【開催日時】

2023年5月3日(水) 　90分ゲーム　13:40K.O

【場所】

HFA明石

【結果】

INAC神戸レオンチーナ　1−3  大阪桐蔭高校
　　　　　　　　　　　  
【得点】

19分：失点

41分：国本結月

45分：失点

56分：失点

【スターティングメンバー】

GK:大塚陽和

DF:奈須遥　菊川友華　土井姫星

MF:国本結月　池田春菜　山脇菜花　寺田心春　田中さら

FW：宍倉由夢　中平怜那

【サブ】

DF:石田鈴　中田愛心

MF:井上楓音　山中珠夏　三木杏莉

FW :沖山乃彩　金香怜　

【交代】

61分：宍倉由夢→沖山乃彩

61分：田中さら→井上楓音

61分：中平怜那→金香怜

71分：菊川友華→中田愛心

79分：池田春菜→三木杏莉

【コメント】

本日の試合は、サイドチェンジと守備の確認をして送り出しました。
 
立ち上がりはビルドアップしながら前進していく機会を窺いますが、なかなかPAまで運べない時間が続きました。
 
徐々に相手が前がかりになってきた17分に、右サイドから失点してしまいます。
サイドの守備にボールウォッチャーになってしまった場面で、中盤のマークを外してしまいクロスを押し込まれてしまいました。
 
この後も前から圧力をかけてくる相手に対して、なかなか前進できず引っ掛けてしまう場面も出てきました。
40分に奈須から背後へ動き出した中平へミドルパスが配給され、相手CBがうまく対応出来ない隙に抜け出し、相手のファールを誘います。
このファールでレッドカードが出され、相手は10人になります。
 
この中平の獲得したFKを国本が素晴らしいコースにきっちり決めます。
ここから勢い付き、攻勢に出ていきます。
 
しかし、自陣で相手に引っ掛けられてしまい、遅れて対応したためにFKを与えてしまいます。
これを相手に決められてしまい、1−2で前半を折り返す形になりました。
 
ハーフタイムに、サイドを使いながら中央に厚みを持たせること、必ずスコアをひっくり返して勝利することを伝えました。
 
立ち上がりから、ビルドアップしようとするところに前からかけて守備してきました。
インターセプトをアラートに狙っている相手に対して、自分のボールにキープする場面や競り勝つ場面を作る回数がとても少なくなってしまいました。
 
56分にCBからのフィードをカットされてしまい、カウンターを受けます。
この対応が軽く、後ろから追いかけるような形になりGKが出てきたところを流し込まれ、さらに突き放されます。
 
ここから交代や、配置を変えながら攻勢に出ようとしますが流れをこっちに掴み切ることが出来ずに試合終了となりました。
 
非常に残念な結果と、内容でした。
内容に関しては、伝えていたことをチャレンジする場面は多々ありました。
相手に一番負けていた部分は、ファイトするところだったと思います。
五分五分のボールに対して足を運んでマイボールにしようとする執着心、相手に身体をぶつけて奪いにいく球際、味方と攻守において繋がるためのコミュニケーション、この3つは全て相手に負けていたと思います。
それを普段の練習から、お互い求めていたのか、仲間に伝えようとしていたのか、チームのために戦えていたのかを全員振り返らなければならないゲームでした。
アップからの雰囲気がそのまま出てしまったように感じます。
 
私自身が選手たちから引き出せていなかった、求める量が足りなかった、促しが足りなかったと重く受け止めています。
もっと彼女たちの力を伸ばすためのアプローチを考え、実践しなければならなかったと責任を感じています。
 
チームとして一皮むける、強くなるために質はもちろん、強度・コミュニケーションを更に求めていきます。
必ず今日の敗戦を、チームと個人が強くなるためのきっかけにできるようにします。
 
記録や審判をしてくれた選手のみんな、ありがとう。
とても助かりました。
 
本日も遠いところ選手の送迎や応援、ありがとうございました。




【次回試合予定】

2023年5月14日(日) 10時30分K.O

関西女子サッカーリーグ2部

vs Diossa AKATSUKI

＠しあわせの村