MATCH 試合

2024-25 WEリーグ クラシエカップ

INAC △ 0 - 0△ セレッソ大阪ヤンマーレディース

11/06 WED 18:00

神戸ユ

開催日時
2024年11月6日(水)18:00キックオフ
会場
神戸総合運動公園 ユニバー記念競技場
対戦相手
セレッソ大阪ヤンマーレディース

試合結果

本日の試合結果により、2024-25 WEリーグ クラシエカップ ノックアウトステージの準決勝進出が決定いたしました。

▼ 試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック! ▼
▼ 試合動画・対戦チーム情報もご覧下さい。▼
https://weleague.jp/matches/2024110605/



▼ 公式X(@inac_kobe2001)で試合中に随時更新しているデータをまとめて掲載! ▼











ジョルディ フェロン 監督


─ 試合を振り返ってください
それぞれ、置かれている立場が違うチーム同士の戦いでなので、なかなか難しい試合になりました。前半のセレッソ大阪ヤンマーレディースはとても良かったと思います。内容的には私たちを上回っていました。ただ、INAC神戸レオネッサにもチャンスはあったので、後半は選手を交代して臨みました。選手たちも「このままではダメだ」と気がついてくれていたと思います。その中でゴールチャンスはいくつか作りました。後半の内容を見ると、得点を入れて勝てた試合だったと思います。C大阪はボールを持つプレーが上手なチームで、相手方の時間帯を作られてしまいました。C大阪はもう失うものがなく、その一方でI神戸としては勝つために前に出ていくべきなのか、このまま守り切るのか、時間の流れの中でうまく判断しないといけませんでしたが、ボールに対してなかなかプレスにいけなかったり、相手にボールを持たれてしまう時間帯がありました。前半、良くなかったところは、自分たちが落ち着いて後ろからボールをつないで運んでいくことができず、自分たちのポゼッションができませんでした。それもあって、後半開始から土光真代選手を入れました。彼女がうまく後ろからボールを運んで、攻撃の起点になってくれていたと思いますし、後半はいい展開ができていました。

─ グループステージを突破したことについて
本当にうれしく思っています。突破できて良かったと安堵しています。グループステージを戦ってきた中で、日程面にしろこのクラシエカップにどれほどの重要性が置かれているのかを、いろいろと議論すべき部分があると思います。ですが、大会の中で次のステージに進出できるということはチームにとっていいことですし、達成できたのはとてもうれしく思います。

─ 特に前半、ディフェンスラインの裏を相手に使われる場面がありました。どう修正を図りましたか
ハーフタイムに少し修正を伝えました。ハーフタイムだけではなく、今週ずっとそのことについては何度も選手に伝えてきました。C大阪は裏を狙ってプレーしてくるので、気をつけるようにと言っていました。今日は後ろをカバーできるように3バックで臨みました。選手はプレーの中でいろいろな駆け引きがあります。少しオフサイドを狙ってプレーすることもあります。ですが、私はそういうプレーをすべきではないと思っています。ディフェンスラインの裏のスペースは余裕を持って守るべきだと思っていますので、同様の練習を繰り返しやってきました。

─ 3冠を目標に掲げていますが、改めてタイトルへの思いを教えてください
それは目標として持っています。ですが、私たちは地に足をつけて1試合1試合、コンスタントに勝っていくことが重要です。今日の試合も見ても分かるように、苦戦する試合もあります。今はいい形で一歩ずつ、前へ歩みを進められていると思います。この流れを維持して、できるだけ前へ進んでいきたいです。どの選手も強い気持ちを持っています。そういったチームを率いているということを誇りに思います。今シーズンは、どの選手を起用してもチーム力を保てています。それは素晴らしいことだと思います。




FW 髙瀬愛実 選手

― グループステージ通過となりました
勝って自力で決めたかったですが、次のステージに進めるのは良かったと思います。

― 自身は今シーズン2度目の先発出場でした。試合を振り返ってください
コンディション的にはいい準備ができていました。チームとして難しい状況の中、何かを変えることができなかったのか、守備をもっとうまくできたのではないかなど、自分の中で課題があります。

― サポーターは髙瀬選手のゴールを待っています
どこかで奪いたいという気持ちは持っています。ただ、自分がピッチに立った時に、どんな形であれゴールが生まれるのをすごく意識しています。今のところ誰かが点を取ってくれているので、そこは自分としては安心しています。

― 昨シーズンからメンバーが大きく変わりました。今シーズンのチームはどのように映っていますか
どの選手も強みを必ず持っています。それを生かしていこうと思います。かつては、何でもできるようなスーパーな選手がいました。そこに頼っていた部分がありました。今のチームは、自分たちのストロングをしっかりチームとして使おうというのが、コンセプトとして明確にあります。今シーズンは、それぞれの強みを出すことができれば、強いチームになると感じています。


MF 成宮唯 選手

― スコアレスドローに終わりましたが、昨シーズンは突破できなかったグループステージを突破することができました
監督が試合後に話していましたが、今日の最大の目標はステージ突破を決めることでした。ですので、結果だけを見たら評価できると思います。ただ、勝って決めたかった部分はあるので、少し複雑な気持ちです。「ミッションクリア」というところは良かったかなと思います。

― 試合全体を振り返ってください
前半は自分たちもお互いに意思疎通ができていませんでした。スペースを空けてしまったり、背後のスペースを突かれてしまうことが多かったように思います。前半は相手にすごくやられた印象があります。それを前半のうちに修正できなかったというのが、今日の90分間を通してみた時に、もったいなかったと思います。後ろから、どこでボールを取るのか誘導する声もあまりなかったですし、前で判断していくことも少なかったので、チームとしてうまく守備がハマらなかったと思います。

― これからはトーナメント方式のノックアウトステージです。意気込みをお願いします
本当に、タイトルを取ることを一番の目標にしていますが、そのためには、絶対に次の試合に勝たないといけません。アルビレックス新潟レディース、サンフレッチェ広島レジーナ、三菱重工浦和レッズレディースのどのチームと対戦することになるのか、現時点では分かりませんが、一発勝負なので私たちも、もっと勝つことを目標にしてやっていかなければいけないと思います。


MF 松原優菜 選手

― グループステージを突破し、ノックアウトステージの準決勝進出が決まりました
自分たちで勝って準決勝進出を決めたかったですが、結果的に突破できたので、次につなげらて良かったです。準決勝を勝って決勝まで進めるように、これからチーム全員で頑張っていきたいと思います。

― 今シーズンはチームとしてすべてのタイトルを獲得することを目指しています
3つあるタイトルのうちの1つ目の大会なので、まずはそこでタイトルを取って他のリーグ戦や皇后杯にいい流れでつなげたいです。まず1つ目のタイトルを着実に取れるように頑張りたいと思います。

― セレッソ大阪ヤンマーレディースは自身にとって古巣のチーム。モチベーションも高かったのではないでしょうか
今日は前半、チームとしてうまくいかなかったと思ってます。古巣相手で、気持ちを入れすぎると空回りしてしまいそうだったので、相手はあまり意識せず、いつもと同じプレーをしようと思って臨みました。ただ、自分の中では満足のいくプレーができませんでした。自分たちが奪いにいくというよりも、相手の攻撃を受けてしまったところがあったので、それで自分たちのペースに持っていけなかったと思います。

― 昨シーズンは自身が務めたアンカーのポジションに今シーズンはパオラ ソルデヴィラ選手が起用されています。連携も深まっているように見えます
最初はお互いのやりたいことがなかなか分からなかったのですが、次第にお互いのプレーの特徴がつかめるようになりました。パオラ ソルデヴィラ選手は後ろでバランスを取ってくれるので、私は昨シーズンよりも攻撃やプレッシングなど、安心して高い位置でプレーできています。

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【次節 試合日程のお知らせ】
2024-25 SOMPO WEリーグ 第9節
2024年11月16日(土)16:00キックオフ
vs.日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ノエビアスタジアム神戸(兵庫県)
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