MATCH 試合

2024-25 SOMPO WEリーグ

N相模原 ● 1 - 3 ○ INAC神戸

05/17 SAT 14:00

ギオンス

開催日時
2025年5月17日(土)14:00キックオフ
会場
相模原ギオンスタジアム
対戦相手
ノジマステラ神奈川相模原

試合結果

▼ 試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック! ▼
▼ ハイライト動画・対戦チーム情報もご覧下さい。▼
https://weleague.jp/matches/2025051726/


▼ 公式X(@inac_kobe2001)で試合中に随時更新しているデータをまとめて掲載! ▼













【得点者】

⚽66分 浜田芽来 (N相模原) ⚽ 

⚽75分 カルラモレラ (I神戸) ⚽ 


⚽77分 カルラモレラ (I神戸) ⚽ 


⚽85分 成宮 唯 (I神戸) ⚽ 





ジョルディ フェロン 監督

◾︎今日の試合を振り返って
そうですね。中々難しくなるだろうとは予想していました。ただ普通の勝利だけを求められているだけではなく、大量得点が求められているという条件の試合でした。前半は風上にも立っていましたし、もう少し風の優位性を使って攻撃を仕掛けていきたかったです。そういったところで、前半は得点が取れず、選手も焦りが見えていたと思います。
中々いい形でシュートまで持っていくことができませんでした。チャンスはできてましたが、そこを決めきれなかった。後半に臨むにあたって、今度は向かい風でのプレーとなりました。雨も少し止みましたし、自分たちのプレーができるような形になっていました。
後半に入る前に東京NBさんがリードしているという状況も聞いていて、優勝まで漕ぎ着けるのは、少し難しいのではという状況にはいました。ただなんとか点もうまく取り返しましたし、後半はいいプレーもできていました。
それを取り戻せるようないい形でのプレーを見せることができたと思います。

◾︎大量得点を狙うと前がかりになる中で、N相模原さんは上位チームに強いこともありますが
リーグ優勝をもちろん目指さないといけないということもありますが、今日のゲーム運びとしては、完勝に持って行けたと思います。3-1ですから。ノジマさんの分析に関しては、私たちもしていました。よく走るチームですし、よくプレッシャーをかけてくるチームです。

◾︎3シーズン連続2位という結果です。ジョルディ監督体制になってからの2シーズン、リーグ優勝するために、足りなかったことは
やっぱり継続性というものが必要ではないでしょうか。昨シーズン、とても素晴らしいシーズンを戦ったと私は思います。皇后杯も取りましたし、その中で素晴らしい選手たちもいた。ただ彼女たちが移籍してしまったというのがあります。とはいっても、今シーズン戦ってきた選手もいて、後半戦からの新加入選手もいました。後半戦に向けて、いいチームづくりができて、この成績が残せたと思っています。
中々タイトルが取れなかったというのは残念ですが、一つ一つの試合を振り返ってみると、やっぱり得点をもう少し取らないといけなかったと思っています。今シーズン戦った中で、勝点でいうと昨シーズンを上回る勝点が取れている中で、そういったところは評価できる点だと思います。今後継続して、チームがいい方向に向かってチーム作りをしていければいいのではと思います。
昨シーズンのチームをベースに、2、3人上手く補強できたら、また違った成績が今シーズン収められたかと思いますが、昨シーズンのメンバーからガラッと変わった中でのスタートだったので、そう言った部分がリーグを勝てなかった部分、勝つために必要だった部分かなと思います。

◾︎試合後の円陣では選手たちにどういった声をかけましたか
選手に伝えたのは、あなたたちを誇りに思うということを伝えました。選手たちには、今シーズンの努力を、本当によく頑張ってくれて嬉しく思うという感謝を伝えました。色々振り返ってみれば、少し得点が足らなかった部分があります。これは運もあるかもしれません。ポストに当たって、点が入っていれば、、、違う結果が得られていたかもしれません。
しいていえば、浦和戦、S広島R戦で勝点を積み上げられていればもしかしたら優勝できたかもしれません。今日の成宮選手の活躍は素晴らしかったと思います。シュートを打って、ポストに当たって入らないという不運にも見舞われましたが、東京NBさんがリードしている状況がわかっている中で、自分たちも追いついて、逆転してもっと点を入れていこうという意識の高さは選手も見せてくれました。
そういったところも含めて、本当にあなたたちを誇りに思うということを伝えました。また私たちもそうだったんですが、今日は悪天候の中、たくさんのファン・サポーターの皆さんが駆けつけてくれていました。彼らも、私たちのことを応援して、一緒に戦ってくれていました。一丸になって得た勝利だと思います。やっぱり勝利で終えられるというのが一番本来あるべき形ですし、みんなで勝ち取った勝利だと思います。

◾︎今シーズンで退団されますが、一言ください。
本当に振り返ってみれば、日本での生活も素晴らしかったですし、日本で素晴らしいチームを指揮できてよかったと思います。1月、2月ぐらいから、私のここでのステージも終わりなのかなと。クラブとの関係性も色々感じた部分がありました。そのあたりで、私も新しい道に進んだ方がいいのかなと考え始め、決断しました。まずはスペインに帰ってしっかり休みますが、せっかく日本と縁ができたのでまた将来機会があれば、また日本に戻ってどこかのチームで指揮が取れればと少し期待をしています。
本当にプレス、メディアのみなさん、ありがとうございました。私自身、本当にみなさんと良好な関係で、色々取材もしていただいて、いい関係を築けて良かったと思います。スペインでは、厳しい質問が飛んできたりもするのですが、本当に素晴らしい形でいい報道をしていただいてありがとうございました。向こうではスキャンダルを取り上げたり、変な質問もあったりするのですが、日本のメディアはそんなことは全くなく、本当に素晴らしかったです。みなさん、本当にありがとうございました。




DF 三宅史織 選手

◾︎今日の試合そして、今シーズンを振り返って
まず、今日の試合は東京NBさんとの得失点差のことを考えて、無失点で終わりたかったですけど、N相模原さんもやっぱりやらせないという気持ちが強かったと思います。簡単に上手くいかないというのは、みんなわかってましたし、失点してしまったということは、今日の試合に関しては良くなかった部分だと思います。やっぱりチャンスもあった中で、自分たちで沢山得点をとって、優勝を目指したかったです。ただそんなに甘くないですし、勝って終われたというのはよかったかなとは思います。

◾︎3シーズン連続のリーグ2位という結果です。シーズンで積み重ねてきたことの重みはいかがですか
優勝するために、何かが足りない。その何かというのは、すごく大きいものだとは思っています。ただその中でも、得点だったり自分たちで勝てるという姿勢は、シーズン終盤に向かって、だんだんと怖さというのは見せれたかなと思います。
今シーズンは、昨シーズンの主力選手が沢山移籍したところから始まったシーズンでした。その中でもみんなでチーム一丸となって戦うという姿勢を監督から教えてもらいましたし、優勝という結果に繋がらなくて残念ですけど、本当に最後まで全員で戦うということが、今日の試合で見せられたかなと思います。
主力選手が沢山抜けた中で、ファンの方も心配だったのではないかなと思いますが、一つ一つ戦っていくというのは変わらなかったので、全試合決勝のようなつもりで、望んでいました。ただそれを前期からやることができなかったというのは、チームの甘さかなと思います。でもチーム一丸となって頑張った結果が、この結果なんじゃないかなと思います。
このメンバーで、2位という結果は嬉しかったですけど、これで満足はしていないですし、何かが足りない結果がこの順位だと思ってます。ただ今は、振り返るというよりかは、みんなにも自分自身にもお疲れ様と言いたいです。

◾︎足りない何かとは、何が足りないと感じていますか
目に見える結果、得点じゃないですかね。
カルロタ選手は得点王になりましたけど、カルロタ選手だけでなくて、他の選手も得点が取れるような色々なパターンを増やしていきたいです。あとは、落としたくなかった試合も落としてしまったというのも、この順位になった要因の一つかもしれないです。得点だけでなく、勝ちにこだわるというところも含めて、見直さないといけないと思います。

◾︎先制されて、追いかける形となりました。ピッチ内ではどのようなコミュニケーションがありましたか

自分たちが沢山得点を取らないと優勝できないというところがあった中で、先制点を取られてしまったというのはありましたけど、まずは1点を目指して、取るしかないというコミュニケーションをとっていました。

◾︎太田選手はじめ、今シーズンは若手選手の台頭もあったかと思います。
美月(太田)だけじゃないですけど、ほんとに若手選手も責任感を持ってプレーしてくれていたなと思います。ただもっともっと、若手選手がスタメンを脅かすような存在になって欲しいですし、スタメンで出ている若手選手はもっと
上を目指すというところと、出場できている現状に甘えずに、若手とか関係なく、みんなで引っ張っていけるようなチームになりたいです。経験のある選手が言葉だったり、姿勢だったりで示せるようなシーズンにしないといけないなというのは、今シーズン学んだ部分です。


FW 愛川陽菜 選手

◾︎アシストもありました。1点ビハインドで難しい試合でもあったかと思いますが、振り返っていかがですか
前半はすごい激しい試合でしたが、ハーフタイムで交代もあり、後半からは勢いが出てきた部分はすごく良かったと思います。

◾︎今シーズン主力選手が大きく抜けた中で、どのような意気込みで臨みましたか
主力選手が沢山抜けて、その分私たち若手選手の出場時間が長くなる中で、年齢関係なく、若手選手がチームを引っ張っていったり、チーム一丸となってみんなで協力しながら戦えたシーズンだったんじゃないかなと思います。

◾︎今シーズンを終えて、愛川選手自身、責任感は強くなったと思いますか
はい。出場時間も増えて、良い時も悪い時もチームに絡むことができて、自分の中ではさらに成長できたシーズンだったかなと思います。

◾︎3シーズン連続の2位となりましたが、来シーズンはどんな部分を意識して取り組みたいですか
ずっと2位が続く中で、得点力の大事さだったり、勝ち切るところで勝てないと、終盤きつい思いをするなというのは感じたので、来季そこをどう改善していくかが大事だなと思います。


FW カルロタ スアレス 選手

■今日の試合を振り返って
大雨と強風を考えて試合をしていくのはとても難しさがありました。前半は得点することができませんでしたが、後半逆転できて勝てたことは良かったと思います。

■第22節、最終戦の結果をもって得点王が決定しました。率直にいかがですか
得点王になれたことはうれしいですが、やっぱりリーグの優勝ができなかったことは 本当に残念です。ウィンターブレイクを挟んで、私たちは非常にチーム好調になりました。それまでは、私自身やっぱりまだチームに馴染んでなかったところがあったと思いますがお互いチームメイトも私のこと、私もチームメイトほどうまく理解できるようになって、徐々に良くなったと思います。

■カルロタ選手にとって、どんなシーズンでしたか
今まで選手生活をしてきた中で本当に 1番いい結果の残せたシーズンでした。タイトルがとれなかったことは残念ですが、非常に満足のいく 1 年でした。


PAGE TOP