2024-25 SOMPO WEリーグ
大宮V ● 0 - 1 ○ INAC
10/20 SUN 14:00
NACK
- 開催日時
- 2024年10月20日(日)14:00キックオフ
- 会場
- NACK5スタジアム大宮
- 対戦相手
- 大宮アルディージャVENTUS
試合結果
▼ 試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック! ▼
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https://weleague.jp/matches/2024102017/
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【得点者】
⚽ 16分:カルロタ スアレス(I神戸) ⚽
ジョルディ フェロン 監督
─ 試合を振り返って
いい試合をしたと思います。スコアで見ると接戦であり、スコアを増やせなかったのは残念でした。しかし、自分たちのゴールのチャンスができていました。PKをもらえたのではないか、というシーンもあったと思います。なかなか戦いづらい相手に対して、このアウェーの試合でいい内容で勝ち点3を取れたということは、チームとして評価できる内容だったと思います。
─ 良い内容のゲームができた最大の要因を教えてください
今、チームの守りや戦い方、出る選手によってどう戦うべきかを選手同士でよく理解できています。組み立てをして移していく。それがうまい選手もいます。攻撃のタイプによっては、例えばカルロタ スアレス選手のようなターゲット的なFWがいる場合は、彼女をどううまく使うか、近くに愛川陽菜選手やカルラ モレラ選手がいれば、サポートに入って攻撃に持っていく。そういった選手が変わることによって、攻撃の仕方を選手の中でうまく変えてプレーできています。
─ 後半の頭に選手を2人交代しましたが、その狙いについても教えてください
前半は非常にアグレッシブにゴールに向かっていました。左サイドのスペースを空けがちになっていましたが、愛川陽菜選手がスペースに戻れていなかったり、場合によっては成宮唯選手が少し下がりすぎてスペースを空けてしまい、左サイドを空けていることによって相手に攻められていました。少し守備的な様子になっていましたので、山本摩也選手をその左サイドに置きました。また、土光真代選手はサイドバックに入り、井手ひなた選手を左に持っていくという形で選手の並びを少し変えました。そして、左サイドの守りを固める指示を出しました。
DF 三宅史織 選手
─ チームが大きく変わりましたが、早くまとまってきたように見えます
今は結果が出ているから、こんなにもまとまるのが早いとは思わなかったですが、新しくチームに来た選手が本当にいい選手たちばかりで、日本のことをリスペクトしながら自分たちの良さを出すというところで、一緒になってやってくれています。自分が試合に出られないから、ベンチだから腐るという選手は一人もいないので、みんながチームのために戦っているからこそ、こういう結果になっていると思います。
─ システムは3バックでも、4バックでも、どちらでもうまくできています
それはみんなも分かっています。昨シーズンだったら「4枚でうまくいかなくて、3枚でやっている。守備しかできない」と思われてもしょうがないという感じでした。ですが、今シーズンは高さもあるし、セットプレーからも点が取れます。勝つために自分たちが何をしなければいけないのかを言われているので、どんなサッカーになろうとも勝つことが前提だと思います。ボールを回す、ビルドアップのうまいチームだけど勝てなかったら意味がないと思いますし、ロングボールを蹴って勝てなくても意味がありません。勝つためにみんながどのくらいやらなければいけないのか、それを分かっていると思います。
─ システムの変更はありましたか
監督とコーチがベンチから指示をしてくれますが、ピッチの中でも状況を変えつつやらなければいけないところでは、自分たちがリーダーシップを取ってやっている形です。それでも対策してこられるし、自分たちが毎回いい試合できたかと言えば決してそうではありません。今日の後半も苦しみましたし、課題はあるので、勝ちながらも課題に取り組んでいかなければいけません。ベンチにも闘志を燃やしている選手がたくさんいます。その気持ちを背負いながら、ピッチに出てる人はやらなければいけません。責任感を持った選手は若手も含めて多いので、すごくいいチームだと思います。
DF 守屋都弥 選手
─ スコア以上の完勝に見えました
チャンスは後半にあったのですが、そこを決めきれず、1対1の同点に追いつかれ、ひっくり返されなかったことは本当に良かったと思います。セットプレーなどで何が起こるのか分からないので、もう1点取ってゲームを落ち着かせたいという気持ちは全選手にあったのですが、そこで追加点を取れなかったのが少し試合を苦しくしたと思います。
─ 今シーズンのINAC神戸はメンバー表を見ただけでは3バックか4バックか分かりません
自分たちも4バックや5バックの練習をして、試合が近づいて分かっていくのですが、両方できるというのは強みです。でも4バックになっても形としては右上がりで、5バックに近い感じなので、配置としては4バックであっても5バック寄りという感じになっています。
─ そのあたりは、守屋選手の攻撃力に相手が退かざるを得ない部分もあるのではないですか
裏に抜けるのは一つの強みなので、監督が期待してくれているので、右肩上がりだと思います。アシストがないので、もっと突き詰めていかなければと思いますが、リズム良く自分のサイドから攻撃できている、というシーンがまだ少ないです。相手が対策をしてきても、それを突破していくことがこれからの課題だと思います。
─ 来週のなでしこジャパンの活動に、パリオリンピックから引き続き選出されています。こちらのほうについてはいかがですか
ディフェンスラインは4でいくのか、3でいくのか、佐々木則夫監督代行になったので分かりませんが、自分の持ち味を出していくだけです。全力で楽しみながら、やりたいと思います。
GK 大熊茜 選手
─ 移籍初年度、しかもスタートの時期に年代別代表でチームを離れていましたが、チームに再合流後、連勝をしています
勝ち切れていて勝ちが続いている中で、失点ゼロで抑えている試合もありますが、失点している試合もあるので、そこは本当に後ろの選手としては守らなければいけないと思います。またチャンスに決めきることができないと、勝ち切ることができないと思います。約1カ月間チームに合流し、そのあと1カ月コロンビアに行っていました。戻って最初の試合は、連携面などに不安がありましたが、試合を重ねていくうちにだんだん自信がついてきて、それが結果に繋がっていると思います。
─ 今日の試合は1点差でした
結構相手にボールを持たれている時間が多くて、シュートも何本か打たれましたが、チーム一丸となって守ることができ、失点ゼロで抑えられたことは、本当に良かったと思います。
─ 「なでしこジャパンに選ばれる選手になる」というのが、INAC神戸加入の理由の一つとして挙げられていました。有言実行になりました
有言実行でした。これからも選ばれるように、このキャンプで自分の特徴を出せるように頑張りたいと思います。自分の武器はシュートストップなので、どれだけ自分が通用するのか見ていきたいと思います。
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【次節 試合日程のお知らせ】
2024-25 WEリーグ クラシエカップ 第5節
2024年10月26日(土)13:00キックオフ
vs.ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
J-GREEN堺S1メインフィールド(大阪府)
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