2024-25 SOMPO WEリーグ
INAC神戸
○
2
-
1 ●
千葉L
03/16 SUN 14:00
ノエスタ
- 開催日時
- 2025年3月16日(日)14:00キックオフ
- 会場
- ノエビアスタジアム神戸
- 対戦相手
- ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
試合結果
▼ 試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック! ▼
▼ ハイライト動画・対戦チーム情報もご覧下さい。▼
https://weleague.jp/matches/2025031619/
▼ 公式X(@inac_kobe2001)で試合中に随時更新しているデータをまとめて掲載! ▼
【得点者】
⚽50分 成宮唯 (I神戸) ⚽
⚽64分 成宮唯 (I神戸) ⚽
⚽79分 小林莉々子 (千葉L) ⚽
ジョルディ フェロン 監督
─試合の総括をお願いします。
選手には、先週のアルビレックス新潟レディース戦と、今日のホームでのジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦の2試合がとても大事になると伝えていました。実際に、この2試合は戦いづらかったです。相手のレベルも高く、接戦になるだろうと思っていました。その読みどおり、今日の試合も前半に苦しい時間帯がありました。後半に向かうにあたり、交代カードを切り、選手のポジション変更にもトライしました。そうした中で、いい形から2点を取ることができたのは良かったと思います。相手も厳しく、強く戦っていて、1点を失ってしまったことは残念に思います。とはいえ、今日の勝利はしっかりと祝いたいです。試合後、選手には「よくやった」と伝えて労いました。今日は愛川陽菜選手が欠場となりましたが、それでも今日、ピッチに立った選手たちが本当によく頑張ってくれました。
─ハーフタイムに選手たちにはどういう言葉を掛けましたか
「しっかり守備ができている、いい形でゲーム運びができている」と話しました。ただ、「もう一歩前に行かないといけない」とも伝えました。それをするために、水野蕗奈選手を後半の頭から投入しました。ただ、彼女はまだプレー時間を制限する必要があったので、後半の途中で交代になりました。
─後半から桑原藍選手のポジションをそれまでの左ウイングバックから2シャドーの一角に変更しました。その狙いについて教えてください
水野選手を投入したことで、桑原選手のポジションを変更しました。前半、成宮唯選手が少し孤立していました。彼女のところにボールが入っても、彼女一人での攻撃というシーンがいくつか見られました。それもあって、後半から桑原選手を成宮選手の近くに置きました。2人のコンビネーションにも期待していました。チーム事情としては、ウイングバックの選手が少ないことが言えます。桑原選手は本来、ウイングバックが本職ではなく、もう少し高い位置で起用したい思いがあります。今日は攻撃的ないいプレーを出してくれたと思います。
─2得点を挙げた成宮選手の評価をお願いします。また、彼女のストロングポイントをどう感じていますか
彼女が本来持っている高いクオリティーを試合でよく発揮してくれていて、攻撃の核になってくれています。ゴール前のエリアでは、空いているスペースをうまく見つけて、そこに入っていってくれます。彼女自身、攻撃でパスをつなぐプレーもしっかりとやってくれていますし、守備でも献身的に走ってくれています。決して大柄な選手ではないですが、今日のようにヘディングシュートを決めることもできます。ゴールチャンスに、どのタイミングで、自分がどう入っていけば、ゴールを狙えるのか。そのことをとてもよく理解していると思います。最近もずっと練習からよく頑張ってくれています。
MF 成宮 唯 選手
―今日の試合を振り返っての感想を教えてください
今日の相手はカップ戦(WEリーグ クラシエカップ)のグループステージですごく難しい戦いをしたので、今日も難しい試合になるだろうと思って入りました。前半は、前を向いたときに湧き上がってくる攻撃が私たちにあまり見られず、相手は走ってアグレッシブに戦ってきたので、前半は少し受け身になってしまった部分はあります。結果的に最後1点を返されてバタバタしましたが、勝点3を取ることができて良かったと思います。
―成宮選手の2ゴールで勝利を飾りました。ゴールを振り返ってもらえますか
1点目は、千葉Lがビルドアップをトライしてくるというのは分析でも挙がっていた中で、相手GKが予想どおりのところを狙ってきたので、私たちの罠にしっかりハマってくれたという得点でした。2点目に関しては、深い位置までいったらマイナス(のパス)というのは本当に練習でもたたき込むくらいやっているので、フリーでしっかり決められて良かったです。リーグの後半戦が始まってからもそうですけど、流れの中から得点が取れていなくて、DF陣が耐えて耐えて頑張ってくれて勝点をなんとかもぎ取る試合が続いていたので、今日はその点では良かったと思います。
―今日の2ゴールでWEリーグ通算20得点をマークしました
そんなに取ってきたという感覚はないのですが、もっとゴールを取れると自分でも思っているので、ここで満足せずもっと取っていきたいと思います。自分が得点を取れればチームも勝てると思うので、取り続けたいと思います。
―次節のAC長野パルセイロ・レディース戦に向けた意気込みをお願いします
長野もアウェイで戦いにくい相手ですし、本当にアグレッシブにくるので、今日のような前半の戦いをやると隙を突かれたりします。得点が取れないと苦しい展開になるので、しっかりと守備から入って、まず1点を取って、ゲームを支配できるような戦いをしたいと思います。
GK 大熊 茜 選手
―ノエビアスタジアム神戸の試合では初の古巣戦になりましたが、どういう気持ちで試合に入りましたか
やはり古巣戦ということで特別な気持ちはありました。相手には姉がいますし、「絶対に負けたくない」と思いながら試合に入りました。
― 2-1の勝利になりました。試合全体の感想をお願いします
1失点が悔やまれます。(ボールを)掴みにいくのか、弾くのかで迷ってしまい…。グラウンドが少しスリッピーだったことも考慮して、弾く判断をしましたが、失点につながってしまい、その判断のところが悔しいです。
―最後尾からチームを見ていて、改善ポイントをどう感じましたか
やはり点を決められる場面で決めていかないといけません。今後、優勝争では得失点差も大事になってくるはずなので。また、後ろの選手としてはクリーンシートで試合を終えることが第一。残りの試合でも、勝点を落とさないようにしっかり戦っていきたいと思います。
FW 桑原 藍 選手
―まずは試合を振り返ってください
全体的にですが、最近は流れの中で得点が取れることが少なかったので、流れの中で点が取れたのはプラスだと思います。その中で相手の動きが多かった分、守備のところでの声掛けだったり、その辺りの課題も見つかった試合になりました。前半でも得点を取れるシーンはたくさんあり、そこで決め切らないとこうやって苦しい試合になってしまいます。
―前半34分あたりには惜しいシュートがありました
あれは決めたかったです。井手ひなた選手からいいボールが来て、いいトラップができたのですが、もう少し思い切れば良かったです。
―後半に2点目のアシストを決めました。あのシーンに関しては、裏への抜け出しから冷静に切り返してパスを出していたように見えました
最初は右で打とうと思ったのですが、相手選手がいるのが見えたので切り返して、そこでも自分で打とうと思いました。ただ、角度がなかったので、成宮唯選手に出したほうが決めてくれるだろうと思って出しました。最近はウイングバックなど左のワイドでプレーすることが多いのですが、高校生の頃からトップ下のポジションが自分的には好きで、あの背後の抜け出しは(自分の)得意な形でしたし、太田美月選手がいいボールをくれたり、ディフェンスラインの選手がいいボールを蹴ってくれるので、自分の良さが出せたかなと思います。
―久しぶりにアシストがついたことは大きいですか
最近、自分の中でプレーがうまくいっていないというか、腑に落ちない部分があったのですが、ポジションが1個変わったことで、より前への意識や点を取るという意識が自分の中でまた大きくなってきたと思います。
―次節に向けての意気込みもお願いします
得点を決めたいです。アシストもそうですが点も決めたいし、自分の持ち味をもう少し出していきたいと思います。
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【次節 試合日程のお知らせ】