INAC神戸レオンチーナ 関西U18女子サッカーリーグ 1部 第10節 試合結果
【開催日時】
2022年6月12日(日) 90分ゲーム 12:15K.O
【場所】
金岡公園陸上競技場
【結果】
INAC神戸レオンチーナ 1−0 大商学園高校
【得点】
59分:栫井美和子
【スターティングメンバー】
GK:大塚陽和
DF:足立寧々 倉元美鈴 奈須遥
MF:難波響 田中さら 沖山乃彩 池田春菜 栫井美和子 吉田りん
FW:宍倉由夢
【サブ】
GK:田島伊織
DF:永山梨花 菊川友華
MF:国本結月 森下美空 寺田心春
FW:金香怜
【交代】
77分:田中さら→寺田心春
85分:宍倉由夢→森下美空
【コメント】
今日の試合には、勝負の月になること、ポイントの試合になるということ。
守備に行ける時、行けない時のポジショニング、攻撃時の狙い所などを確認して臨みました。
風下でのキックオフでした。
少し長いボールを使いながら、相手陣地に押し込みたい立ち上がりでしたが、少し相手の圧力を受けるような形になってしまいました。
ボランチが少し下がり気味で受けていたため、そこを狙われる場面が何度かありました。
しかし、いい状態でボールを持てている時には、インサイドハーフにいいボールを入れることができていました。
20分ごろに今日一番の決定機を迎えますが、逸してしまいます。
流れを掴み切ることができず、相手に自陣でFKやCKを与えてしまいます。
2週間前までだったら、ここを耐えられずに失点してしまっていましたが、身体を張り凌ぐことができました。彼女たちの成長をとても感じることができた場面でした。
このセットプレーを耐え凌いだとこが、今日のポイントになったと思います。
後半は風上に立ちます。
相手CB、GKがボールを持った際に、ボランチが関わっているのかSBが関わりにきているのかを見て、インサイドハーフが出るか出ないかを判断できた後半でした。
栫井の得点は、相手のパスが少しズレたのを見逃さずに流し込んだものでした。
全体でいい準備ができていたからこそ、この得点が生まれたと思います。
立ち上がりから、集中力を保ち続けたからチャンスを逃さずに、仕留めることができました。
この後からは、相手がこちらのサイドを狙ったり、背後を狙ったりとシンプルな形になりました。
GK、CBを中心にチャレンジ&カバーをし、ゴールを割らせることをしませんでした。
奪ってから広げる作業と、相手バイタルに入れるボールの精度はまだまだ改善しなければなりません。
苦しい時間帯が続きましたが全員がハードワークを続け、引くばかりではなく攻める姿勢を貫いたことは今後につながります。
なんとか1点を守り、勝ち切ることができました。
守備の面は確実に向上しています。
まだまだ課題はありますが、ここまで身体を張れるようになったことは、彼女たちに自信を持って欲しいです。
フィニッシュの精度や、パスの選択、首を振る回数など攻撃の面ではいくつも課題が残ります。
複数得点を重ね、余裕を持って試合を運べるようにトレーニングで、さらに拘って取り組まなければなりません。
今日の相手は、今年度1番最初に戦った相手でした。
この2ヶ月間、自分達で変わり、質を高めてきたことを証明できたと思います。
本当によく頑張ってくれた選手たちを、誇りに思います。
もちろん過信は一切せず、自信を持って今後も闘ってまいります。
本日は暑い中、選手の送迎や応援ありがとうございました。
来週は連戦となります。
引き続きご協力ください。
【次の試合予定】
2022年6月18日(土) 14:00K.O
日本クラブユース女子サッカー大会 関西予選
vsスペランツァ大阪U18
@神戸レディースフットボールセンター