2025/26 SOMPO WEリーグ
浦和
●
1
-
2 ○
INAC神戸
11/08 SAT 14:00
浦和駒場
- 開催日時
- 2025年11月8日(土)14:00キックオフ
- 会場
- 浦和駒場スタジアム
- 対戦相手
- 三菱重工浦和レッズレディース
試合結果
▼試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック!
https://weleague.jp/matches/2025110822/
▼公式X(@inac_kobe2001)で試合中に随時更新しているデータをまとめて掲載



【得点者】
⚽16分 成宮唯 (I神戸) 
⚽77分 高橋はな(浦和)
⚽90+3分 水野蕗奈(I神戸)
監督コメント
宮本ともみ 監督
■試合の総括をお願いします。
リーグ戦を戦う上で、この順位の中でこの勝ち点差で迎えた試合だったのですごくプレッシャーはありました。その中でもプレッシャーを力に変えて、私たちのやりたい形の守備や攻撃ができて、勝てたということが率直にすごく嬉しいです。浦和さんも素晴らしい選手が揃っている中で、その良さを出させないというところでは、自分たちの守備の部分がしっかりはまっていたと思いますし、この結果に繋がったと思います。最後の最後まで1点を取るということを全員がやり通してくれて、最後に2点目を取ることができて、本当にみんなの想いや魂が詰まった素晴らしいゴールだったと思います。
◾︎首位攻防戦でしたが、今週特に強調して練習してきたことや、選手に伝えてきたことを教えてください。
相手の良さを消すというよりは、自分たちがこれまで積み上げてきたことを出すということ、また浦和さんのプレスの中でも自信を持ってやっていくことを特に意識して取り組んできました。前回対戦時に、ビルドアップで相手のプレスがかかった時になかなかそれを回避することができませんでしたが、日々トレーニングを重ねていく中で相手を見て判断できる部分が増えてきたと感じています。あとは私たちの武器は前線からのプレスなので、しっかりプレスに行くこと、みんなが迷わないようにどういったところでスイッチを入れるのか、誰がどういうタスクの中でという部分は明確にできていたと思いますし、強調してやってきたところかなと思います。
◾︎18歳コンビの太田選手、金月選手の落ち着いたプレーに対して監督の評価はいかがですか。
年齢関係なく、チームの中心として力になってくれてると思います。そういった選手が堂々とプレーできるように、周りの選手のサポートだったり、日々のトレーニングの中でもお互い高め合えるようなコミュニケーションを取れています。2人は本当に物怖じしないというか、上の選手に対してもしっかり意見も言えますし、自分の考えを持った2人です。そういった若い選手から、中堅・ベテランの選手もすごく刺激を受けていますし、それが相乗効果になっていると感じます。
選手コメント
GK 大熊茜 選手
◾︎今の率直な気持ちを聞かせてください。
とても嬉しいです。
◾︎試合を振り返ってください。
クリーンシートで勝つ気持ちで臨んでいたんですけど、コーナーキックの場面で自分の判断ミスで失点してしまったので、そこは本当に反省点です。
◾︎今節は大一番となりましたが、どんなことを意識して試合に入りましたか。
自分が一番後ろで全体が見えているので、自分がボールを持ってる時に逆サイドを見たりしながら、試合を落ち着かせることを意識しました。
◾︎決勝点となった2得点目が入ったシーン、ベンチに駆け寄っていく姿がみえました。あの時はどんな気持ちでしたか。
とにかくほっとしました。
◾︎リーグ戦が少し空きますが、今後の意気込みを教えてください。
今日の勝利は本当に大きかったと思います。来週からは皇后杯が始まりますが、一つずつ勝ち進んでいくこと、そしてこの先のリーグ戦も勝ちを繋いでいって自分たちの目標である優勝を達成できたらいいなと思います。
DF 金月夏萌 選手
■試合を振り返ってください。
自分がコーナーキックを与えてしまい失点してしまったのですが、先輩たちが取り返してくれて最高の試合になりました。
◾︎見ていても運動量が多い試合でした。浦和相手にやり切れた自信はありますか。
守備の場面でチームとして狙っていたことが、前半では少しビビってしまって…できていませんでした。後半はやられてもいいから前から行こうと積極的にプレーして、結構取り切れた部分が多かったです。
◾︎日頃の練習から取り組んでいることが試合に出せている印象がありますが、ご自身で何か意識していることはありますか?
クラシエカップの広島戦の時にあまり喋ることができていなくて、(三宅)史織さんに何でもいいからどんどん喋って欲しいって言われました。レオンチーナのときは自分から声を出していくことが多いですが、トップチームではあまり喋れていなかったので、とにかく今は自分からもっと声を出していこうと日々のトレーニングから意識しています。
◆今シーズン、トップチームでも出場機会が多い中で、ご自身で伸びているな、こういう経験が活きているなという部分はありますか。
トラップの部分でプレーの選択肢が増えてきているので、そこは成長できているなと感じます。
MF 成宮唯 選手
■激しい試合でしたね。試合を振り返ってください。
最後まで諦めないチーム力で、勝ててよかったと思います。
◾︎練習してきたことを自信を持ってやりきっているように見えますが、いかがですか。
完成度は高いなというところは、日々突き詰めているところではありますけど、監督の要求も高いし、それに応えられる選手がたくさんいるので、チームとしては本当に好調ですし、毎試合毎試合レベルアップしたINACを見せられてるのかなと思います。
◾︎開幕から縦に早い印象はありましたが、今日の試合は相手を見ながらプレーの選択を変えていくところもすごくレベルアップしてるように見えましたが、いかがですか。
相手が分析してくる中で、縦の速さ・強さというところは1つの武器ですが、それに限らず、真ん中でボール持てる選手もいますし、コンビネーションが今年はより多いと思うので、対策しても、対策しきれないのかなと思います。
◾︎プレスの精度が高いなと感じます。1点目に関しても自身のプレスからの得点でした。
基本的にINACの選手はみんな走れるので、守備という部分ではなくて、監督もよく「守備も攻撃だよ」と言ってるんですけど、守備の基盤となる走力がしっかりしているので、みんなが一体感を持って守備が出来ていると思いますし、プレスの強度は他チームと比べても本当に高いと思います。
◾︎2点目に関しては、混戦を見越して浮いたボールを選択しましたか。
皆んなが何度も何度も打っていて、むやみたやたらに打っても、入らないなと思い、ちょうど右隅が開いていたので、ああいうボールの方が嫌かなと思って浮き球を選択しました。
◾︎かなり強度の高い試合だったかと思います。走力的にはいかがでしたか。
監督も始まる前から、相手は絶対落ちてくるという分析もありましたし、とにかく走力の部分ではチーム全体として、自信を持っているところです。自分もちろん落ちていきますけど、相手が落ちてきても、それより走れる自信もあるので、走り負けるというのはあまり心配していないです。後半は割と自由にやらせてもらってる試合が多いかなと思います。
◾︎1点目のシーンもそうですが、決めたいタイミングで決め切るというのが今シーズン印象的ですが、ご自身ではいかがですか。
ゴールへの執念というところでは前線の選手は責任を持ってやってますし、今日はアップの時から左のシュートの感触がすごく良かったので、1本振ってみようというところで、結果的に良いコースにいって良かったなと思います。
◾︎リーグ戦を左右する戦いだったかと思いますが、この勝利はチームにとってどんな意味がありますか。
もちろん22試合分の1でしかないんですけど、ホーム(浦和戦)で引き分けてしまい他のチームとの試合ももちろん大事ですが、本当に優勝するにはベレーザとレッズに勝ち点を積み重ねないと、勝ち切る力が必要だなというのはこの2位が続いた3シーズンあったんで、すごくいい波に乗れるのかなと思います。
◾︎宮本監督になって、今まで以上にチームのまとまり感を感じますが、いかがですか。
本当に見てもらってわかるように、監督とスタッフの雰囲気もすごく良くて、選手との関係性もすごくいいので、本当にチームが一体となって、今のこの強さが出てるのかなと感じます。
MF 水野蕗奈 選手
■今の気持ちを教えてください。
今日、勝ち切ることが出来てとても嬉しいです。
◾︎最後、アディショナルタイムで混戦となったところを押し込みました。得点シーンを振り返ってください。
後半の終盤で追いつかれてしまったので、少し焦りもありましたが、最後のゴールはみんなの気持ちで押し込んだゴールだったと思います。
◾︎決まった瞬間、どうでしたか。
すごっっっく嬉しかったです!
◾︎今シーズン、試合開始からどんどん前からプレスする、そしてプレスしている時間が長いという部分がINACの強みかなと感じますが、いかがですか。
攻撃型サッカーをコンセプトにしていて、守備の面でもボールを奪いに行くという、守備も攻撃という捉え方でやっています。前線からのプレスというのはすごく重要になってきますし、前線だけでなくそれに対して守備の選手もついていって、しっかり奪い切るということが出来ているので、それが形になってきていると思います。
◾︎宮本監督が浦和戦に向けて強調してきたという部分はありますか。
浦和さんだから、という特別なことはあまりなく、自分たちらしくいつも通りやって戦おうという感じでした。
◆宮本監督が就任して、チームとして変わった部分はありますか。
監督が変わって、選手も年上の選手も若いメンバーを引っ張っていく、若いメンバーもそれに対してしっかりついていくっていう雰囲気もあるので、一体感が出てきているのだと感じてます。
