MATCH 試合

2023-24 WEリーグカップ

大宮V ○4 - 1 ● INAC

08/27 SUN 18:00

NACK

開催日時
2023年8月27日(日)18:00キックオフ
会場
NACK5スタジアム大宮
対戦相手
大宮アルディージャVENTUS
公式記録
公式記録

試合結果

2023-24 WEリーグカップ グループB 第1節
大宮アルディージャVENTUS 4-1 INAC神戸レオネッサ

【試合開催日時】
2023年8月27日(日) 18:00

【会場】
NACK5スタジアム大宮(埼玉県)

【観客数】
1,099人

【得点者】
前半13分:林みのり(大宮V)
前半34分:井上綾香(大宮V)
前半37分:仲田歩夢(大宮V)
後半57分:成宮唯(I神戸)
後半90分+2:井上綾香(大宮V)

【INAC神戸レオネッサメンバー】


【大宮アルディージャVENTUS】
<STARTING MEMBERS>
GK 1 望月ありさ
DF 26 杉澤海星
DF 5 乗松瑠華
DF 4 長嶋洸
DF 6 有吉佐織
MF 11 阪口萌乃
MF 15 林みのり
MF 13 仲田歩夢
MF 8 上辻佑実
FW 19 船木里奈
FW 9 井上綾香

<SUBSTITUTE PLAYERS>
GK 22 今村南海
DF 2 坂井優紀
DF 28 柴山史菜
MF 18 田嶋みのり
MF 25 村上真帆
FW 33 大島暖菜
FW 16 北川愛莉

【選手交代】
I神戸)
46分:OUT 林愛花 /IN 天野紗
46分:OUT 桑原藍 / IN 栫井美和子
69分:OUT 増矢理花/ IN 愛川陽菜

大宮V)
55分:OUT 上辻佑実 / IN 田嶋みのり
64分:OUT 仲田歩夢 / IN 大島暖菜
64分:OUT 阪口萌乃 / IN 北川愛莉
84分:OUT 船木里奈 / IN 坂井優紀

【警告】
なし

【試合後監督質疑応答】
ジョルディ・フェロン 監督

―試合をふり返ってください

 前半はこちらのプレーが全くできず、非常に悪かった時間帯でした。そこをうまく崩され、点を取られてしまいました。自分たちがやろうとしてることをうまくできませんでした。前半は相手が私たちを上回ってたというのが事実です。後半はいろいろ修正を加えました。それによって点も生まれる展開になりましたし、追加点を狙えるシーンもあったと思いますが、ゲームを取り返すことができませんでした。

―監督自身、公式戦初戦で代表選手の欠場など、いろんな要因があるかと思いますが、監督の考える敗因は?

 私達にとってはプレシーズン、練習試合も含めてここまで(代表組を含め)選手の人数が足りない状況で戦わないといけないことが一つ要因だと考えられます。しかし、いい練習は積んできましたし、親善試合も含めて練習試合もいい展開の試合はできていました。でも、それが全く前半には見られなかった。それも敗因の一つです。私としては満足いかない結果ですが、これを受け止めなければなりません。今のチームをこれから更に成熟させていかないといけませんし、そのチーム作りをやっている途中だと思います。今回は15人しか選手を連れてくることができませんでしたし、レギュラー(と考えている)選手も出場していません。そういったところも含めて、これからチームとして成長していく過程にあると考えてます。

―思いどおりのプレー、試合展開が出来なかった原因は?
 いくつか言い訳を並び始めたら、いろいろあると思います。それを言ったところで仕方ありませんが、大宮さんの方が私達よりも勝っていました。それで私達が本来のプレーを見せられなかったことも一つの事実だと思います。ショートパスを繋いで、ゲームを作っていきたかったのは事実です。(このスタジアムの)ピッチにも慣れてなかった、今日は(試合前の雨で)少し濡れていてボールが早くなってしまったところもあったと思います。そういったところでうまく自分たちが対応できなかったです。後半はピッチにも慣れてきたこともあったのでしょうけれど、うまくショートパスを繋いで崩すとか、裏のスペースを攻略するという攻めができたシーンがいくつか見られました。

―ベンチ前に立ち、頻繁に指示を出していましたが監督のスタイルですか?
 私は選手と同じと同じように戦いたいという気持ちを持って試合に臨んでいます。ベンチに座ってゲームを見るよりは、選手に指示をしながらやっていく監督だと自分自身は思っています。どちらかというと情熱的に指示を多く出す監督だと受け取って頂いても良いと思います。

―来日して1ヶ月で指導の落とし込みがどれくらい出来ていると感じますか?
 自分たちのやろうとしてることをもっともっと見せられる試合にしたかったです。いくら出せたか、という表現の仕方は難しいです。私は選手に対しての要求が非常に高く、いろいろ選手に求めてるものがありますが、今日の試合はなかなか出しきれてなかったとお答えしたいと思います。今日の前半の内容で、今まで練習でいろいろやってきたのにうまく出せなかったので、私自身ももう少し選手のことを知らないといけないし、選手も私が求めていることをもっと知ってもらわないといけないと感じました。
そのような課題が見えた試合でした。あと最後にもう一つ付け加えたいのは、選手たちは後半は非常に勝ちたいという気持ちを見せてくれました。勝ちにいきたい、やろうとしてるサッカーを見せてくれたと思いますので、その部分では選手を称えたいと思います。

GK 戸梶有野里 選手

―WEリーグ、スタメン初出場となりました。どのような気持ちで臨みましたか?

 スタメンが発表された時は結構緊張していましたが、でも当日は意外と楽しみの方が勝っていました。

―後ろから見ていて、試合をどのようなことを考えていましたか?
 新しい監督の下、4バックという新しいフォーメーションを新チームとして立ち上げてきましたが、やってきた練習の内容が試合では出せていなかったなとは思います。
前半はペースが掴めず、ボールを失う回数が多かったですが、後半は前を向いてディフェンスラインから前の選手たちが自信を持って前を向く展開が増えていったかと思います。

―次節(9月3日)のAC長野戦へ向けてどう準備していきますか?
 1週間なのでやれることは限られてくるのですが、気持ちが落ちてしまったので明日はリフレッシュしてオフ明けの気持ちの持っていきかたが大事かなと思っています。

―今日はスタジアムに戸梶選手のユニフォームを着て応援してくれたファン・サポーターの方もいました。最後にメッセージをお願いします。
 試合が終わった後に少しお話をしたのですが、記念すべきWEリーグデビュー戦で今まで応援を続けてくれた人の前で晴れ舞台を良い形で終えることができなかったのが残念ですが、期待も込めてこれからも応援し続けてくれたらと思います。

MF 成宮唯 選手

―4-1と悔しい結果になりましたが(新チームの)初陣ということで、どれくらい力を出せましたか?
 前半はほとんど(力を)出せなくて3失点してしまい、もったいないゲームをしてしまいました。個人的には初陣が楽しみでもあったので、悔しい感情と、うまく現わせない難しい感情があります。

―個人のプレーはどうでしたか?
 昨季より求められることが多くなって、女子W杯でスペインが優勝したようなスペインのサッカーのスタイルをスペイン人のジョルディ監督も求めているので、中盤のタスクが個人的にはすごく多くなっています。その中で今日は自分の中でゲームを作ることと、チャンスメークというところではほぼできなかったので課題が多く残る試合でした。

―カップ戦はリーグ戦への準備期間かと思いますが、リーグ戦までの3ヶ月で監督のやりたいことができそうな手応えはどうですか?
 新チームが始動して1ヶ月弱、ここまで練習をしてきて個人的には今季のサッカーはすごく楽しいです。昨季と比べてより戦術が細かく、規律もある程度あり、でも自由もあります。W杯に出場した代表選手たちも戻ってきて3ヶ月でどう変わるのか楽しみでもありますが、もっとやらないとここから他のチームも良くなっていくので危機感をすごく感じています。監督の中では、まだやりたいことがあると思うので、そこについていけるように。求められていることをひとつずつ、できるようにしていかないといけないです。

―振り向きざまの素晴らしいゴールでしたが、自分の中で形にしていきたいですか?
 今季はトップ下であったり、ボランチの位置であったり、自分がどこに動くというのもある程度自由にやらせてもらっているので、その中で今季は結果を残すためにシュートレンジを広くしたり、最後に足を振りぬくというのは今日はできたかなと思います。

―前半うまくいかなかったのは、準備期間が1ヶ月弱だからなのか、新しく入った選手たちとの連携なのか、どうですか?
 メンバーを見ても分かるように人数も少ないですし、昨季は試合に絡めなかった選手たちが出場しています。でも言い訳にはならないと思いますし、自分はピッチに入ったら関係ないと思っている中で、今日はみんなが持っている力を出しきれなかったのが理由ですね。

―初戦ということで戸惑いは要因としてありましたか?
 おそらく要因は選手それぞれ思うものがあると思います。今日は若い選手も多かったので自分がカバーできたら良かったのですが、そんな余裕もない試合展開になってしまったので、もう少し若い選手たちが伸び伸びとプレーできる環境を自分たちが作ってあげないといけないなと感じました。

―(INAC神戸に来て)ジョルディ監督が3人目の監督となりますが、やることが変わったり、増えたりするのはプラスに働いていますか?
 2021-22シーズンの星川監督には色々な引き出しをもらい、昨季の朴康造 監督はまた違うサッカーでしたけれど、サッカーの幅は広くなりました。今季は初めての外国人監督で自分にとっては新鮮で、これまでにない感覚です。コミュニケーションだけでなく、チームワークを大事にする監督です。INAC神戸は個性の強い選手が多いので(個性が強いのは)良い部分でもあり、チームワークが大事な時も絶対にあります。今季はそこを大事にしているので自分自身も意識してやっていきたいです。

【試合PHOTO】

































写真:鈴木颯太朗
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【次戦のお知らせ】
2023-24 WEリーグカップ 第2節
2023年9月3日(日) 18:00キックオフ
vs.AC長野パルセイロ・レディース
長野Uスタジアム(長野)

2023-24 WEリーグカップ 第3節

2023年9月10日(日) 16:00キックオフ
vs.ちふれASエルフェン埼玉
ノエビアスタジアム神戸(兵庫)

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