MATCH 試合

皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会

浦和 ○4 - 1 ● INAC

01/18 SAT 14:20

サンガS

開催日時
2025年1月18日(土)14:20キックオフ
会場
サンガスタジアム by KYOCERA
対戦相手
三菱重工浦和レッズレディース

試合結果

▼ 試合結果の詳細は、JFA公式サイトをチェック! ▼
▼ 対戦チーム情報もご覧下さい。▼
https://www.jfa.jp/match/empressscup_2024/match_page/m46.html



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【得点者】

⚽22分 ヴィアン・サンプソン (I神戸) ⚽ 



⚽42分 高橋 はな (浦和) ⚽ 
⚽45+2分 島田 芽依 (浦和) ⚽ 
⚽66分 塩越 柚歩 (浦和) ⚽ 
⚽73分 伊藤 美紀 (浦和) ⚽ 




ジョルディ フェロン 監督

試合を振り返ってください
スタートは良かったと思います。我々のインテンシティの強さを見せられましたし、セットプレーからゴールを決めたヴィアン サンプソン選手は、体調が悪いところがあったのですが、制限時間内でうまくプレーしてくれて生まれたゴールだったと思います。三菱重工浦和レッズレディースという強豪相手にリードができましたが、なかなかうまく試合運びすることができませんでした。 私たちらしさを出せず、チームプランの中で、ボールを持たせたい選手にうまくボールがつながりませんでしたし、そこからゴールも生まれませんでした。守備面でもうまくいかなかった部分があり、前半の失点につながりました。失点は相手の速攻からでしたが、そこをうまく食い止められず、逆転まで持っていかれてしまいました。
後半はエネルギッシュにプレーしたかったので、メンバー交代をして臨みました。後半20分くらいまではうまくいって、そういった強みを見せられたのですが、その後に徐々に浦和の良さが出てきたと思います。浦和の前線にはうまくボールを収める選手がいますし、そういったところから失点につながるシーンをいくつか作られていました。
チャンスを与えてしまうと、しっかりとそこを決めてくる部分は、やはり浦和の強みで、ゲームの流れとしては5失点目を喫してもおかしくないような展開になってしまいました。しかし、これほど点差が開いてしまったのは残念です。我々もシーズンを通していいチーム作りができていましたし、チーム自体も好調だと感じていました。ちょっとした油断から浦和に決められてしまい、非常に残念な結果となりました。



前半途中でサンプソン選手と土光真代選手のポジションをチェンジした意図について
サンプソン選手が序盤、右サイドでビルドアップするシーンがいくつかありましたが、おそらく浦和はサンプソン選手にボールを持たせようとしたのだと思います。高橋はな選手の空中戦対策として、サンプソン選手を最終ラインに置きましたが、攻撃に移った時にボールの運び出しがうまくいかないところがありました。ですので、私の判断で土光選手を最終ラインに置いて、攻撃面の良さを発揮してもらおうという狙いがありました。





DF ヴィアン サンプソン 選手

試合を振り返っての感想をお願いします
よく戦ったと思いますが、この準決勝を戦うという意味では足りなかったと思います。最後のエリアのところでチャンスをあまり作れなかったですし、もっとボールポゼッションができる時間を作れたと思います。結果はとても残念です。

監督曰くヴィアン サンプソン選手は45分という出場制限あったとのこと。その中で、どういう意気込みで試合に臨みましたか
今日はコンディション的に100パーセントではないところがありました。それでも、出る時間は全力を尽くすという意気込みを持って入りました。ゴールができたのはすごくうれしいですが、やっぱり勝つことのほうが個人のゴールよりも大事だと思います。

先制点についても改めて振り返ってください
自分でも驚くようなゴールでした。自分のところにボールが来てビックリしましたが、とりあえずゴールの中に決めるということを意識して打ちました。1点リードをハーフタイムまで持ちこたえられなかったのは残念ですが、ハーフタイムでチームとして何をやらなければいけないかを整理し直せましたし、後半の最初の15分はチームとしてよくプレーできていたと思います。ただ、その後は相手のゴールなどでゲームの流れが三菱重工浦和レッズレディースさんのほうに流れてしまったのかなと思います。

カップ戦は残念な結果に終わりましたが、この経験をリーグ戦にどう生かしていきたいですか
今回は準決勝で敗退してしまい、WEリーグ クラシエカップ、皇后杯と重要なゲームを落としてしまったので、今はすごく悔しいです。ここで感じたこの悔しい気持ちを後半に向けての糧として、自分たちのギアを上げられるようにしていきたいと思います。


DF 松原優菜 選手

試合を振り返ってください
前半の最後に逆転されて、自分は後半頭からの投入だったのですが、まず1点追いついて流れを変えたいと思って出場しました。ですが、それができなくて、結果的に1-4という結果になったので、課題がたくさん残る試合になったと思います。

前半をどのように見ていて、どのような指示を受けて試合に入りましたか
試合への入りはいい展開で、先制点を取ってから相手に押し込まれてしまってたので、自分がピッチに入った時は、いつものようにテンポよくボールを動かして、リズムを作ることを指示されて試合に入りました。ボランチを組む土光選手は相手のロングボールに対して競ってくれるので、自分はそのセカンドボールを拾ったり、攻撃的に行ったりできるようなプレーを意識しました。

浦和の勢いや強さは感じましたか
後半にカウンターでやられてしまった印象があるので、勢いのあるカウンターを受ける前に相手を潰すような工夫が足りなかったと思います。前半の最初は押し込めていた中、そこで複数得点できなかったので、相手にまた勢いを与えてしまったと思います。

この試合で見えた課題とは
浦和はフィジカルも強いですが、そこで負けていたというわけではないですが、自分たちも自分たちなりの強さをもっと出していかなければいけないと思いましたし、今日は決定機も少なかったので、シュートの回数を増やすところがまだまだ足りないと思いました。

リーグ後期に向けて
WEリーグ クラシエカップと皇后杯は、(タイトル獲得の)近いところまで来て届かなかったので、残るリーグは必ずタイトルを獲りたいです。少しオフに入りますが、そのオフもリーグ後期に向けての体作りに充てます。今はリーグ2位ですが、後期のスタートから勢いを持ってチームとして戦えるように頑張りたいと思います。


DF 北村礼 選手

後半からの出場となり、トップチーム初出場となりました。出番が来ると思っていましたか
前もって練習でもやっていましたし、コーチにも言われていたので、準備はしていました。監督からは「自分のプレーをリラックスしてやればいいし、周りにうまい選手がいるから頼ればいい」と言われて試合に入りました。

試合を振り返って感じたことを教えてください
ゲームプランとしては、前にボールを当てる、カルロタ スアレス選手に合わせるということがあったのでそれは意識していたのですが、自分がボールを受けた時に思ったよりも三菱重工浦和レッズレディースさんのプレスが速かったので、自分のところにボールが回った時にだんだん止まってきているなと感じていました。右サイドではあまり崩せていなかったので、周りを見るという危機管理とロングボールの質がもっと良かったらと思います。もっといいプレーができたと思いますが、失点したので。3失点目も4失点目ももっと何かできたと思います。悔しいです

初めての出場で緊張やプレッシャーはありましたか
少し緊張はしていました。負けている状況で自分が入って、ポジティブな影響を与えることを意識していたのですが、それがあまりできなかったので後悔が残っています。

自身で感じた手応えや課題はどんなところでしょう
最初の入りは自分のプレーがうまくできてやれていたと思いますが、反省点としてはそれをやり続けられなかったことです。浦和の高橋(はな)選手は身体が強いですし、塩越(柚歩)選手はスピードもあり、自分よりも強い選手がたくさんいたので、その強い選手たちについていけるようなフィジカルとポジショニングを練習すべきだと思いました。

これからどんなところを伸ばしてチームに貢献したいですか
まずはフィジカルをちゃんとつけていき、アジリティーの部分ももっと速くして、レベルアップしたいと思います。


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