MATCH 試合

2024-25 SOMPO WEリーグ

INAC神戸 ○ 6 - 0 ● マイ仙台

05/11 SUN 14:00

ノエスタ

開催日時
2025年5月11日(日)14:00キックオフ
会場
ノエビアスタジアム神戸
対戦相手
マイナビ仙台レディース

試合結果

▼ 試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック! ▼
▼ ハイライト動画・対戦チーム情報もご覧下さい。▼
https://weleague.jp/matches/2025051121/


▼ 公式X(@inac_kobe2001)で試合中に随時更新しているデータをまとめて掲載! ▼














【得点者】

⚽2分 土光 真代 (I神戸) ⚽ 


⚽17分 愛川 陽菜 (I神戸) ⚽ 


⚽32分 成宮 唯 (I神戸) ⚽ 


⚽63分 愛川 陽菜 (I神戸) ⚽ 


⚽66分 水野 蕗奈 (I神戸) ⚽ 


⚽85分 カルラ モレラ (I神戸) ⚽ 


CLEAN SHEET!!!





ジョルディ フェロン 監督

試合の総括をお願いします
どなたが見られても分かったように、本当に素晴らしい試合をお見せすることができました。ゲームの入りから、選手の何としても勝ちたいという強い気持ちが表れていました。もちろん、チームとしてはたくさんゴールを奪う試合にしたいと思っていました。その狙いをしっかり果たせて、お客さんはたくさんのゴールシーンを喜ぶことができたと思います。ホーム最終戦ということもあり、いい内容でいい形で終えたいと思っていました。いい試合をファンの皆さんにお見せしたい、そういう気持ちがとてもよく出ていたと思います。
まず、早い段階で点が入ったのは良かったです。チームとしてもその流れを続ける形でうまく追加点を奪うことができました。最終的に6点を奪いましたが、もう少し入っても良かったのではないかというシーンも見受けられました。もう少しゴールを奪えていれば、日テレ・東京ヴェルディベレーザさんとの得失点差をさらに縮められましたが、選手たちはとてもよく頑張ってくれました。
私が最初にこのチームに着任した時、「ファンの皆さんが誇りに思えるチームを作っていきたい」というコメントを残しました。選手たちの日々の努力は素晴らしく、こういった素晴らしいチームになることができました。ファンの皆さんに誇りに思ってもらえるようなチームになれたのではないかと思っています。


シュート本数は30本を数えました。攻め続けるために、どう指示されましたか
今日の試合で東京NBさんとの得失点差を詰めようということは今週ずっと選手たちに伝えてきました。点が入っていくにつれて勝利が決定的になりましたが、選手たちは「攻め続けないといけない」と感じていたはずです。また、今週の練習ではシュート練習を増やしました。ゴールを決め切ることは課題でもありましたので、しっかり取り組んだことが結果につながったと思います。

無失点に抑えたことも重要だと思いますが、守備の評価をお願いします
チームの土台となるのはやはり守備です。私が就任した昨シーズンから、守備をベースにしてしっかりとチームを作っていかなければいけないと思って取り組んできました。今年は後半戦に向けて補強も行われました。太田(美月)選手ですね。三宅(史織)選手、土光(真代)選手、井手(ひなた)選手。土台となるディフェンスラインがしっかりプレーしてくれています。ディフェンスラインの前には(パオラ)ソルデヴィラ選手がいます。守備の土台がしっかりしていれば、攻撃はもっと自由に、スムーズに行うことができます。それが今のチームはしっかりできていると思います。

最終節に向けて意気込みをお願いします
いつも通り、勝負しにいきます。勝ちにいきます。ただ、ノジマステラ神奈川相模原さんは今、好調です。今日の試合結果を見ても、三菱重工浦和レッズレディースさんに勝っていますし(※ 実際は引き分け)、強敵になると感じています。ですが、私たちは自分たちの勝利を信じて戦います。最終節、東京NBさんはジェフユナイテッド市原・千葉レディースさんと対戦します。千葉さんもとても手強い相手です。その試合がどう転ぶか分かりませんが、まず自分たちの試合でしっかり勝つことが大事です。チャンスがあればできるだけ多くの点を奪って、いい内容をお見せしたいです。そうすることで、できるだけ東京NBさんにプレッシャーをかけていきたいと思います。




MF 成宮 選手

自身が久々にゴールを決め、チームも60の大勝。どう受け止めていますか
(逆転優勝に向けて)今日の試合はより多くの得点を必要としていました。内容を振り返ってみればシュートを30本打っていて、もっと決められるシーンが多かったので、6点と言えば普通の試合であればOKだと思うのですが、(首位東京NBとの)得失点差が重要なので、もう少し得点が欲しかったというのが素直な気持ちです。

自身も7本のシュートを放つなど、ゴールを狙う意識がすごく高かったように思います。惜しいシュートもありました
本当に今日は貪欲にゴールを狙っていこうと思っていました。今シーズンの後半戦はゴールの枠に嫌われるシーンが多かったので、運を味方につけられたらという思いはありました。自分としては、ハットトリックをするぐらいの気持ちだったので、1ゴールじゃ少し物足りないですね。

結果的に東京NBが逆転勝ちしたので、同勝ち点は変わりませんが、得失点差は4に縮まりました
ハーフタイムにベレーザ(東京NB)が負けているという情報は入っていました。特に気にはしなかったです。結局、自分たちがたくさん点を取って勝つしか(逆転優勝の)可能性は高くならないので、自分たちがやることは変えないし、変わらないです。

ホーム最終戦で大勝し、いい流れで最終節に臨めるのではないですか
ゴール裏の応援がすごく多かったように思います。優勝争いをしていて、負けられない試合ということで、多くの方に来ていただき、それで得点も多く入ったように思います。多くの観客に来てもらえると、それが選手たちのパワーになりますし、今日はみんなで取った6点だと思います。(最終戦の舞台となる)相模原ギオンスタジアムはWEリーグ初年度に優勝を決めたスタジアムですし、自分自身の得点のイメージもあるので、ポジティブに試合に入れると思います。自力で優勝も成し遂げられると思うので、今日みたいな気持ちで試合に入っていきたいと思います。

チームの状態を代弁してください
チームの状態はすごくいいです。チャンピオンになるために、みんなあきらめていないので、本当に粘り強くて、他のチームに「INAC神戸はしぶとい、こんなに点が取れるんだ」と思わせることができていると思います。監督が言うように「これがチャンピオンチームだというのを見せつけよう」というので、今日の試合に入りました。本当にチームが一つになっている感じがあります。


DF 3 土光真代 選手

WEリーグ初ゴールおめでとうございます。クロスと見せかけてからの素晴らしいシュートでしたね
シュートかクロスか、どちらも選択できる場所にボールを置くことができ、中を見たら(ゴールの)ニアが開いてたので打ってみようと思って打ちました。シュートはゴロになり、少しキックミスのような感じになりましたが、それがうまくいって入ったので良かったです。みんなからは、「あれはまぐれだ、狙っていない」と言われましたが、本当にちゃんと狙いました()

ゴールパフォーマンスも決めましたね
あれはパオラ(ソルデヴィラ)選手と「どちらかが決めたらやろう」と話をしていました。あのパフォーマンスは鳥居です。パオラ選手が日本の鳥居が好きで。今日は点をたくさん取りにいこうと話をしていて、ゴールしたあとも「どんどん早く」という感じだったので、実はパフォーマンスを忘れ気味だったのですが、カルロタ(スアレス)選手が教えてくれました。

今シーズン最多の6得点を挙げました
たくさん点を決めなければいけないということは、今週の練習でチームの全員がずっと言っていました。とにかく前に、前にいって、得点をたくさん取ろうと。そういった中で6点を取り、正直、もう少し欲しかったのは事実ですが、しっかりと今できることを見せられたと思います。

後半はポジションを移してセンターバックでプレーされました。よりゴールを奪いにいくために意識したことは
一番は失点しないことを考えていました。後半の立ち上がりは少し流れが悪く、相手にCKを与えたりもしましたが、その中でまずは守備からを意識して、全体のバランスを整えつつ、でもやっぱり得点が必要でした。いつものように後ろでビルドアップすることも一つの選択肢ですが、今日はどちらかというと裏のスペースに蹴ったり、FWにパスを当てて、そこから攻撃していくことが多かったかなと思います。

今日の結果を受けて、東京NBと同勝点なのは変わりませんが、得失点差を4に縮めました。最終節に向けて意気込みをお願いします
自分たちは勝つことしか考えていないですし、勝つことが最低限で、多くの得点を奪うことが必要になってきます。今日は6点取れましたが、シュートを30本打っていることを考えたら、もっと取らなければいけないと思います。そこの精度、シュート11本の質にもっとこだわらないといけません。1本のシュートで1点を決めるんだというくらい、全員が強い気持ちを持って戦うだけです。後ろはまたゼロでしっかり抑えて、攻撃でとりあえずたくさん点を取って、最後まで自分たちで望みをつなげられたらと思います。

逆転優勝へ向けて、手応えは感じていますか
前節、ベレーザに20で勝ったところからチームの雰囲気は少し上がりましたし、自信を持てた部分もあると思います。そして今日、たくさん点を取れたことも自信につながったと思います。水野(蕗奈)選手がゴールしたり、愛川(陽菜)選手も久しぶりにゴールを決めました。三谷(和華奈)選手も途中から出てきて、素晴らしいアシストをしました。本当にチーム全員で点を取れていて、いい流れはあるので、優勝したいと思います。


FW 愛川陽菜 選手

久々のゴール。しかも2得点。得点シーンを振り返ってください
1点目は山本(摩也)選手からいいパスが来て、自分としてもプレーしやすかったです。いいボールがあったからきれいにターンができて、シュートが生まれたと思っています。2点目は結構、練習でやっていた形だったので、練習通りにできてよかったです。いつもだったらダイレクトでシュートを打ってしまうのですが、タッチを入れて相手をかわし、なおかつタイミングも外せたので、得点になったと思います。

試合前の時点で首位の東京NBと同勝点の2位。得失点差はかなり開いていました。今日の試合は大量得点を狙う意識が強かったように思います
練習の時からそれはずっと言われていたので、得点への意識はチームとしても高かったと思います。自分自身ももちろん、高かったです。チームとしても得点が欲しかったのですが、個人としても欲しかったので、そこは積極的に狙っていきました。

結果的に6ゴールを奪いました。東京NBも勝ったので、同勝点は変わりませんが、得失点差は4に縮まりました。最終節での逆転優勝に向けた思いを教えてください
自分たちのやるべきことは、得点を大量に取って勝つことですが、そこに向かってチーム全体でいい方向に向かっています。そこは、勢いに乗ってやっていきたいと思います。最終戦も勝つことを大前提に、大量得点を取らないといけません。次も必ずチーム全体で、そういう意識をもってやれば、絶対にいけると思います。

ジョルディ フェロン監督が今シーズン限りで退任します。指揮官の花道を飾りたい思いは強いですか
監督がこのチームに関わって、チームの有り方だったり、サッカーに対する姿勢だったりをたくさん学ばせてもらいました。最後、しっかり結果を出して送り出したいと思います。


MF 三谷和華奈 選手

リーグ戦は久しぶりの出場になりました。どういう気持ちでピッチに入りましたか
練習で自分ができることをコツコツと積み上げてきた実感はありましたので、それを遺憾なく、自信を持って発揮するだけだと心に決めていました。メンバー外になった時など、物販ブースでファン・サポーターの方からいろいろと声を掛けていただいたり、家族やチームメイト、たくさんの方の応援やサポートをすごく感じていました。その思いをとにかくプレーで表現したいと思っていました。

今シーズン、練習の中で手応えをつかむために意識してきたことは
毎回の練習後に何人かの選手とボール回しをしたり、ポゼッションの練習をしたりしてきました。それを12カ月くらいずっと続けてきて、自分の技術や判断力が上がってきていることを実感できていました。自分が今できることが増えてきている。そういう実感を感じられていたんです。ですので、今回のメンバー入りも驚きはありませんでしたし、実際にピッチに立って、自分のプレーを出せたことは大きな自信になります。練習後の自主練習に付き合ってくれたとチームメイトとコーチに感謝したいです。

ご自身のWEリーグ初アシストとなった85分のカルラモレラ選手のゴールの場面を振り返ってください
まず成宮()選手からのパスがすごく良かったです。「クロスを上げて」というメッセージが込められていました。カルラ(モレラ)選手が最終的に押し込んでくれましたが、GKが弾いたり、DFに当たってオウンゴールになったり、そういう狙いを持ってクロスを入れました。ゴールにつながって良かったです。

優勝を争うシーズンの最終盤に活躍して結果を出すことがチームにとっても大きいと強く意識されていましたか
はい。もちろんです。やっぱりいつも出ている選手が引っ張っていくだけがチームではないですし、今日みたいに私のような普段はあまりプレーできていない選手がどれだけ頑張れるかとか、練習に対してどれだけ意欲的に取り組めるか。そういった部分がチームに大きな影響を与えると思いますし、何より自分のためにも一番必要なことだと思います。今日の結果に一喜一憂することなく、あと1試合、とても大事な試合が残っていますので、次の1週間もしっかりと積み上げていきたいと思います。

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【次節 試合日程のお知らせ】

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