皇后杯 JFA 第45回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝
INAC ○ 3 - 2 ● (延長) ちふれASエルフェン埼玉
01/20 SAT 11:00
サンガS
- 開催日時
- 2024年1月20日(土)11:00キックオフ
- 会場
- サンガスタジアム by KYOCERA
- 対戦相手
- ちふれASエルフェン埼玉
- 公式記録
- 公式記録
試合結果
皇后杯 JFA 第45回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝
INAC神戸レオネッサ(WEリーグ/兵庫県) 3-2 ちふれASエルフェン埼玉(WEリーグ/埼玉県)
【試合開催日時】
2024年1月20日(土)11時03分
【会場】
サンガスタジアム by KYOCERA(京都府)
【観客数】
1,079人
【得点者】
39分:田中美南(I神戸)
52分:吉田莉胡(EL埼玉)
61分:守屋都弥(I神戸)
83分:祐村ひかる(EL埼玉)
120分:北川ひかる(I神戸)
【INAC神戸レオネッサメンバー】
【ちふれASエルフェン埼玉メンバー】
<STARTING MEMBERS>
GK 1 浅野菜摘
DF 20 岸みのり
DF 2 木下栞
DF 24 大沼歩加
MF 13 佐久間未稀
MF 5 瀬戸口梢
MF 17 唐橋万結
MF 19 金平莉紗
FW 8 園田悠奈
FW 6 瀬野有希
FW 10 吉田莉胡
<SUBSTITUTE PLAYERS>
GK 21 小野未織
DF 3 松久保明梨
DF 4 橋沼真帆
MF 7 大曽根由乃
MF 29 祐村ひかる
FW 18 髙橋雛
FW 22 ブラフ・フェイ
【選手交代】
I神戸)
62分:OUT 愛川陽菜 / IN 髙瀬愛実
89分:OUT 井手ひなた / IN 増矢理花
EL埼玉)
HT:OUT 唐橋万結 /IN 祐村ひかる
65分:OUT 佐久間未稀 /IN 松久保明梨
75分:OUT 瀬戸口梢 /IN 髙橋雛
【警告】
19分:金平莉紗(EL埼玉)
【試合後監督質疑応答】
ジョルディ・フェロン 監督
―試合を振り返って
難しい試合になるだろうということは予想していました。EL埼玉さんはとても守備が堅く、ブロックを引いて低い位置を作って守ることは把握していました。今週は、その守備の堅い相手をどう攻めていくのか、中でボールをしっかり動かしながら相手を揺さぶりつつ攻めていくことを課題にして練習をしていました。
実際にはロングボールを中に入れても跳ね返されるところもありましたし、試合展開の中で時間が経つにつれ、ナーバスになってボールを蹴ってしまう時間帯もありました。
結果的に守備の堅いEL埼玉さんから3点を取れたことは評価できるところだと思います。ただ、2度リードしたにも関わらず、その後うまく守り切れなかった、相手のカウンターを食らってしまったのは良くなかったですし、チームとしては課題として挙げられます。
その中で選手たちのメンタル面の強さが最後にはしっかり発揮できたと思います。リードしても追いつかれ、もう1回がんばってゲームを取り返して再び追いつかれたわけですから。90分、さらに延長となり、何としてでも勝ちたい気持ち、戦う気持ちを見せてくれたと思います。
PK戦になってしまうとどっちに転んでもおかしくない「くじ引きを引く」ような形になってしまいますので、そうなる前に勝ちに持っていけた気持ちの強さはとても良かったと思います。
―リーグ開幕から無敗が続いています
WEリーグ、皇后杯、トレーニングマッチを含めて、十数試合は負けていません。チームとしては好調な状態で決勝に出るまで選手たちが努力を続けてくれています。それが結果として出て、今日は良かったと彼女たちを評価しています。
―途中から投入した髙瀬(愛実)選手への指示は?
高瀬選手はよくファイトしてくれる選手です。これまでの試合でもそれを見せてくれていましたし、今日は前線にボールを入れて、そこで収めて欲しいということを彼女には求めていました、
経験豊富な選手ですので、うまくゲームの流れを読みながらプレーしてくれています。チームとしては後半に相手が疲れてきたところに、彼女を入れてファイトしてもらうということを意図してました。
万が一PK戦になったら、重要なキッカーの一人です。ベンチとしては万が一PKになった場合のことも考えて準備をしていました。
―1週間後の決勝に向けて
コンディションが整ってない竹重(杏歌理)選手、山本(摩也)選手もいますので、彼女たちが復帰して次の試合に入れるかということも確認したいと思います。
そして、一番重要なのは対戦相手がどこになるかです。今日はこの後もスタジアムに残って試合を見ます。もちろん、相手によっての対策を考える必要がありますが、いい準備をしていきたいと思います。
【選手コメント】
FW 田中美南 選手
―試合を振り返って
皇后杯で優勝するのは簡単じゃないなと改めて思いました。EL埼玉の堅い守備があってゴール(するの)は難しいと感じましたし、自分たちも失点はしましたが、最後に勝ち切ることができたことがドラマですし、優勝するための道筋ができたかなと思います。
―苦しい展開でしたが、試合中の雰囲気はどうでしたか?
「もう行くしかない」と(チームメイトにも)話しましたし、ここで勝つことに意味があると思ってみんなも切り替えていたと思います。
―延長になっても運動量全く落ちなかったように見えましたが
ボールロストも多かったですが、本当に必死でした。
―皇后杯タイトルについて
本当にタイトルを獲りたいですし、獲れるチームだと思います。決勝へしっかりといい準備をして、優勝したいです。
MF 北川ひかる 選手
―劇的なゴールになりましたいかがですか。
最後の最後まで諦めないで、みんなが進めてこれたからこそ、最後に入ったと思っていますが(ゴールに入ってくれて)すごく良かったです。
―どんな思いでクロスを上げましたか?
いつもだったらインフロントで蹴るところですが、ゴールに向かうように蹴ったら、いいところに入って嬉しかったです。そのまま入ってくれても良いと思っていました。
―試合中はどんなことを考えていましたか?
本当は90分で決められたら良かったのですが、延長で120分になりました。PKまでもつれたくなかったですし、なんとしてでも決勝に進みたい、このチームで決勝に行きたい思いがありました。
―決勝に向けて
自分自身、決勝の舞台に立ったことがないので、しっかり優勝してみんなで喜びたいと思います。
【試合PHOTO】
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【次戦のお知らせ】
皇后杯 JFA 第45回全日本女子サッカー選手権大会 決勝
2024年1月27日(土)13:00キックオフ
vs.三菱重工浦和レッズレディース
ヨドコウ桜スタジアム(大阪府)
チケット発売中 https://www.jfa.jp/match/empressscup_2023/ticket.html