2023-24 WEリーグカップ グループB 第2節
AC長野パルセイロ・レディース 3－1 INAC神戸レオネッサ

【試合開催日時】
2023年9月3日(日) 18:00

【会場】
長野Ｕスタジアム(長野県)

【観客数】
1,235人

【得点者】
前半13分：奥津礼菜 (AC長野)
前半43分：川船暁海 (AC長野)
後半67分：愛川陽菜 (I神戸)
後半90＋5分：菊池まりあ (AC長野)

【INAC神戸レオネッサメンバー】


【AC長野パルセイロ・レディース】
＜STARTING MEMBERS＞
GK 1 伊藤有里彩
DF 2 奥津礼菜
DF 22 奥川千沙
DF 5 岩下胡桃
DF 3 岡本祐花
MF 6 大久保舞
MF 7 三谷沙也加
MF 18 伊藤めぐみ
MF 28 稲村雪乃
FW 11 川船暁海
FW 20 宮本華乃

＜SUBSTITUTE PLAYERS＞
GK 21 梅村真央
DF 24 橋谷優里
MF 8 柴山史菜
MF 18 田嶋みのり
MF 25 村上真帆
FW 33 大島暖菜
FW 16 北川愛莉

【選手交代】
I神戸）
46分：OUT 髙瀬愛実 ／ IN 増矢理花
46分：OUT 林愛花 ／ IN 山本摩也
76分：OUT 成宮唯 ／ IN 桑原藍
88分：OUT 栫井美和子 ／ IN 箕輪千慧

AC長野）
68分：OUT 稲村雪乃 ／ IN 鈴木日奈子
68分：OUT 宮本華乃 ／ IN 大島暖菜
79分：OUT 川船暁海 ／ IN 上田莉帆
79分：OUT 大久保舞 ／ IN 菊池まりあ

【警告】
87分：栫井美和子(I神戸）

【試合後監督質疑応答】
ジョルディ・フェロン 監督

ー試合をふり返って下さい。
（目の前の試合に）勝つためのプレーはしっかり見せれたとは思います。しかし、試合に負けてしまった。なかなか今日はその説明が難しい試合でした。

ー2試合を終わっての課題は？
　前節と比べて、今日のゲームでは前半から後半に課題の修正はうまくできたと思っています。具体的な課題はやはり守備面です。今日も失点が多かったことを考えても、もう少し堅いディフェンスをしないといけないです。ただ、次の試合からは合流してくる（代表の）選手もいますので、そこはもう少し修正できるのではないかと考えています。今日も(前節は欠場した)山本摩也 選手が出場し、チームに良い影響を与えてくれたと思いますので。

ー代表選手が今日も出場していませんでした。
　代表での活動(FIFA女子W杯)がありましたし、そこで代表選手は活躍してくれました。クラブも（リーグ戦への疲労などを考慮し）、14日間の休みを与えました。今すぐ試合で使うのではなくリーグ戦も踏まえて、彼女たちの体調を徐々に良くさせることを考慮しながら練習をしています。(チームに合流して）1週間経って、これから2週間目に入ろうとしています。その中で彼女たち方のコンディションを整えることが、チームにとって、この先のリーグ戦を戦うには良いと考えていますし、今後も代表活動（9月23日の国際親善試合）に呼ばれる可能性もあります。チームのためにも、日本代表のためにも、活躍することが大事だと考えています。

ー期待して起用した若手選手への評価は？
　練習では確実に良い成長を見せてくれていますが、なかなか試合で良さが見せれていないと感じています。試合前のミーティングで自分らしくプレーするように期待して声はかけているのですが……。公式戦ということで緊張や不安を感じて臨んでいるのかも知れませんが、それを払拭して自信を持ってプレーして欲しいです。

ー次節、9月10日(日)EL埼玉戦は今シーズン最初のホームゲーム（ノエビアスタジアム神戸）です。
　ノエビアスタジアム神戸に来て下さるお客さんに喜んでいただけるようなサッカーを見せたいと思います。この2試合、アウェイにも関わらずサポーターの皆さんが来て下さっていたのに、良い試合をお見せできずに残念でしたが、代表組も戻ってきて(ここまでとは)違うINAC神戸をお見せしたいと思います。

DF 土光真代 選手

―リーグカップ開幕から2連敗となりました。チームに足りてないものは？
　戦術どうこうというよりもシンプルに一対一で負けないとか、パスをずらさないとか、相手より球際でがんばるとか、それが全部足りていないから、こういう結果になってると。監督が言っていることがどうこうというよりも、最低限のことを全員ができていないから負けているのだと思います。

―ハーフタイムに監督からの指示を受け、自分たちでどう改善していったのですか？
　ハーフタイムは前節(8/27、1-4大宮V戦）と同じ感じで前半は何もできていないから、もう後半やるしかないと送り込まれ、(山本)摩也さんと(増矢理花さんが入って、勢いというか、行こうと盛り上げるところだったり、それをプレーで見せてくれたから周りの選手もそれについてきたと思います。それが前半はできず、後半も点はもっと取れたのでもったいない試合になってしまいました。

―4バックだからというよりも、それ以前に課題があると？
　システムだったりメンバーなんて関係ないと思うし、与えられた中で自分たちの一番をやるしかない中で力を出せなかったです。

―次節（9/10、EL埼玉戦）は今シーズン最初のホームゲーム(ノエビアスタジアム神戸)になります。ファン・サポーターへメッセージをお願いします。
　この2試合、アウェイにも関わらず、たくさんの方がスタジアムに応援に来てくれて、それは自分たちにとってはすごい励みになっていましたし、でもそれを何ひとつ形で残せられないのは自分たちの責任なので、残りの試合もしっかり応援してもらえるようなチームだったり、選手にならなきゃいけないですし、INAC神戸はこれではダメだと思うのでホームでしっかりと勝てるように1週間取り組んでいきたいと思います。

FW 髙瀬愛実 選手

―ハーフタイムに髙瀬選手がロッカーでみんなを鼓舞していましたが、どのような気持ちを伝えたのですか？
　前節の敗戦から変えていきたいという思いと、絶対に勝ちたいという気持ちで入ったのですが、やはり失点場面や、やられている場面が球際だったり、自分たちのミスというところになってしまったので、それもチームとして（約束事を）守りきれなかったですし、気持ちが入ると良い判断もできなくなっていって、なんとかしたいという気持ちが良い方向に進んでいない気がしました。
しっかり人数をかけて取りにいってるのなら、何としてでも止めなきゃいけないですし、(取りに)いかないと判断するのなら、しっかり周りから声をかけてどうするのかを話していかないといけないよねという話をしました。

―後半は愛川(陽菜)選手のゴールも入り、ゴールへの意識が変わりましたが、髙瀬選手から見てどう変化したと思いますか？
 前節の大宮V戦も後半から自分たちがボールを握れる時間が増えて、それは自分たちが良くなった部分も当然あると思いますけど、若干相手の運動量が落ちたりとか、隙が見え始めたりといった部分の方がどうしても多い気がしてしまいます。前半もチャンスがあったので自分としてはFWとして、そこをしっかり決め切れなかったり、押し込めなかったというのが課題かなと思っています。

―2試合を戦い、チームに足りていない部分はどんな点だと思いますか？
　戦術であったり、やってきてることなど準備していることは、しっかりあるのですがそれをスタートからピッチで表現できているか、自分たちができているかと言われるとやっぱりまだまだだよね、と思います。ピッチでは色々な要素があると思うのですが、ピッチ状況だったり、メンタル面だったり、今日の調子だったりとか、そういうトータルで踏まえて試合で自分のベストをどう出すかというのは各々の準備だと思うので。そういった部分で、まだまだ学んでいかなければいけないかなとは思っています。
調子に波の無い選手、練習通りにできる選手、練習ではできているのに試合ではうまく表現できない選手と、色々とあるとは思うのですが、そこは選手ひとり、ひとりが感じていると思うので。自分も若い時そうでしたし。でも、その時に自分が調子が悪くても何ができるかと考えなきゃいけなかったので、自分は今までも変わらないですし、（今日も）もっと何かできたんじゃないかなと毎試合ごとに課題は出るので。もっと良い準備ができたんじゃないかなとか思います。そういう意味では、個人としてもそうですし、チームとしても、もっと何かできたんじゃないかっていうのは、まだまだあるので。代表選手たちも帰ってきて、この1ヶ月間を準備してきたメンバーで(試合を戦う)というのは、なかなか難しくなりますし、すごく悔しいですけど、自分もまたチームでも争いがあるので頑張らなきゃいけないなと思います。

―次節（9/10、EL埼玉戦）はノエビアスタジアム神戸でのホームゲームとなります。ファン・サポーターへメッセージをお願いします。
ノエスタで、自分たちのホームでの強さというのはファン・サポーター皆さんの応援だと思うので、今は悪い流れで2連敗となっていますがノエスタで良い流れを引き寄せられるように、またこの悪い流れを断ち切れるように良い準備をしてがんばりたいと思います。

【試合PHOTO】













写真：兼子愼一郎
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【次戦のお知らせ】
2023-24 WEリーグカップ 第3節
2023年10月3日(日)　16:00キックオフ
vs.ちふれASエルフェン埼玉
ノエビアスタジアム神戸(兵庫)