MATCH 試合

2024-25 SOMPO WEリーグ

INAC △ 1 - 1△ サンフレッチェ広島レジーナ

09/14 SAT 18:00

ノエスタ

開催日時
2024年9月14日(土)18:00キックオフ
会場
ノエビアスタジアム神戸
対戦相手
サンフレッチェ広島レジーナ
公式記録
公式記録

試合結果

2024-25 SOMPO WEリーグ 第1節
INAC神戸レオネッサ 1-1 サンフレッチェ広島レジーナ

【試合開催日時】
2024年9月14日(土)18時03分

【会場】
ノエビアスタジアム神戸(兵庫県)

【観客数】
1,824人

【得点者】
1分:カルロタ スアレス(I神戸)
90+1分:髙橋美夕紀(S広島R)

【INAC神戸レオネッサメンバー】


【サンフレッチェ広島レジーナ】
<STARTING MEMBERS>
GK 1 木稲瑠那
DF 2 近賀ゆかり
DF 6 左山桃子
DF 5 市瀬千里
DF 15 藤生菜摘
MF 8 小川愛
MF 29 笠原綺乃
MF 23 柳瀬楓菜
MF 18 渡邊真衣
MF 11 中嶋淑乃
FW 9 上野真実
<SUBSTITUTE PLAYERS>
GK 22 藤田七海
DF 3 呉屋絵理子
DF 25 塩田満彩
MF 10 瀧澤千聖
MF 14 松本茉奈加
MF 20 島袋奈美恵
FW 13 髙橋美夕紀

【選手交代】
I神戸)
46分:OUT パオラ ソルデヴィラ / IN 松原優菜
58分:OUT カルロタ スアレス / IN 水野蕗奈
67分:OUT 愛川陽菜 / IN 髙瀬愛実
90分:OUT 水野蕗奈 / IN カルラ モレラ

S広島R)
56分:OUT 小川愛 / IN 瀧澤千聖
56分:OUT 近賀ゆかり / IN 島袋奈美恵
70分:OUT 渡邊真衣 / IN 松本茉奈加
82分:OUT 藤生菜摘 / IN 塩田満彩
82分:OUT 笠原綺乃 / IN 髙橋美夕紀

【警告】
90+5分:土光真代
90+5分:カルラ モレラ

【試合後監督質疑応答】
ジョルディ フェロン 監督

─試合を振り返って
内容的には拮抗していた部分もあったと思います。先制点がかなり早い時間帯に入ったということもありましたが前半は、もう少しボールを握るようなプレーが必要だったと思います。もう少しチャンスメークが必要でした。前半、守備はしっかり守れていたと思います。もちろんサンフレッチェ広島レジーナ(S広島R)さんも良いプレーをしていましたが、それを持ちこたえるぐらいの固い守備は見せていたと思います。ただし、やはりゲームというのは1-0スコアのままで進んでしまってはいけません。やっぱり2点目を取りに行かないといけない。なぜなら最後の時間帯に、ちょっとしたミスで同点にされるということが起きます。S広島Rさんもセットプレーは得意だと思います。我々もそれを想定してセットプレーもしっかり練習していたんですが…。それで最後にセットプレーからの失点になってしまったのですが、振り返ると、もう少しその前のプレーでファウルだったのか、という疑問が残るところもあります。他のこれまでに戦ってきた試合でも、少しウチに有利な笛がなかったとか、いろいろ思った試合も何度かありました。しかし、結果的に我々がしっかりそこを守り切れなかったということで点を与えたわけですが、それで勝利に繋がらなかったのは残念です。

─今日は3バックではなく、4バックで臨みました
いろいろなチーム事情があります。今は左ウイングバックがいないというか、整っている選手がいません。そのため4バックでスタートしました。右サイドは守屋(都弥)選手ですね。彼女はサイドバック、ウイングバックの両方こなせますが、水野(蕗奈)選手も100パーセントに回復していないということで、ウイングバックとしては使えませんでした。そういった理由から4バックでスタートしました。後ろは4枚だったのですが中盤を見てみると、ワイドハーフというポジションが出てきます。そこで愛川(陽菜)選手や水野(蕗奈)選手、彼女たちをうまく使ってプレーしていきたいと考えていました。 しかし、なかなか攻めあぐんでしまったと思います。中盤は山本(摩也)選手もうまくプレーをしてくれていたのですが、なかなかワイドハーフっていうところ の(働きが)今日は少し足りなかったです。ゲームの終盤には後ろを5枚に変えました。センターバックとサイドバックの間に相手が2列目から飛び出してきましたので、そこを食い止めたいっていうことで、後ろは5枚に変えました。そのシステム変更があって、またチームも守備は安定していたとは思います。ですがセットプレーのちょっとしたところの油断ですよね、そこで入れられてしまって、勝点を取りこぼしてしまったことは残念です。

─良かった点や収穫を挙げるなら?
相手はとてもボールを繋いでうまく攻めてくるチームでした。それに対してしっかり守備ができていたことは、良かった点だと思います。それで、チームとしては最後まで諦めずにしっかり守りながらこのゲームを取りに行くという気持ちは最後まで見せていました。良かった点はそこを上げられるんですが、やっぱり課題というか、足りなかったポイントを上げたいですね。やっぱりゴールチャンスを作らないといけません。やはり1-0のスコアのままでずっとゲームを進めるのはなかなか難しいです。やはり2点目、3点目を取りに行かないといけません。もっとゴールチャンスを作らないといけない。そっちのほうが大きいと感じています。

─守備は良かったが、もう少し高い位置でボールを奪う考えはありますか?
S広島Rさんに我々の裏のスペースを与えたら、そこを突いてくるような危ない攻撃をしてくると考えていましたので、後ろのスペースを与えたくなかったということはひとつ言えると思います。もちろんハイプレスに行ける場合はしっかり行かないといけません。ゴールキックでは、結構長めのロングボールを入れてきていました。中嶋(淑乃)選手に走り込まれるようなシーンを作ってしまったら、ウチとしては良くないと考えていましたし、そういったこともあって、あまりハイプレスに行きませんでした。もちろんハイプレスに行けるシーンもあるとは思いますが、そこはうまく見極めなければいけないと考えていました。それともう1回繰り返し言わせてもらいますが、守備面でしっかり守れていたところは今日は良かったと思います。課題としては、ゴールチャンスを作れなかったっていう。そういうゲーム作りとかもクリエーションができるようなところがなかったです。 申し訳ないです。シュートの本数も今日は少なかったと思います。

【選手コメント】
FW カルロタ スアレス選手

─電光石火の先制ゴールでした。狙っていたのか?
事前のスカウティングで、監督から(キックオフ直後に)相手がGKまでボールを戻すということは聞いていました。それを狙って追いかけました。

─GKが慌てて蹴ったボールが体に当たった。そこからボールを拾って無人のゴールに流し込んだ
(ボールを)追いかけて行った時には、どうかなと思っていました。自分の体に当たってバウンドして良い形で拾えました。相手DFが戻ってくる前に、できるだけ早くゴールに入れないといけない、早くシュートを打たないといけないと思いました。うまく打てたのですが、見返してみたら結構ギリギリでしたね。

─自身にとってはすごく幸先の良いゴール
確かに私にとっては初めてのホームスタジアムの試合で、最初のゴールを決められたというので、とても良かったと思います。チームは思っている結果が得られなかったのは良くなかったのですが、自分自身、個人的には良かったです。

─今後のゴールラッシュにも期待している
チームとしてミスが起きてしまったので、それを修正していかないといけないと思います。チームとしてはできるだけ勝ち点を積み重ねていきたい。勝ち点1よりも3がいいわけですから…。次の試合で勝ち点3が取れるようにチームとして頑張って向上していきたいと思います。

DF 土光真代 選手

─4バックの左サイドバックで先発出場でした。あまり経験のないポジションだと思うが
チームとして左サイドのビルドアップや守備が課題になっていました。真ん中でプレーしたい気持ちはありますが、自分はチームのために選ばれたポジションで、できることをするしかないので。このチームでは初めてでしたが、手応えはありました。

─左サイドでは守備に軸足を置いてプレーしているように見えましたが
ガンガン上がる体力もないですし、足もそんなに速くないので、ビルドアップでうまく関われたらと思っていました。前半は陽菜(愛川選手)、後半は蕗奈(水野選手)とスピードがあって、攻撃が大好きな選手が前にいたので、ある程度攻撃は任せて、その分守備がみんなの負担にならないように、自分がなるべく1人で守ることができたら、みんなが攻撃に集中できると思ってプレーしました。

─終盤にセットプレーから失点を喫したが、試合全体を通して守備は安定していたように思う
勝てる試合でしたが、その中で失点してしまいました。セットプレーだったとはいえ、チームとしては負けた気分です。勝てた試合を落としてしまったと思うので、すごく悔しいです。

─リーグ戦は始まったばかり。今回の引き分けをどう生かすか?
すごく悔しいですけど、前を向くしかないと思います。反省しなきゃいけない点はセットプレーもそうですし、試合を通してたくさんあったので、しっかりとチームとして振り返りつつ、でも下を向くんじゃなく、勝ちに向かってチームとしてやっていくしかない。(チーム力を)積み上げていかなきゃいけないと思います。

MF 山本摩也 選手

─最後に追いつかれての1-1という結果について
最後の最後にセットプレーからやられてしまい、ホームでの開幕戦で勝つことだけを求めてやっていましたが、結果としてこういう結果で終わって残念です。内容としても守備の時間が多かったですし、攻撃の部分で前半の序盤は良かったんですけど、ちょっと相手にボールを持たれる時間が多かったので、そういった面でも満足のいく内容ではなかったと思います。

─今日は4-2-3-1の右サイドハーフでプレーした
ジョルディ(フェロン)監督は、システムを変えたり、人の組み合わせもすごく考えるタイプの監督なので、自分はどこで使われようが、直接言葉が分かるということもあるし、今週はここでやってくれっていうのは頭に入っていました。次はどこで出るかも分からないですし、そういった面でどこで使われてもいいように、しっかり自分のパフォーマンスを出せるようにやっていきたいです。

─守備の時間が多くなってしまった要因について
今日の先発メンバーの並びを見ると、守備的な選手がどっしりと後ろに構えているという感じがありました。グラウンド状態もありましたし、もう少しコンビネーションの部分で、みんながボールをどう動かすのか、どこを使いたいのか、そういった部分をもう少しすり合わせいかなければいけないと思います。だけど、その一方で、いろいろな特性を持った選手がいるので、一人ひとりの選手の良さを出しながら、チームとして勝つサッカー、勝てるサッカーを築き上げていけないと思います。

─来週はアウェイでの三菱重工浦和レッズレディース戦が控えているが、公式戦3試合を終えて感じているポジティブな要素とは?
今シーズンはいろいろな特性を持った選手が加入してくれました。昨シーズンと比較して、強さや高さは増したと思います。それは浦和が強みにしている部分でもありますし、そういった部分で戦える選手が増えたことはすごくポジティブなこと。綺麗にサッカーをしているだけでは勝てないので、個性のある選手がこう集まって、かついい意味でも悪い意味でも個に頼り過ぎない。チームとして戦って勝っていきたいと思うので、これからもっといろいろな面が合致していけば、強いチームになっていけるんじゃないかなと思います。

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【次戦/ホームゲームのお知らせ】
2024-25 SOMPO WEリーグ 第3節
2024年9月22日(日)16:00キックオフ
vs.三菱重工浦和レッズレディース
浦和駒場スタジアム(埼玉県)

2024-25 SOMPO WEリーグ 第4節
2024年10月6日(日)16:00キックオフ
vs.AC長野パルセイロ・レディース
ノエビアスタジアム神戸(兵庫県)
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