MATCH 試合

2024-25 SOMPO WEリーグ

INAC ○ 3 - 2 ● AC長野パルセイロ・レディース

10/06 SUN 16:00

ノエスタ

開催日時
2024年10月6日(日)16:00キックオフ
会場
ノエビアスタジアム神戸
対戦相手
AC長野パルセイロ・レディース
公式記録
公式記録

試合結果

2024-25 SOMPO WEリーグ 第4節
INAC神戸レオネッサ 3-2 AC長野パルセイロ・レディース

【試合開催日時】
2024年10月6日(日)16時03分

【会場】
ノエビアスタジアム神戸(兵庫県)

【観客数】
646人

【得点者】
3分:カルロタ スアレス(I神戸)
57分:稲村雪乃(AC長野)
66分:水野蕗奈(I神戸)
78分:愛川陽菜(I神戸)
90+5分:岩下胡桃(AC長野)

【INAC神戸レオネッサメンバー】


【AC長野パルセイロ・レディース】
<STARTING MEMBERS>
GK 1 伊藤有里彩
DF 5 岩下胡桃
DF 29 坂井優紀
DF 25 奥川千沙
DF 3 岡本祐花
MF 8 村上真帆
MF 14 菊池まりあ
MF 18 伊藤めぐみ
MF 28 稲村雪乃
FW 17 髙橋雛
FW 13 大内梨央
<SUBSTITUTE PLAYERS>
GK 21 梅村真央
MF 7 三谷沙也加
MF 15 中野琴音
MF 22 宮本華乃
FW 9 中村恵実
FW 11 川船暁海
FW 30 玉井小春

【選手交代】
I神戸)
46分:OUT カルラ モレラ / IN 山本摩也
62分:OUT 成宮唯 / IN 髙瀬愛実
62分:OUT 桑原藍 / IN 水野蕗奈
89分:OUT 愛川陽菜 / IN 松原優菜
90+3分:OUT 守屋都弥 / IN 寺田心春

AC長野)
70分:OUT 村上真帆 / IN 川船暁海
79分:OUT 大内梨央 / IN 宮本華乃

【警告】
なし

【試合後監督質疑応答】
ジョルディ フェロン監督

─今日の試合を振り返って
アップダウンと波のある試合でした。前半に先制点が生まれ、チャンスメークができて決定機は3つ、4つあったので、前半で勝利を決定づけることができたと感じています。
AC長野パルセイロ・レディースさんもポストに当てるシーンがありましたし、3-1、4-1くらいのスコアになってもおかしくない試合でした。チーム全体として推進力があり、積極的な姿勢が見れました。AC長野さんは、なかなか自陣から出ることができなかったように感じました。
後半は立ち上がりの時間は良かったのですが、時間の経過とともに私たちの自陣でプレーされてしまう時間がありました。結果的に押し込まれる、得点を奪われる形になってしまいました。チームとしてはいい姿勢で、ゲームに勝ちにいこうという気持ちを見せてくれましたが、ピッチ状態があまり良くなく、自分たちのサッカーがしづらい状況でした。
今年のチームはコーナーキックやフリーキック、スローインなど、セットプレーから得点が狙えるチームです。最後に失点してしまったのは良くなかったと思いますが、相手も気持ちを入れて、前へ前へ出てきていました。AC長野さんがとても良かったと思いますが、やはり2点目は与えたくなかったです。

─スペイン人3選手がチームにフィットしてきているように感じます。その手応えはいかがでしょうか?
彼女たちのことはもともと知っているので、このチームにうまくフィットするのではないかなと思っていました。彼女たちは一生懸命、練習をしています。チームの中で努力をしていて、個人としての向上心も強いです。チームもスペイン人選手を温かく迎え入れてくれています。
日本人選手が彼女たちにとてもいい接し方をしてくれているので、とても安心して、良い気持ちでプレーしていると思います。
今日はDFヴィアン サンプソンもとても良かったです。スペインの3選手に関しては、カルロタ選手が得点を決めてくれましたし、カルラ選手も前節ゴールを取ってくれました。一生懸命よく働き、チームのために走ってくれています。パオラ選手もポジショニングの取り方がとても良かったですし、チームへの貢献度はとても高いです。

─今日、活躍したFW愛川(陽菜)選手について
日本人選手の素晴らしさを今日は彼女が見せてくれたと思います。レベルの高いプレーでしたし、愛川選手だけではなく、FW桑原藍 選手も良かったと思います。戦う姿勢や、推進力を持って前へ行くプレー、しっかりと競り合うこと、自分の良さをトライしながら見せるということを昨シーズンから彼女達に求めていました。今シーズンはそれをよく見せてくれています。
今日の最高に良かった選手を選ぶとしたら、私は愛川選手を選びます。よく走り、よく競り合い、自分の持っているものを見せるプレーをしてくれました。
その中でゴールが生まれ、アシストも決めました。他のゴールチャンスもありましたし、とても素晴らしかったです。

─今日デビューしたMF寺田心春 選手について
まずクラブの考え方としては、将来的にできるだけたくさんの選手がアカデミーからトップチームに昇格し、チームを作っていくことが理想的だと思います。アカデミーには寺田選手だけではなく、DF金月夏萌 選手、DF北村礼 選手、FW小島爽 選手、MF大田ありす選手といったレベルの高い選手がいます。いつ試合に出てもおかしくない選手がいるということは、とても素晴らしいことだと思っています。私も時々アカデミーの練習を見に行っています。とてもいい選手を育ててくれているアカデミーのコーチ陣に感謝しています。寺田選手はアンカーやインサイドハーフといった中盤でプレーできる選手です。体がしっかりしているので今後、経験を積んでいけば中盤で存在感を示せる選手だと思います。フィードもいいものを持っています。

【選手コメント】
DF 土光真代 選手

─今日はキャプテンのDF三宅史織 選手がいない中で、守備を統率されました、意識したことは?
監督から「4バックか5バックか、試合の流れで変わるから臨機応変に」と言われていました。自分がどこでプレーしようと、前後左右にいる選手に声をかけ続けることは変わらないので、90分間ずっとしゃべりながらやっていたつもりです。しかし、2失点してしまったことが悔しいです。

─1失点目のシーンについて
感覚的に前に出たら相手にかわされるという距離感だったので、それをワンタッチで味方に触ってもらうのか、体を入れてもらって自分が前向きでいくのか、一瞬の1秒、2秒の世界ですがそこで判断をしないと一発でやられてしまうので、もっと突き詰めていかないといけません。
結果は勝ちましたけど、後味が悪いというか、スッキリ勝てた感じが自分の中では全然なかったです。やられてしまったイメージが強いので、そこは改善点だと思います。

─攻撃面でセットプレーのキッカーを務め、2点目を演出しました
高さのあるカルロタ スアレス選手とヴィアン サンプソン選手のいる空間にボールを蹴れれば、当ててくれるという練習をやっていました。なるべくGKに取られない場所を狙いつつ、自分がやりやすいボールを蹴っているので、それが今日はうまく得点に繋がり良かったと思います。


MF パオラ ソルデヴィラ選手

─3試合連続のフル出場で勝利に貢献しました。試合を振り返ってください
とても良かったと思います。勝てて良かったですし、チームもよくがんばりました。私自身も攻守で貢献できるようにがんばってプレーしたと思います。

─ボランチでプレーし、ポジショニングが素晴らしかったと思います、どんな点に気をつけてプレーしましたか?
仲間の位置取りを見ながら、どこにいるべきかをいつも考えてプレーし、バランスを維持することです。自分がうまくポジションを取ることによって、相手のカウンター攻撃を防ぎたいと思っています。あとは選手が動いていくので、空いたスペースをうまく埋めていくことです。
そこをしっかりしないと、相手はカウンターを狙ってくると思っています。

─チームにどんどんフィットしてきているように見えます
徐々に慣れてきていると感じています。日本に来て2ヶ月ぐらいが経ちますが、日々の練習を通して選手間でコミュニケーションを取りながらやっています。私も基本的な日本語を覚え、信頼関係をうまく構築していき、仲間が私の特徴を覚えつつあるということも、フィットしてきている要因になると思います。もう1、2ヶ月したら、日本語をもう少ししゃべられるようになると思います。

─アシストや得点も期待しています
得点を取ろうと思ったら、もう少し敵陣のゴールに近いところでプレーしないといけません。例えばコーナーキックや、得点に絡むことができて、点が取れたら、私自身も嬉しく思います。


FW 愛川陽菜 選手

─78分に決勝点となる今季初ゴール。先発出場を続ける中で、待望のゴールだったと思います
右サイドでFW髙瀨(愛実)選手がキープしてくれたので、信じて走ったら良いボールが来たので押しこむだけでした。今シーズンはもっと積極的にゴールを狙っていきたいですし、結果をもっと出したいです。チームのために走り、守備の面でも貢献したいです。

─今日の試合では、カルロタ選手の先制点もアシスト。相手DFラインの裏に抜け出すタイミングや自身の武器であるスピードがすごく生きているように見えました
カルロタ スアレス選手は体が強いですし、しっかりとボールを収めてくれます。私自身は昨シーズンと比べて、ここにボールが来るという予測や、次のプレーを常に考えて判断するようになりました。

─今後に向けて、もっと向上させていきたいところは?
チームとして、もっと攻撃の質、シュートシーンは増やしていきたいです。ペナルティーエリアに入ってからの攻撃も、全員で合わせていきたいと思います。

─チームは3連勝です。今後に向けた抱負を教えてください
連戦が続きますが、やることは変わりなく、がんばりたいと思います。


MF 寺田心春 選手

─WEリーグデビューの感想を教えてください
出場時間は短かったですが、今日デビューできたことはとても嬉しく思います。

─ウォーミングアップしている時の心境は?
「試合に出られるかな?」という不安と、ワクワクした気持ちもありました。出たら「やってやろう」という気持ちで準備していました。

─試合後はいろいろな人からメッセージをもらったのでは?
自分は見ていませんが、アカデミーのスタッフの方たちがすごく喜んでくれていたことで、自分のデビューをこんなにも喜んでくれる人がいるのだと実感できて、とても嬉しかったです。

─今後へ向けた抱負を聞かせてください
自分もチームの勝利に貢献できるように、練習からどんどんアピールして試合に絡めるようにがんばりたいです。

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【次戦/ホームゲームのお知らせ】
2024-25 WEリーグ クラシエカップ 第4節
2024年10月9日(水)13:00キックオフ
vs.ちふれASエルフェン埼玉
熊谷陸上競技場(埼玉県)

2024-25 SOMPO WEリーグ 第5節
2024年10月14日(月)16:00キックオフ
vs.ノジマステラ神奈川相模原
ノエビアスタジアム神戸(兵庫県)
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