2024-25 SOMPO WEリーグ
千葉L ● 1 - 2 ○ INAC
11/24 SUN 13:00
フクアリ
- 開催日時
- 2024年11月24日(日)13:00キックオフ
- 会場
- フクダ電子アリーナ
- 対戦相手
- ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
試合結果
▼ 試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック! ▼
▼ ハイライト動画・対戦チーム情報もご覧下さい。▼
https://weleague.jp/matches/2024112412/
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【得点者】
⚽ 58分:小林 莉々子 (千葉L) ⚽
⚽ 79分:カルラ モレラ (I神戸) ⚽
⚽ 90+2分:カルロタ スアレス (I神戸) ⚽
ジョルディ フェロン 監督
─ 試合を振り返って
今日は難しい試合になると予想していました。ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは堅固なチームで、守備がしっかりしており戦いにくい相手だと思っていました。試合の序盤は、INAC神戸にとっていい時間帯がありました。自陣に押し込まれることはなく、敵陣でプレーする時間を多く作れていましたので良かったと思います。その中でチャンスはいくつかありましたが、決めることができずに残念でした。
その後はゲームが進んでいくにつれて、千葉Lは自分たちの流れをうまく作っていました。こちらが自陣でプレーせざるを得ない時間帯がありましたし、I神戸もボールを持ってパスを繋いでいこうとしましたが、前からいいプレッシャーをかけられました。それは予想していたので、今週の練習でいろいろ取り入れてやってきました。相手のハイプレスをかわすために、髙瀬愛実選手を先発に起用しました。彼女にうまくボールを入れたいと思っていたのですが、うまくできなかった印象です。
後半に流れを変えるために、選手を交代して臨みました。両チームともにチャンスを作る展開になりました。前半よりもコントロールできるようになったと思います。先にリードを許しましたが、その後にうまく追いつくことができ、そのまま引き分けで終わると思っていました。引き分けが妥当な結果であるとも思っていましたが、最終的にチャンスが生まれ逆転することができて本当に良かったです。
─ スペイン人監督同士の試合になりましたが、意識したことはありますか
意識する部分はあります。千葉Lの監督さんはいいチーム作りをされていると思います。いいチームと戦うということは、I神戸にとって戦いにくくなるということです。ただし、お互いに切磋琢磨することによって、このWEリーグのレベルを高めていけるのではないかと感じています。私自身、監督としてスタメン変更や選手交代を行いますが、千葉Lの監督さんもいろいろと対策や選手起用をされます。私自身、千葉Lがどう出てくるのかを見ることは刺激的に感じており、それはお互いにあると思っています。
─ 追いかける展開になった後の選手の様子をどうご覧になられましたか
昨シーズンは能力の優れた選手が何人かいました。彼女たちの活躍によって先制できる試合が多かったと思います。今シーズンは昨シーズンよりも一段と努力して頑張っています。全員でチームを高めていこうという気持ち、強いスピリットを持っています。
選手たちは動揺することなく、しっかり逆転しようという気持ちで戦ってくれました。今シーズン、優勝したいという気持ちはみんなが持っています。だからこそ、最後まで諦めずに戦えていますし、ベンチメンバーも含めていい戦力がそろっています。たとえケガ人が出たとしても、不調の選手がいたとしても、すぐに交代して、チーム力を下げることなく戦うことができています。
─ 2試合連続ドローから今日、勝利を挙げられました。今日の勝点3を今後にどう繋げていきたいですか
我々だけではなく、他会場の試合を見ても勝点3を取ることが難しいゲームが多く見られます。試合に勝ちたい気持ちは当然持っていますが、第9節の日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦は相手も強く、引き分けが妥当だったかもしれません。ただ、その前のちふれASエルフェン埼玉戦は勝点をもう少し取りたかったです。最後の最後に何とか追いつくことができましたが、今日の試合は何としても勝って勝点を積み上げたかったです。千葉Lさんはとても堅固なチームで、ホームのいい雰囲気の中でプレーできていました。そのチーム相手に勝利を収めるのはなかなか難しいと思っていました。
FW カルロタ スアレス 選手
─ 今シーズンのリーグ戦で初めて髙瀬愛実選手がスタメン出場しました。彼女とのプレーで意識したことはありますか
彼女とのプレーはとてもやりやすいと感じています。チームの狙いとしては、彼女にボールを入れて、私がスペースへ走ります。そこの役割分担ははっきりしていたので、うまくプレーできたのではないかと思います。
─ 今日はチャンスを作りながらも、終盤まで決めきれない時間が続きました
相手に決められてしまい、リードを奪われました。それでも、チームとしては「逆転しよう」という気持ちを持っていましたし、私自身も強い気持ちを持ってプレーをしていました。今シーズン、初めての逆転勝利で、とてもいい経験になったと思います。これから先も、相手に先制を許したとしても、今日の経験が生きてくるはずです。
─ 決勝点となった最後のPKの場面、キッカーを務めることは事前に決まっていたのですか
事前には決まっていませんでした。山本摩也選手が「あなたが蹴ったほうがいい」と言ってくれましたので、私が蹴ることになりました。疲れも感じていたのですが、蹴る時は冷静でした。うまく決められて良かったです。
MF カルラ モレラ 選手
─ 守屋都弥選手のシュートがクロスバーに跳ね返り、誰よりも速く反応して同点ゴールを決めました
味方がシュートを打つ時には、できるだけゴールの近くにいることを意識しています。今日のゴールのように、ボールがこぼれた時には決められるように準備しています。
─ 途中出場でピッチを駆け周り、攻撃を活性化しました。どのように意識して動いていましたか
相手のディフェンスラインが高い時には、相手の裏を取りたいと思っています。I神戸のDF陣は質の高いフィードを供給できますからね。また、相手が引いて守っている時は、少し下がってパスを受けることを意識しています。それで、うまくボールを繋げられるように意識しています。
─ 終盤に2点を奪っての逆転勝利。大きな勝利になったと思います
今日のようにゲームをひっくり返すのは簡単なことではありません。それを成し遂げて、大きな勝利になったと思います。追随するチームとの勝ち点差を広げることができましたし、そういった意味でもとても大切な勝利になったと思います。
GK 大熊 茜 選手
─ 古巣のジェフユナイテッド市原・千葉レディースとの試合でした。特別な思いはありましたか
私はここで育ってきて、ここは特別な場所でもあります。ですので、いつもより緊張感がありました。相手は元チームメートでしたが、「勝ってやろう」という気持ちで挑みました。
─ 試合が始まると、いつも通りのプレーをされていましたね
自分のプレーを出せたところもありますが、まだまだここからです。首位をキープしていくには、本当に小さなこと、些細なことをもっと突き詰めていかなければいけないと思っています。
─ 姉の大熊環選手と初めて対戦しました
やっぱり意識しましたね。「姉には絶対にやらせたくない」と思っていました。
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