MATCH 試合

皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会

INAC神戸 ○ 2 - 0 ● 新潟L

12/07 SUN 13:00

三木陸

開催日時
2025年12月7日(日)13:00キックオフ
会場
兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場
対戦相手
アルビレックス新潟レディース

試合結果

▼試合結果の詳細は、JFA公式サイトをチェック! 
https://www.jfa.jp/match/empressscup_2025/match_page/m42.html

▼公式X(@inac_kobe2001)で試合中に随時更新しているデータをまとめて掲載





【得点者】

⚽6分 吉田莉胡(I神戸) 


⚽77分 桑原藍(I神戸) 


⚽️CLEAN SHEET⚽️



 監督コメント                               

宮本ともみ 監督

■試合の総括をお願いします。
まず結果が出たことは素晴らしいと思いますし、内容の面でも自分たちが積み上げてきたものを出せたと思うので、満足しています。

■1点目は吉田莉胡選手でした。先日代表活動から帰ってきて、改めて吉田選手の働きはいかがでしょうか。
なかなか代表では出場機会がありませんでしたが、その中でも得たものもあったと思います。短い活動期間でしたが感じたことや自分の課題にしっかり向き合いながら過ごせたのではないかと思います。今日は特に余裕を持ってプレー出来ていたと思いますし、代表活動の充実ぶりだったり、試合に出れなかった悔しさだったりいろんな想いをしっかりプレーで見せてくれたと思います。

■今日はスタメンに戸梶選手を起用しましたが、彼女の評価を聞かせてください。
本当に今日はパーフェクトと言っていい内容だったと思いますし、彼女に助けられたシーンもあったので、なかなかリーグ戦では出場機会が少ないですがスタッフ含めて、しっかり準備してくれてるのは頼もしいと感じますし、チーム全体での勝利だと思います。

◾︎改めて、監督初タイトルまであと2つです。
また、一週間次の試合に向けて準備をしていきますが、様々なことに対して、対応力を求められることもあると思います。先のことというよりかは、一試合一試合目の前のことに集中してやっていきたいなと思っています。


 選手コメント           

GK 戸梶有野里 選手

◾︎試合を振り返ってください。
しっかり相手の分析をして今週一週間は練習してきました。ただ試合の前に相手のメンバーを見て、若い選手が多かったですし、前からどんどんプレスをかけてきそうだね、という話はしていました。その中で意外と落ち着いてプレーできたと自分では感じています。

◾︎カップ戦第1節広島戦以来の先発出場でした。どんな思いで試合に入りましたか。
やっぱり……結果が全てなので。しっかりとプレーで示さないといけないという気持ちと、純粋に楽しみたいなという気持ちと半分半分ぐらいでした。実際試合に入ってみて、キックミスもあったし100%パスを繋げているわけではなかったですし、そこからピンチになってしまったこともあったので、試合の時間帯は常に考えてプレーしないといけないなと感じました。でもやっぱりクリーンシートで終われたのが一番良かったと思います。

◾︎後半は、戸梶選手のビッグセーブに助けられたシーンもありました。改めて今シーズン、自身のパフォーマンスについてはどう感じていますか。
今シーズンはこれまでのシーズンと比べるときついなと感じる練習が多いのですが(笑)自分自身、コンディション的にはすごく上がってきているというのも感じています。今週は特にオフ明けから身体が軽いなと感じていたので、自信を持って試合に入れました。

◾︎戸梶選手自身、今日の試合がプロ初勝利となりました。さらに今日はクリーンシートでの勝利、改めて率直に気持ちを聞かせてください。
過去一、終わった瞬間うわーーってなってましたね。なんていうか、とにかく嬉しさが込み上げてきました。

◾︎来週は京都での準決勝です。意気込みをお願いします。
ここから本当に総力戦になってくると思うので、チーム全員で今一度気を引き締めていきたいですし、まずはゴールキーパー内で競争を高めて、かつ全体のレベルも上げて、誰が出ても良いパフォーマンスができるようにみんなで準備していきたいと思います。準決勝でもクリーンシートを目標に一週間しっかり準備していきたいです。


MF 大熊環 選手

■試合全体を振り返ってください。
前半、早い時間帯に先制点を取れて良かったですが、後半の立ち上がりは相手に攻め込まれてる時間が多くて、守備もはまらない時間が多かったので正直きつかったです。(桑原)藍が自分で仕掛けてPKを取ってくれて、追加点を奪えることができて勝てたのは良かったと思います。

◾︎今日は新潟の選手もかなり前からプレスに来ていましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか。
結構自分のところに相手のボランチが強くプレスに来ていて、そこをワンタッチ・ツータッチで剥がせればもっと違う選手が余裕を持ってプレーできたと思いますし、ボールを受ける前の認知だったり、ファーストタッチの置き所の質はもっと上げていきたいなと思いました。守備の部分では(三宅)史織さんとか、(太田)美月が声をかけてくれて、リスク管理はできていたと思います。カウンターの部分ではもう少し自分が止められていたらゴールまで迫られなかったと思うので、そこはもうちょっと考えながらプレーできたらと課題が残りました。

◾︎今シーズンも半分が過ぎて、特にこの時期はカップ戦・リーグ戦・皇后杯が交わるなかでチーム力という部分はどう感じていますか。
やっぱり浦和戦での(愛川)陽菜の負傷は仲間として自分も悔しい気持ちもあるし、先週のように代表選手不在での試合もあったりしますが、そういう時こそチーム一丸となって、誰が出ても変わらずINACのサッカーができるように日々練習からみんなで頑張っているので、そこは自信を持ってこれからもやり続けていきたいです。

◾︎来週は準決勝、伊賀との対戦となります。意気込みをお願いします。
絶対、勝って元旦に国立で試合をしたいので、今日出た課題を次の練習から意識して取り組みたいです。アシスト・ゴールももっと貪欲に狙っていきたいです。とにかく次も絶対に勝って元旦に国立いきます。

◾︎今日は兵庫県(三木市)、地元での開催となりました。多くのファン・サポーターの方が足を運んでくれていました。ファン・サポーターの皆さんへ一言お願いします。
地元開催ということもあって、たくさんのファン・サポーターの方々の力強い後押しがあって、今日も勝てたと思うので、また次の京都でも変わらず熱い応援をお願いしたいです。


MF 吉田莉胡 選手

■今日の試合に勝利してベスト4です。今日の結果を受けていかがですか。
素直に次に繋げられたことはひとまずほっとしています。ただやっぱりまだまだ課題も多く出た試合だったので、一週間準決勝に向けて準備していきたいと思います。

◾︎先制点のシーンを振り返ってください。
少し混戦した形になって、最初自分はゴールに背を向けてたのですが、相手があまり寄せてこなかったので足を振れる距離感がありました。試合開始早々だったので、1回足を振ってみようと思い切って振ったらいいところにいって、自分でもびっくりしました。とにかく入ってよかったです。自分の近くに相手もいて、一瞬隙があったので反転しながら足を振ることができました。いつも試合前に監督から、最初は足をしっかり振っていけと言われていて、今日はそれをいつもより意識して試合に入れたので、得点がにつながって良かったです。

◾︎E-1選手権以来の代表招集でした。普段海外でプレーしている選手も多い中での活動となりましたが、いかがでしたか。
海外組が招集されている中での招集は初めてでしたが、すごく緊張感がある中で、たくさん刺激を受けて帰ってきました。正直もう少し試合に出たかったという思いはあります。でもそれが今の自分の評価でもあると思うので、次はもっと実力をつけて、代表でもコンスタントに試合に出場できる選手になりたいなって思います。よりもっと長い時間試合に出たいと思ったし、もう一回日本を背負って試合に出たいとより強く思いました。

◾︎来週は準決勝です。
三冠を目指しているので、もちろん準決勝で負けるわけにはいきません。しっかり次も総力戦で勝利したいですし、まずは決勝に繋げることが大事なので、目の前の一戦に集中して臨みたいと思います。

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