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INAC神戸テゾーロ JFA第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会関西大会 2回戦 試合結果

[開催日時]
2022年10月30日(日) 70分ゲーム 15:10 K.O
[場所]
@奈良県生駒市高山スポーツセンター
[結果]
INAC神戸テゾーロ 0−0  ディアブロッサ高田FCソヒィーゾ
       PK(6−5)

[スターティングメンバー]
GK:西本稀彩莉
DF:森結愛、中田愛心、金月夏萌
MF:岸田優花、衣川杏樹、岡本奈生、佐用稀空
FW:山脇菜花、野村七虹、平七海
[サブ]
DF:河嶋杏奈、黒木咲那
MF:山中珠夏、大田ありす
FW:中平怜那、小國結月、寺澤汐梨

[交代]
23分:平七海→中平怜那
HT:野村七虹→大田ありす

[コメント]

本日の試合はJFA第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会関西大会の2回戦となりました。

前回の1回戦で前線へのボールの入れ方、受け方のところで課題があったので、初戦からの2週間そこの部分に焦点をあてトレーニングに取り組み本日の試合に臨みました。

前半開始早々にトレーニングでやっていた形からチャンスを作ります。DFの中田がサイドの佐用に入れたボールをダイレクトでFWに縦パスを入れ山脇→平と繋ぎ平のスルーパスに抜け出した岸田がGKと1体1になりますが、ここはGKに防がれてしまいます。 その直後にも佐用の長いボールに平が抜け出しますが、ここも決め切ることができません。 その後も後ろのビルドアップからいい形で何本も楔を入れチャンスを作りますが、山脇のGKとの1体1が防がれたこともあり徐々に単調な攻撃になってしまい、前半はスコアレスで終えてしまいます。

ハーフタイムに決定的なチャンスが多くある中で決めきれないところから焦りが出て、相手が多い中央のパスを選択するのが多く見られたので幅を使いながら相手を広げて楔を入れることと、点を取らなければという意識から前線の選手の前への意識が強くなりすぎて同じ動きになっていたのでうまくギャップを作ることを話して後半に臨みました。

後半に入り選手も中で話しながら、ハーフタイムに話したことをピッチの中で考えながらプレーし何度も相手のゴール前まで攻め込みますが、ゴール前での落ち着きだったり、シュートの精度を欠きなかなか得点を奪うことができません。終了間際にあった衣川のビックチャンスも相手のDFの体を張った守備で得点を奪えずスコアレスのまま試合終了となり、勝負の行方はPK戦に持ち込まれます。
 

サドンデスまでもつれたPK戦はこちらの選手が全員決め、6−5で勝利することができました。 

選手はこの2週間、トレーニングでやってきたことをピッチの中でしっかり表現してくれていました。それでもゴールを奪えなかったというのは、試合までに選手にトレーニングの中で自信をつけてあげられなかったのと、焦らせるような状況にしてしまった自分に責任があると思います。次の準決勝の試合までは3日しかありませんが、まずはメンタル的な部分をクリアにして次の試合に選手が自信を持って臨めるようにトレーニングを行いたいと思います。

今回、試合が終わり涙してる相手選手を見てみんながこの試合にかけてやってきて、どのチームも勝つために必死にやっているんだということを改めて強く感じました。 それは相手選手だけに限らず、試合に出れなくても必死に声をかけながらいつ試合に出てもいいようにアップを行い勝った時には涙してくれたサブの選手、メンバーには入れず悔しい気持ちを持ちながらトレーニングに必死に取り組んでいる選手がこのチームにはいます。 人生で1度しかない中学3年間、このチームでサッカーをするということを選んでくれた選手と少しでも長く一緒にサッカーができるように、日々を大事にしていきたいと思います。

本日も遠いところ送迎、応援していただいた保護者の皆様、運営等で協力して下さった奈良県サッカー協会の皆様、本当にありがとうございました。

[次回試合予定]

JFA第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会関西大会 準決勝

2022年11月3日(木)
VS バニーズ京都flaps  13:30 キックオフ

 @奈良フットボールセンターAピッチ

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