2023-24 WEリーグ
千葉L ○2 - 1 ● INAC
05/12 SUN 13:00
フクアリ
- 開催日時
- 2024年5月12日(日)13:00キックオフ
- 会場
- フクダ電子アリーナ
- 対戦相手
- ジェフ千葉レディース
- 公式記録
- 公式記録
試合結果
2023-24 WEリーグ 第20節
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2-1 INAC神戸レオネッサ
【試合開催日時】
2024年5月12日(日)13時3分
【会場】
フクダ電子アリーナ(千葉県)
【観客数】
1,344人
【得点者】
45分:大澤春花(千葉L)
68分:髙瀬愛実(I神戸)
85分:鴨川実歩(千葉L)
【INAC神戸レオネッサメンバー】
【ジェフユナイテッド市原・千葉レディース】
<STARTING MEMBERS>
GK 30 大熊茜
DF 17 山口千尋
DF 4 林香奈絵
DF 21 ビアン サンプソン
DF 3 石田菜々海
DF 2 藤代真帆
MF 14 大熊環
MF 7 小川由姫
MF 8 岸川奈津希
FW 9 大澤春花
FW 10 鴨川実歩
<SUBSTITUTE PLAYERS>
GK 1 清水栞
DF 5 田中真理子
MF 20 北村美羽
MF 23 小林ひなた
MF 24 城和怜奈
FW 16 今田紗良
FW 50 小林莉々子
【選手交代】
I神戸)
46分:OUT 山本摩也 / IN 髙瀬愛実
48分:OUT 竹重杏歌理 / IN 井手ひなた
60分:OUT 天野紗 / IN 愛川陽菜
86分:OUT 成宮唯 / IN 桑原藍
千葉L)
83分:OUT 藤代真帆 / IN 田中真理子
83分:OUT 大澤春花 / IN 小林莉々子
90+7分:OUT 小川由姫 / IN 城和怜奈
90+11分:OUT 鴨川実歩 / IN 小林ひなた
【警告】
28分:山本摩也(I神戸)
47分:大熊環(千葉L)
67分:岸川奈津希(千葉L)
【試合後監督質疑応答】
ジョルディ・フェロン 監督
―試合を振り返って
いい試合ができなかった、それに尽きます。試合への入り方も良くなかったと思いますし、良い展開の時間帯もあったと思います。そこで決めきれなかったのが敗因の一つです。後半は追いつく展開になりました。その後、逆転できるようなシーンもいくつか作れました。普段と比べて多くのゴールチャンスシーンを作れませんでしたが、勝利に結びつけられる内容を見せていました。
2失点目はあのような形でゴラッソだったと思います。素晴らしいゴールでした。そこで失点してしまい難しい展開となってしまいました。結果的にこれでリーグ優勝も途絶えてしまいました。
―8位との対戦でI神戸有利と思われていましたがプレッシャーはありましたか?
選手たちには決して油断できない試合になるぞと伝えていました。千葉Lさんもとても一体感のあるチームで、戦いにくい相手だと見ていました。今週は練習中から難しい展開になるので油断せずしっかり戦わないといけないとは、ずっと伝えていました。
そういった中である程度プレッシャーを感じて戦った選手がいたのかも知れません。(4/18 ●0-2)S広島R戦での敗戦はそういうのがあったと思います。今日、油断して戦った選手は誰一人いないと思います。しっかり最後まで諦めずに戦いましたが、自分たちのプレーが見せられなかったことが大きかったと思います。
―ハーフタイムでの指示は?
今やっていることを続けるようにと指示しました。決め切るところをしっかり決めきれないと試合にはなかなか勝てないということを選手に伝えました。自分たちの展開に引き寄せることができなかったです。
もっと冷静にプレーしないといけなかったことも敗因の一つだったと思います。なぜなら、この試合を戦うにあたって私達は絶対に勝たないといけないというところで結果が求められていました。なかなか得点が入らない時間帯の中で、自分たちがどこまで冷静にプレーできるかがポイントだったと思います。
千葉Lさんのペースに乗せられるのも良くないとも話しました。担架が入って時間が遅れてしまうとか、やや遅延行為に似たようなプレーがあったりとか、ボールがすぐリスタートされないなどがあったと思います。千葉Lさんからすると、自分たちの流れでうまく勝ち切れたと評価できる試合だったのではないでしょうか。
―浦和の優勝が決まりました
まず浦和さんに優勝おめでとうございます、とお伝えしたいです。今シーズン、最後まで優勝がもつれるような展開になれるシーズンとなっていました。次(5/18)は浦和さんとホームで戦えることもありましたし、自分たちも周囲の人もわくわく期待されているカードとなるところでした。今日の敗戦でそれがなくなってしまったのは、私にも足りなかったところがあるのかも知れません。また、選手自身もこういう試合展開でうまくできなかったということは次のシーズンに向けて教訓にしてほしいということは選手に伝えました。
―残り試合に向けて
プロのサッカー選手、私もプロの指導者ですから勝利を求めてやっていくべきだと話しています。今日のアウェイにもたくさんのファン・サポーターが神戸から来ていただいていました。彼らに勝利を届けられなかったのは残念です。プロとして残された2試合をしっかり戦っていい形にしていきたいと思います。
INAC神戸のクラブエンブレムを背負っている以上、誇りを持って戦うべきだと思います。良い形でシーズンを締めくくることが大事だと思っています。日本に来て指揮をを執る1年目で好調なチームを作り上げることができました。最後まで優勝戦線に残れるところまで持ってこれたということは、とても良かったと思っています。
【選手コメント】
FW 田中美南 選手
―試合を振り返って
モチベーション自体は高く臨めていましたし、前半から多くのチャンスがあった中で決めきれなかったところで相手の方が決定的なチャンスを決めきる力が上でした。
―(負けられない)プレッシャーはありましたか?
試合への入りは良かったと思いますし、そう思わなかったですが、千葉Lの堅い守りや中盤の大きな選手に跳ね返されて、そのこぼれ球を拾う選手もいたりで千葉Lというチームにやられたという感じです。
―シーズンを振り返るのは早いですが、引き分けの数が多いように見えますが
前半戦の引き分けが今になって痛かったというのはあります。チームとして成熟しきれていなかったところでの結果でしたので、もったいないとは思います。ただ、一戦一戦こなしてきた中で、このチームは確実に成長できているなと実感しています。
浦和は成熟しているチームで勝ち方をわかっていて、戦い方もしっかりあります。それをずっと落とさなかったところは、やはりスペクトせざるを得ないところです。今シーズン(の優勝争い)は終わってしまいましたが、浦和と戦える機会があるので、そこにうまく気持ちを切り替えて持っていくしかありません。
―残り2試合に向けて
自分たちの優勝がなくなった今でも、応援してくださるファン・サポーターの皆さんがいますし、アウェイでも足を運んできて下さると思うので、そういう方々にやっぱり勝利する姿、最後まで必死に戦う姿勢を見せるのがプロだと思っています。今日の負けをすぐに切り替えるのは難しいですが、次の浦和に向けて全員で勝利に向かってやっていくところをキャプテンとして示していきたいなと思います。
FW 髙瀬愛実 選手
―試合を振り返って
悔しいです。優勝に望みを繋ぐのにやっぱり「1試合、1試合」と気持ちで臨んでいました。最後までそういう気持ちは出ていたと思うのですが、結果に繋がらなくて残念です。
―ゴールシーンを振り返って
(MF成宮)唯(選手)がPKを取ってくれて、「めぐさんお願い!」と言われましたので蹴りました。今シーズン、何度か(PKを)蹴っていますし、落ち着いて決められたと思います。
―今シーズン最後のホームゲーム(5/18 vs.浦和)に向けて
絶対勝ちたいです。昨シーズンは浦和に唯一、ホームで負けていますので、その借りを返したいです。チャンピオンと戦うということで、自分たちの力も示したいと思っていますので、良い準備したいと思います。
【試合PHOTO】
撮影:窪田亮
【次戦/ホームゲームのお知らせ】
2023-24 WEリーグ 第21節
2024年5月18日(土)17:00キックオフ
vs.三菱重工浦和レッズレディース
ノエビアスタジアム神戸(兵庫)
チケット販売中 ▶ https://inac.tstar.jp/