2025/26 WEリーグ クラシエカップ
INAC神戸
●1
-
3 ○
広島
10/25 SAT 14:00
パナスタ
- 開催日時
- 2025年10月25日(土)14:00キックオフ
- 会場
- パナソニック スタジアム 吹田
- 対戦相手
- サンフレッチェ広島レジーナ
試合結果
▼試合結果の詳細は、WEリーグ公式サイトをチェック!
https://weleague.jp/matches/2025102526/
▼公式X(@inac_kobe2001)で試合中に随時更新しているデータをまとめて掲載

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【得点者】
⚽10分 中嶋淑乃 (広島)
⚽47分 古賀花野 (広島)
⚽62分 古賀花野 (広島)
⚽90+5分 井手ひなた (I神戸) 
監督コメント
宮本ともみ 監督
■試合の総括をお願いします。
今シーズンが始まるときに三冠という目標を掲げた中で、WEリーグ クラシエカップの初戦を落としてしまったことはとても残念に思っています。相手のストロングポイントは分かっていましたが、そのストロングを出させてしまい、失点してしまいました。後半の立ち上がりにも失点し、チームとしてそのビハインドを乗り切れずに終わってしまいました。それは私自身も反省しています。ただ、今日はなかなか点を取れませんでしたが、ボールの動かし方に関しては自分たちがやりたいようなプレーを出せていたと思いますし、最後に1点を返したことは今後へ向けて大きなゴールになったと思います。この1点がグループステージを突破するうえで次に繋がる得点になるように、またみんなで頑張っていきたいと思っています。
(以下、質疑応答)
■今日は井手ひなた選手をセンターバックで起用しました。その意図を教えてください。
太田美月選手がU-19の代表活動のため今週のトレーニングに参加できませんでした。その中でトレーニングを積み上げてきて、この試合を戦うにあたりベストだと思うメンバーを選んだ結果、井手選手を起用しました。
■試合は1-3で敗れましたが、今日、表現したかったサッカーはどういうものでしたか?
広島さんが前からしっかりプレッシャーをかけてくることは分かっていました。相手をうまく引きつけながら空いているスペースを見つけていくこと、序盤は少し苦しみましたが、だんだんと慣れてきて、空いているスペースを見つけて、そこを突いていくことは十分にできていたと思います。
■後半に臨むにあたり、ハーフタイムに選手たちへ伝えた修正ポイントは何でしょうか?
相手のプレスを回避しながらボールを運べている、良かったシーンをみんなで振り返りつつ、より同じ絵を描きながらしっかりつないでいこうという話をしました。そしてシュートを決め切ること。前線の選手にはその部分を強く要求しました。あとは、守備のところで少しボールを奪いきれていない部分があったので、その点についても選手たちに伝えました。
■次節以降に向けての意気込みをお願いします。
クラシエカップは次の試合まで少し期間が空きます。WEリーグのほうは(対戦チームが)2周り目となり、一度対戦した相手ともう一度対戦することになるので、相手がどう対策をしてくるかを考えながら戦わなくてはいけません。私自身はその経験が初めてになってくるので、毎試合毎試合、コーチングスタッフと話をしながら、いい試合ができるように選手と一緒に日々の練習から積み重ねていきたいと思います。
選手コメント
GK 戸梶有野里 選手
■今シーズン初の先発出場となりました。どんな意気込みで臨みましたか?
緊張ももちろんある中で楽しみな気持ちもありましたし、練習でやってきたことを公式戦でどれだけ発揮できるのか、ということにチャレンジしたいという気持ちで臨みました。
■残念な結果には終わりましたが、試合を振り返って感じたことを教えてください。
3失点目のクロス対応や前半の背後のケアなどもう少しできた部分はあったので、もっとチャレンジできることがあったなと後悔していますし、自分の力不足がほとんどだと思いました。公式戦でのフィールドの選手との連携、意思疎通はもっともっと場数を踏まないといけないと思う部分もあったので、練習から公式戦の意識をより強く持って、その連携をうまくしていきたいと思います。
■まだまだ試合は続いていきます。今後に向けた意気込みも聞かせてください。
試合に入る前は緊張していましたが、始まれば緊張することなく、落ち着いてプレーができたという部分で自分自身の成長を感じました。今後は冷静な状況判断やビルドアップに関わる展開力を上げていきたいです。それができれば、より簡単に前線にボールを運んでいけるようになると思うので、改めてそういうところをより意識して取り組んでいきたいと思います。
DF 三宅史織 選手
■試合を振り返っての感想を教えてください。
3点も取られてしまったら試合は難しくなると思いました。今まで広島さんと戦ったときのようなネガティブな内容だと思っている選手はあまりいなくて、自分たちがやってきているサッカーは間違いではないと思いましたが、後半の入りに2点目を入れられると厳しい戦いにもなってきますし、3点目というのは試合を決定づける失点だったと思います。ただ最後に1点を取れたのは大きいですし、次につながるような内容だったかもしれないですが、今は悔しい思いしかないです。
■たらればになりますが、先に点を取れていればまた違った展開になったのかもしれません。
どっちが先に点を取るかというところも大事だと思います。相手がカウンターで仕留めてきたのは相手の良さではありましたが、自分たちがやられてはいけない時間帯などでやられたので、そこは改善しなければいけないと思います。チャンスで決め切れていたらいい試合ができたかもしれませんが、守備の選手としては失点してはいけなかったという思いが強いです。
■今日は戸梶有野里選手が先発出場、そして井手ひなた選手がセンターバックに入るなど、少し守備陣の顔触れが変わりました。その中で何か意識していたことがあれば教えてください。
今日は(戸梶)有野里が今季初めてスタメンで出たので、キャプテンとしてはいい内容でいい結果の試合をさせてあげて、勝たせてあげたかったので、悔しい思いが残ります。
■次戦に向けた意気込みをお願いします。
誰も油断はしていないですし、勝ちながら反省して、修正して、というのを続けていきたいので、こういう試合をなくしていかなければいけないと思っています。自分たちは前期、広島に負けているのでなんとしても勝ちたいという思いがあったゲームだったのですが、そこで勝てなかったのは自分たちの実力がまだまだだということ。それを再認識しました。これをいい経験にするかどうかは自分たち次第だと思うので、切り替えて次に向けてやっていきたいと思います。
DF 井手ひなた 選手
■試合終了間際に今季初ゴールを決めました。あのシーンを振り返ってください。
サイドバックになって高い位置を取るようになってから、あの位置のこぼれ球はずっと狙っていました。いつもは上に浮かしてしまうので、抑えようと思って打ったシュートがきれいに入って良かったです。ただ、今日は負けているので、次は勝ちにつながるゴールを決めたいと思います。
■試合ではサイドバックではなく、今シーズン初のセンターバックでの先発出場になりました。
久しぶりに4バックのセンターバックをやらせてもらって試合前は少し緊張していたんですが、試合前から監督には「練習のようにやれば絶対に大丈夫だし、できるから」と言われていました。1失点目は自分の寄せの甘さから失点しまったのでそこは修正しなければいけないところですし、反省点もありますが、久しぶりのセンターバックとしてはやれることはできたのではないかなと思います。
■広島にはリーグ戦でも敗れている分、リベンジを胸に挑んだところもあったと思いますが、そのあたりの心境も教えてください。
失点のところで防げた部分は絶対にあったので、3失点してしまったことはディフェンスラインとして悔しいです。チャレンジャーとしてもっと自分たちからアクションしてアグレッシブにプレスに行ったり、攻撃の部分では積極的にボールを受けて前線にパスを出したりできればという思いもあるので、練習からもっと質を上げていきたいです。リーグ戦でもカップ戦でもまだ広島戦は残っているので、そこでしっかりリベンジしたいと思います。
■次戦に向けての意気込みをお願いします。
リーグ戦全22試合のうち半分を終えて、優勝するためにはここから一試合も落としてはいけないので、一戦一戦大事に、チーム全員で三冠を獲るという目標を達成するために戦っていきたいと思います。
