2024-25 SOMPO WEリーグ
INAC ○ 3 - 0 ● アルビレックス新潟レディース
11/02 SAT 16:00
ノエスタ
- 開催日時
- 2024年11月2日(土)16:00キックオフ
- 会場
- ノエビアスタジアム神戸
- 対戦相手
- アルビレックス新潟レディース
試合結果
▼ 試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック! ▼
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https://weleague.jp/matches/2024110218/
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【得点者】
⚽ 6分:カルロタ スアレス (I神戸) ⚽
⚽ 16分:井手 ひなた (I神戸) ⚽
⚽ 74分:成宮 唯 (I神戸) ⚽
🔥 Clean Sheet 🔥
ジョルディ フェロン 監督
─ 試合の総括をお願いします
まず記者会見を始める前にお話させてください。スペインで起こった災害、洪水のことです。200名以上の方が亡くなられています。亡くられた方々にお悔やみを申し上げたいと思います。私もスペイン人選手達もとても心を痛めています。今日の試合についてですが、前半はとても素晴らしい45分間でした。試合を重ねるごとに自分たちのプレーをしないといけないかを、選手同士が共通の理解を持って戦えています。シーズンで一番いい45分間だったと思います。今日の戦い方について、アルビレックス新潟レディースは強いチームですが、平均身長ではINAC神戸レオネッサが相手を上回っているので、積極的にサイドから攻撃を仕掛けてクロスを上げていくように話をしていました。先制点が生まれた後、追加点もセットプレーから生まれました。うまく点を取ることができて良かったと思います。
後半に入ると、新潟Lは道上彩花選手を入れてきました。彼女への対策も考えており、ヴィアン・サンプソン選手を入れることでうまく対応しようと考えました。後半は少し苦しみましたが、うまく3点目を取ることができ、ゲームの勝敗を決定づけることができました。
─ 今日のゲームを含めて今シーズンは早い時間に先制点を取れる試合が多いです。それはチームとしての狙いでしょうか
チームとして心がけているのは、強く入って高いリズムでゲームを運んでいこう。そう伝えています。その中で少しラッキーな形もありますが、早い時間帯に点が取れています。早い時間に先制点が取れると、その後のゲーム運びが少し楽になる部分があると思います。ただ、今日の試合に関しては、試合前のウォーミングアップから選手たちの意識が高く、強い気持ちが感じられました。そういった時にI神戸を倒すのは簡単なことではありません。先制点を挙げたカルロタ スアレス選手を生かすという狙いがうまく点につながりました。
─ 今日は3,000人以上の観客動員数を記録しました。ファン・サポーターの皆さんの後押しも感じられたと思います
今日のゲームで素晴らしい内容をお見せできたのは、これだけたくさんの人がノエビアスタジアム神戸に来てくれて、後押し、応援をしていただいたからです。大きな後押しがあったから、素晴らしい試合ができたと思います。11人にもう1人選手が増えたぐらい、チームをしっかりと後押ししてくれていました。試合中もエネルギー、パワーをいただいていました。後押しをしてもらったことで、前半いい45分間を過ごすことができたと思います。素晴らしかったです。今日、皆さんに楽しんでもらえるようなサッカーをお見せできたことを本当にうれしく思います。
─ 今日は久保田真生選手の復帰戦にもなりました。彼女に期待していることはありますか
素晴らしい選手で、将来性もある選手です。ただ、このI神戸でポジション争いを制することは簡単ではありません。強力なチームメイトがたくさんいます。素晴らしい選手と競っていかないといけませんので、簡単なことではないですが、将来性は素晴らしいものを持っています。久保田真生選手に日頃の練習から伝えているのは、自分らしくプレーしてほしいということです。私が指導する中で、彼女自身は監督が言っていることをやらなければいけないと考えているかもしれませんが、彼女らしいプレーをしてほしいと思っています。
DF 土光真代 選手
─ 試合を振り返ってください
今日はいつもと違う4バックでスタートしました。自分と三宅史織選手でボールをうまく繋ぎながら、いつもより中盤を使いながら相手を動かす。前半はそれができていたので、早い時間に点を取ることができました。後半はアルビレックス新潟レディースが道上彩花選手を起用してきたことで、INAC神戸レオネッサはヴィアン サンプソン選手を入れて3バックになったことで守備がボールに行けなくなり、後半は自分たちで苦しい状況を作ってしまったという印象があります。
─ 攻撃面では、CKから井手ひなた選手のゴールをアシストし、3点目の場面では成宮唯選手のゴールにつながるパスを髙瀬愛実選手に通しました
CKでは相手のGKがハイボールに飛び出してくる傾向が強く、そこを外して蹴ろうと昨日練習をしていました。少しズレたかと思いましたが、井手ひなた選手がしっかりと決めてくれたので良かったです。3点目に関しては、試合を通じてフリーでボールを持てることが多かったので、パスをどこに出すかの選択肢も多かったです。その中で、FWの足元が空くことが多く、髙瀬選手にパスを入れやすい状態が作れていました。
─ 今日の勝利でリーグ戦は6連勝になりました。チームの勢いは感じていますか
正直なところ、連勝しているという雰囲気はあまり感じていません。それでも、早い時間帯に点が取れていること、複数得点を取れていることは、近年のI神戸にはなかったことです。外国籍選手を生かすプレーはチームに浸透してきていると思います。結果が出ていること自体には満足していますが、内容面を見るとまだまだ改善できると思っています。見ている方も、やっている選手も楽しめる、面白いサッカーを追求していきたいと思います。
DF 井手ひなた 選手
― リーグ初ゴールおめでとうございます。
INAC神戸レオネッサに加入して4年目のシーズンになりますが、ずっとゴールを取れておらず今シーズンは狙っていたところがありました。土光真代選手からいいボールが来て、当てるだけでうまくゴールに入ってくれたので本当に良かったと思います。練習でも土光選手がボールを蹴って、自分やカルロタ スアレス選手がこのポジションに入ってシュートを打つという感じでした。
― クロスに対して跳ぶタイミングも良かったです
おそらく相手選手が先に跳びました。しかし、自分の中で相手を使って上に跳べればいいなと思い、うまく相手より上に跳んで当てられたので良かったです。きれいに入りました。愛川陽菜選手が相手を出さないように抑えてくれたのでゴールが決まり、愛川選手にも感謝しています。みんなのおかげで自分のプロ初ゴールが生まれました。
― リーグ戦では6連勝を達成、さらに3,000人を超えるお客さんの前で決めたゴールは思い出深いものになりそうですか
すごくなります。負けてばかりでは絶対に応援してもらえないですし、勝ち続けることに意味があると思っています。勝ち続けられていることはすごくいいことです。応援してくれるファン・サポーターがいるのは自分たちの頑張る力になるので、これからもどんどん観客数を増やして、もっと多くの方に会場に来ていただければと思っています。
― すぐに次の試合が来ます。11/6(水)のクラシエカップに向けた意気込みをお願いします
クラシエカップはどのチームが勝ち上がるか分からない接戦なので、全部勝っていかないと準決勝、決勝には行けないと思っています。次もゴールを狙えたらもちろん狙いますし、絶対に勝たないといけない試合なので、頑張りたいと思います。
FW 久保田真生 選手
― 85分からの出場になりました。復帰しての心境を教えてください
3点をリードしていた状況だったので、もしかしたら来るかなと思って心の準備はしていました。自分がピッチに入ったら、背後などに抜けてチームを活気づける意識で入りました。
― ここまでの道のりは長かったと思いますが、ピッチに立って噛みしめた思いはどうですか
今日は観客の方たちの応援もすごかったですし、やっとサッカーができている、という楽しい感じが戻ってきたので、すごくうれしかったです。
― ここまで支えになったことは?
先輩たちからすごく優しい声掛けをしていただいたり、いろんな話を聞いてくれたりして自分の中でも吸収できたものがたくさんあったので、チームメイトに助けられました。
― 戦列に復帰して、これからどういうものをチームにもたらしたいと考えていますか
自分のポジションは成宮唯選手と同じなので、成宮選手のいいところを全部吸収して、プラス自分の長所、スピードなどを出して試合に出たいと思っています。試合に出た時には、自分の長所である攻撃に参加してチームにいい刺激をもたらせることができればと思っています。
― 今後への意気込みもお願いします
今後はもっと試合に出場できるように、練習からコツコツとやって結果を出せるようにしていきたいと思います。
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【次節 試合日程のお知らせ】
2024-25 WEリーグ クラシエカップ 第6節
2024年11月6日(水)18:00キックオフ
vs.セレッソ大阪ヤンマーレディース
神戸総合運動公園 ユニバー記念競技場(兵庫県)
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