひなた
FW 9 大滝麻未
FW 20 小川由姫
【選手交代】
I神戸)
68分:OUT 愛川陽菜/ IN 阪口萌乃
85分:OUT 髙瀬愛実 / IN 天野紗
千葉L)
66分:OUT 大澤春花 / IN 小川由姫
78分:OUT 田中真理子 / IN 城和怜奈
78分:OUT 蓮輪真琴 / IN 藤代真帆
86分:OUT 千葉玲海菜 / IN 小林ひなた
86分:OUT 大熊環 / IN 鶴見綾香
【警告】
79分:成宮唯(I神戸)
【試合後監督質疑応答】
朴康造 監督
-今日の試合をふり返って
アウェイで1対0という結果になりましたが、非常に難しい試合になりました。相手のフォーメーションは4-4-2と想定をしていましたが、自分たちの形にミラーで当ててきた状況になりました。そうなる想定もしてはいましたが、うまく崩せなかったなという印象です。でも、勝ち切れたのは本当に良かったと思います。
ー浦和(三菱重工浦和レッズレディース)のリーグ優勝が決まった翌日の試合で、選手はモチベーションを保つのが難しかったのでは?
本当におっしゃる通りで、自分の中でも懸念していた部分でした。試合前、選手には浦和さんが優勝したとしても、それに関係なく目の前の一戦に最大限集中して勝ち点3を取りきると伝えました。試合後も(リーグ戦)2位が確定したとしても、次節も消化試合ではなく、目の前に勝負があるなら最大限、力を出すのがプロであって、応援してくれる方に最高のプレーを出せるように準備をして、いい試合をすることでモチベーションをキープするように伝えました。
ー選手へはどのような指示を?
守備で自分たちがコンパクトブロックから前向きに奪いたいところでしたが、嚙み合わせというか、相手のポジションもあり、なかなか前からいけないところがありました。ハーフタイムではそこをもう少しシンプルに整理して、サイドに誘導してから前向きに奪おうと伝えました。攻撃面では、自分たちのポジションをずっと守っていては”隙”が生まれないので、誰か1人がアクションを起こしてポジションを崩してもいいので、ボールを受けたり、背後を狙ったりして相手の隙を作っていこうと話をしました。
ーリーグ戦2位、皇后杯準優勝という成績は監督1年目としては評価できるのではないでしょうか?
監督1年目でそういった評価を受けるのは非常に嬉しいですが、本当に優勝したかったですね。全てのタイトルにおいて優勝したかったです。タイトルを一つも獲れなかったのは責任を感じています。それ以上でもそれ以下でもありません。
ー監督1年目のシーズンをふり返って
僕個人としては悔いは一つもありません。毎日毎日、本当に全力で積み重ねて、ここまでやってきましたし、まだシーズンも終わっていないので、最後の最後まで(全力を)出し切りたいなと思います。(INAC神戸には)いい選手たちが揃っています。優勝できる選手たちが揃っている中で、その選手たちを活かしきれなかったのは僕の力不足ですが、また自分も勉強してこれから成長していかないといけないと思います。
ーチームの今後への課題は?
相手陣地に押し込んだとき、例えば中央に刺していって3人目(プレーヤー)のコンビネーションであったり、(攻撃の)アイディアの部分ですね。今日も後半に少し押し込めるタイミングがありましたが、ちょっとしたアイディア不足であったり、1人~2人の関係性に留まってしまっていたので、3人目、4人目と(攻撃に関わって)テンポの良い攻撃ができれば、相手を剥がしていけるんじゃないかなと感じています。
【試合後選手コメント】
DF 土光真代 選手
ー今日の試合をふり返って
CBの中央に入った点は普段とそんなに大きく変わらないですけど、見える景色が真ん中とサイドでは違うので、中の方が両方見えて指示できました。ラインコントロールも自分で(周囲に)しゃべりながらできて、オフサイドを何本か取れたのは良かったです。
前半は相手がシンプルに裏に蹴ってくるところで、ラインを下げるのが遅れたり、角(コーナー)を取られたことも何回かあり、後半は改善できましたが、1対0でギリギリ(の勝利)だったなって感じです。
ーいつも以上によく土光選手の声が聞こえました
いつもは横にピグさん(三宅史織 選手)がいて話す人がいるのですが、今日は(欠場で)いなかったので、もう(自分が)全部しゃべろうと思ってしゃべっていました。
ー土光選手のプレーを起点に得点が生まれました
(今日はポジションが)真ん中だったので右も左もどちらでも蹴れるのは練習から意識していました。ゴールシーンはタナさん(田中美南 選手)さんが(チャンスを)作りに降りてきてくれて、ワッキー(脇阪麗奈 選手)が2対1で仕掛けて、フリーになっていた自分を使ってくれたので、シンプルにみやび(守屋都弥 選手)が使えました。あのシーンもしゃべりながら、ボールを動かて、お互いがしっかり声かけをしながら決められたので良かったです。
ー相手のコーナーキックも8本と多かった中注意していた点は?
相手は165cmを超える選手がたくさんいる中で、INAC神戸の選手は身長がそんなに高くなかったり、ミスマッチが多くありましたが、シンプルに1個目は(ボールに)触れなくても相手をぶらすとか、集中を切らさないとか、そこはずっと声をかけていました。危ないシーンもありましたが、何とか耐えれてよかったです。
ー最終節のAC長野戦に向けて
今日勝てたことで2位は確定しましたが、最後はやっぱり見てておもしろいサッカーだったり、やっていておもしろいサッカーをやりたいなと思います。対戦相手のAC長野も今勢いがあってすごくいいチームだなと思います。相手の勢いにのまれないようにしつつ、自分たちが主導権を持って、攻守においてアグレッシブな楽しいサッカーをしたいです。
MF 成宮唯 選手
ー先制点をふり返って
前半苦しい時間もあったんですけど、あそこで1点取って前半を折り返したってのはでかいと思います。よく決めれたかなと思います。
ー古巣相手に得点を取ることができました
今までだったら「絶対決めてやる」って気持ちで結構空回りしていたんですけど、今日はリラックスして試合に入れてすごく楽しくプレーもできて、自分らしさを出すことができました。
ー守備の面での活躍も目立っていました
自分自身は(身長が)小さいし、守備の強度は低いと思っているので、今シーズン1年通して課題に残るぐらい全然できてはいないんですけど、それを補う走力や予測の部分では少し先手を取れてきて、今では少し守備がちょっと楽しいと思えるようになりました。
ー最終節のAC長野戦に向けて
やっぱり勝って終わりたいです。今日でリーグ2位が決まりましたが、優勝を目指した中での2位ですごく悔しい結果です。最後は勝つだけだと思ってるので、自分たちのサッカーをして、いい試合をして内容・結果ともに今シーズンの総括みたいな感じで、いい感じで終われたらなと思っています。
ースタンドに応援に来られていた皆さんへ
アウェイゲームで、もう優勝がない中でも多くのサポーターの方が見に来てくださっていました。また、私が千葉L時代にいろいろ支えてくださった方もスタンドで見つけました。もっとがんばらなきゃいけないなって思ったのと、女子サッカーを愛してくれているサポーターの皆さんは温かいなと感じました。ありがとうございました。
【試合PHOTO】
写真:窪田亮
___________________________
【次節 今シーズン最終戦】
2022-23 Yogibo WEリーグ 第22節
2023年6月10日(土) 13:00キックオフ
vs.AC長野パルセイロ・レディース
長野Uスタジアム(長野県)