2024-25 SOMPO WEリーグ
INAC △ 0 - 0△ 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
11/16 SAT 16:00
ノエスタ
- 開催日時
- 2024年11月16日(土)16:00キックオフ
- 会場
- ノエビアスタジアム神戸
- 対戦相手
- 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
試合結果
▼ 試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック! ▼
▼ ハイライト動画・対戦チーム情報もご覧下さい。▼
https://weleague.jp/matches/2024111607/
▼ 公式X(@inac_kobe2001)で試合中に随時更新しているデータをまとめて掲載! ▼
ジョルディ フェロン 監督
─ 試合を振り返って
難しい展開のゲームになると思っていたので、前からしっかりプレスをかけて、日テレ・東京ヴェルディベレーザが戦いづらい展開に持っていこうと考えてゲームに臨みました。今週はプレスのかけ方を多く練習していたので、前半はいい形でボールをうまく回収することができたと思います。ボールをつないでプレーするという意味では、東京NBは最も素晴らしいチームだと思います。後ろからつないで攻めて来られるととても厄介なので、それを防ぐ練習をしてきました。
前半はうまくボールを回収できて、チャンスがいくつか生まれましたが、そこで得点を決められず残念でしたが、後半からの選手交代が機能していたと思いますし、サイドをうまく攻めてゲームの終盤にいいチャンスをたくさん作ることができたと思います。両チームとも勝利を求めてプレーした熱い試合だったと思います。
今日もたくさんの観客が来場してくれて、スペクタクルなすごくいい試合が見られたのではないでしょうか。勝ちたかったですが東京NBも強豪ですので、その強豪相手にいい内容のプレーを見せることができたと思います。
─ ヴィアン サンプソン選手はリーグ戦3試合ぶりの先発出場となりました
今シーズンは本当にいい選手が揃っていて、選手層が厚いです。16~17人の選手が、いつスタメンで出てもおかしくない能力を持っていて、INAC神戸レオネッサには質が高い選手が揃っています。前からプレスをかけていく際に、少し守備体形が崩れてしまうことがあり、これを補うためにサンプソン選手を起用しました。サンプソン選手はスペースのカバーリングが広範囲にできる特長があるので、中盤で守備のバランスを整えてもらいました。
─ I神戸を含め上位チームが簡単に勝利できない状況が続いていますが、他チームからマークされていると感じますか
私たちはしっかり相手を分析して試合に臨んでいます。高嵜理貴コーチ、大野忍コーチを中心に次の対戦相手の試合を何度も何度も見返して、いろんなプレーを見ながら映像作りもしていますし、それに基づいて練習方法を組み立てています。おそらく他のチームも同じようにされていると思いますが、東京NBは守屋都弥選手に対してマンマークをつけていたと思いますので、それを少しかわすような意味で左サイドに持っていきました。マンマークの選手が代わった時点ですぐに右サイドに戻し、そこからチャンスメークがたくさんできたと思います。他のチームもI神戸に対してマークをしていると思いますが、私たちも相手の特徴を勉強しながらこれからも試合に臨んでいきます。
DF 土光真代 選手
─ 試合を振り返ってください
いつも東京NBとの対戦ではボールを持たれてしまい、長い時間で守備のブロックを作って、耐えてカウンターから攻撃を作るイメージでしたが、今日は自分たちがボールをつなぐことができました。ビルドアップの位置は少し後ろでしたが、チャンスを作って終盤まで相手DFラインの裏に抜けるスピード感を持っていたからこそ、1点が欲しかったというのが正直なところです。
─ 古巣の東京NBと対戦する際には、どのようなことを注意していますか
東京NBは本当に一人ひとりの技術が高くて、視野も広いですし、ボールの置きどころひとつを見てもフェイントになるくらいです。ボールホルダーの選択肢が一つではないので、簡単に裏を取られたり、こちらの予想を裏切るようなボールの出し方をしてくるので、その点は注意していました。ただ、いろいろ周りに言い過ぎても、それで頭がいっぱいになってしまうので、今日はシンプルに目の前の相手に負けないことや、アグレッシブに相手の懐まで入っていく守備をやろうと試合前には伝えていました。
─ 土光選手のセットプレーからチャンスを作りました
I神戸には身長が高い選手がいて、ヘディングの打点が高いので、ゴールにつなげやすいボールを蹴っています。今日も終盤に井手ひなた選手が触れればゴールという形があったので、今後はそれが確実にゴールにつながるように、もう少し突き詰めていきたいです。
─ 引き分けましたが首位攻防戦で首位を守りました
首位を守ることはできましたが、正直なところ、この順位に内容も伴っているのかと思う部分もあります。しかしチームとしてポジティブな部分も多いですし、今のI神戸が勝っていくにはどの試合も簡単ではないということは、チーム全員が分かっています。
昨シーズンよりも総力戦で戦おうということを常に伝えているので、 守備陣は苦しい時間が多いのですが、攻撃陣が次節も得点を取ってくれることを信じて、守りつつも攻撃陣にいい配球をしたいと思います。
DF ヴィアン サンプソン 選手
― リーグ戦では3試合ぶりの先発で、中盤での出場になりました。首位攻防戦にもなった一戦に、どういう意気込みで入られたのか教えてください
直接対決はすごく重要ですし、負けないことが大事だと思っていました。その中で勝つことを目標に、勇敢な気持ちを持って自分たちがしようとしていたゲームプランに従うこと、怖がらずにプレーすること、あとは自分たちで試合をコントロールすることに集中しようと意識して入りました。自分自身はチームのために働くこと、簡潔にプレーすること、中盤でのプレーに攻撃の選手とつながること、いいタイミングでプレッシャーをかけることを意識していました。
― 試合を振り返って
今日のプレーに関しては誇りに思います。勝ちに持っていける瞬間も何度もあったと思いますし、ゲームプランもうまくいった部分もありました。90分を通して、全員が全力で戦ったことも良かったと思います。引き分けでしたが、競争力の激しいリーグの中で1ポイントでも勝ち点を取ることは後々大事になってくると思うので、少しずつでも勝点を積み重ねて勝っていけるように頑張りたいと思います。
― 次節のジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦に向けて
古巣対決になりますし、今シーズン、ジェフ相手に何回か試合をしましたけど、毎回苦しい試合になっているので、今日の試合を振り返って、しっかり練習して、チームみんなで準備していきたいと思います。
DF 松原優菜 選手
― 68分からの出場になりました。試合をどういうふうに見ていたのかを教えてください
東京NBはボールを持ってつないでくる相手なので、ボールを持たれて少し苦しい時間もあったと思いますが、みんながしっかりと守ってくれていたので、自分が入った時は勝つために、チームとしてゴールを取れるようなプレーをしたいと思っていました。
― 実際に後半に入ってボールを持たれる時間が増えた中で、松原選手が入ってから攻撃にリズムが出たように思います
自分が試合に出た時に求められていることはボールをリズム良く動かすことだったり、攻撃の部分で自分からどんどん前にボールをつけるところだと思うので、それを意識してプレーしました。首位攻防戦ということで勝って勝ち点を引き離していきたいなという思いがあったので、そこができなかったのは悔しいです。
― この勝ち点1についてはどう捉えていますか?
勝ち切りたかったというのはありますけど、逆に言うと、ここで負けなかったですし、まだまだリーグ戦は続いていくので、今後はこの引き分けを価値ある勝ち点1にしていけるように頑張っていきたいなと思います。
― この試合でWEリーグ通算50試合出場を達成しました
全然そんなことを知らなかったのでびっくりというか、50試合も出たということはありますが、まだ50試合なので、もっと試合に出て自分自身成長していきながら、自分の価値を高めていけるように頑張らないといけないと思います。
― 次節に向けての意気込みをお願いします
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは上位の日テレ・東京ヴェルディベレーザに勝ったり、サンフレッチェ広島レジーナと引き分けていて流れはいいと思うので、その流れに飲まれないように、このまま首位で戦っていけるようにしっかり勝ち切りたいと思います。
_________________________
【次節 試合日程のお知らせ】