【INAC神戸テゾーロ】 JFA U-15女子サッカーリーグ2022 関西 第1節 試合結果
[日時]
2022年4月10日(日) 80分ゲーム 12:00 K.O
[場所]
鶴見緑地公園球技場
[結果]
INAC神戸テゾーロ 0−1 セレッソ大阪堺アカデミー
[得点]
9分:失点
[スターティングメンバー]
GK:有木心詩
DF:三木杏莉、森結愛、金月夏萌
MF:石田鈴、岡本奈生、森川美優、佐用稀空、中平怜那、野村七虹
FW:黒崎琉衣
[サブ]
GK:髙岡彩夏
DF:中田愛心
MF:山脇菜花、大田ありす、友永衣美、衣川杏樹
FW:平七海
[交代]
20分:森川美優→山脇菜花
HT:野村七虹→平七海
50分:黒崎琉衣→大田ありす
60分:石田鈴→友永衣美
70分:山脇菜花→衣川杏樹
[コメント]
本日の試合は開幕戦ということもあり、試合前に守備の確認と縦パスが入った時の関わり方をミーティングで話し、試合にお臨みました。
前半は前線から守備には行けていましたが、相手の流動的な動きに対して中盤、ディフェンスの選手がマークを受け渡すのか、着いていくのかのところがはっきりせずになかなか狙ったところでボールを奪うことができません。また、奪っても判断が悪く失う場面や後ろへのバックパスが多く、なかなか攻撃の形を作ることができませんでした。 そんな中、ディフェンスの判断ミスからボールを失いコーナーキックを奪われ、コーナーキックでもマークを完全に外してしまい、開始9分で失点してしまいます。 1点を追いかける展開の中、ディフェンス・中盤から縦パスやサイドへのいい展開を行いますが、ここでも判断が悪く、ボールを持ちすぎたり、失う場面が目立ちアタッキングサードへテンポよくボールを運ぶことができず、チャンスを作れないまま前半を終えてしまいます。
ハーフタイムに攻撃のところでは前向きの選手を簡単に使うことと、受けた選手もそのボールをタッチ数を減らして前にボールを供給することを、守備のところでは流動的に動く相手に対してマークの受け渡しの確認をしっかり喋ることを話して、後半に臨みました。
後半に入り交代して入った選手のところではボールを判断よく動かしボールがテンポよく回せるようになりましたが、他のところでなかなか前半の修正ができずに、チームでやろうとしている判断よくボールを動かし、相手を崩す攻撃がほとんでできませんでした。数多く得たコーナーキックも得点に繋げることができず、最後までゴールを奪うことができないまま0−1での敗戦となってしまいました。
気温が高く、ボールが跳ねる人工芝の中で、ビルドアップに関しては何度かひっかけてしまうシーンはありましたが、怖がらずに前にボールを運ぶということができていましたし、決定的なシーンを何度か作られましたが、ゴールキーパーとディフェンスの粘り強い守備で最小失点に抑えることができたということに関しては収穫だったと思います。 しかしながら、攻撃の部分での判断のところや技術のところ、アタッキングサードへのボールの運び方に関しては、非常に多くの課題が出てしまったと思います。
全国の一番高いところを目指してやろうという目標を掲げて始動したチームの現在地というものをわたし自身がまずはしっかりと受け止め、何が必要でチームとして何をすべきなのかをしっかりと整理し、トレーニングの中でそれを選手にしっかりと落とし込んでいけるように伝え方も含めてしっかり考えていきたいと思います。
今年、チームで取り組んでいるサッカーは技術だけでなく、頭も使ってやらないとうまくいかないという凄く難しいものにチャレンジしていますが、テゾーロにいるメンバーならやれると信じて、ブレることなく選手とともに取り組んでいきたいと思います。
気温も高く、無観客の中での試合にも関わらず送迎のご協力をしていただきました保護者の皆さま、オフにも関わらず色々と手伝って下さったアカデミースタッフの方々、ありがとうございました。
テゾーロはこれからも色々な人に夢を与えれるようなサッカーを目指してやっていきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
[次の試合予定]
2022年4月17日(日)JFA U-15女子サッカーリーグ2022 関西 第2節 14:00 K.O
VS クラベリーナ東住吉
@J-GREEN堺S7ピッチ