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【INAC神戸テゾーロ】 JFA U-15女子サッカーリーグ2022 関西 第8節 試合結果

[日時]
2022年6月12日(日) 80分ゲーム 10:30 K.O
[場所]
三木防災公園第一球技場
[結果]
INAC神戸テゾーロ 1−0  バニーズ京都SC flapsU-15
[得点]
80分+1分:衣川杏樹

[スターティングメンバー]
GK:西本稀彩莉
DF:森結愛、鈴村璃子、河嶋杏奈
MF:岸田優花、野村七虹、森川美優、衣川杏樹
FW:山脇菜花、中平怜那、大田ありす
[サブ]
GK:髙岡彩夏
DF:土井姫星
MF:三木杏莉、定兼愛莉、佐用稀空、山中珠夏
FW:平七海

[交代]
13分:大田ありす→佐用稀空
HT:山脇菜花→平七海
HT:鈴村璃子→三木杏莉
60分:佐用稀空→定兼愛莉


[コメント]

本日の試合はU-15関西リーグの後期の開幕戦となり、前期の順位により後期の対戦相手が決まるため、先週と同じ相手との対戦カードとなりました。

試合前に先週の試合で出来なかった前にボールが入った時のサポートの仕方、ビルドアップのボールの動かし方、守備のところの確認をし試合に臨みました。

前半、相手の前線からの早いプレスになかなか対応できずビルドアップのところでタイミングよく前線にボールを入れる事ができず、相手のゴール前までボールを運ぶことができず逆に相手のDFラインに対してプレスが弱くなったところを背後にロングボールを入れられ裏を取られてしまうという展開が続きます。 何度か個の打開でゴール前まで運ぶことはできましたが、得点を奪うことができずに前半を0−0で折り返します。

ハーフタイムに攻撃はビルドアップの際にボールを受けるときに味方の立ち位置と相手の立ち位置を見ておくこと、受け手と出し手のタイミングを合わせること、幅を使いながら楔を入れること、守備は前線から自由にロングボールを出させずに真ん中を閉めた状態で守備に入ることを話して後半に臨みました。

後半に入り少しずつビルドアップのところで落ち着き出し、相手コートでボールを動かせる時間は増えましたが、同サイドでの攻撃が多く、幅を使い相手を動かした中での攻撃ができず、チャンスは作りますが相手の粘り強いディフエンスもあり、ゴールを奪うことができずにいると、DFラインのバックパスのミスから決定的な場面を作られますが、無人のゴールに入りそうなボールをDFが戻って掻き出しなんとか失点を防ぎます。 交代も使いながらなんとか得点を奪いにいきますが、なかなかゴールを奪えずにこのまま同点で終わるかと思割れたロスタイムに自陣で得たフリーキックをFWの中平がいい判断から素早く前線のMF衣川に送り相手DFの裏に抜け出すと、衣川が冷静にGKを交わしゴールを決め待望の先制点を奪うことに成功します。 このゴールが決勝点となり、1−0で勝利することができました。 

前節と少しメンバーが変わりなかなかスムーズにビルドアップを含めボールを動かせなかったこと、それを試合の中で修正できなかった事、相手の粘り強い守備の中であったチャンスを決め切ることができなかったことなど、たくさんの課題が出たゲームとなりましたが、危ない場面で失点を許さなかった事や最後まで得点を奪うことを諦めずに戦いこの苦しい試合で勝ち点3を奪えたことは、選手にとってもチームにとっても成長が見えたゲームになったと思います。

自分たちの戦うスタイルを掲げた中で相手の強度が上がったり、メンバーが変わったらできないというのではそこに取り組んでいる意味がないと思いますので、わたしの戦術の落とし込みをもう一度見直し、テゾーロにいる選手全員が理解した上でトレーニングに取り組めるようにしていきたいと思います。

ピッチに立てるのは11名、その日試合に出れるのは18名しかいないという中でベンチにいる選手は必死に声を出し、メンバーに入れてない選手は残ってトレーニングに取り組んでいます。 そして日々努力し、考え、成長していってくれていると思います。 トップチームが初代WEリーグチャンピオンという素晴らしい結果を出し注目を集める中で、女子サッカーをもっとみなさんに知っていただき、盛り上げられるよう、テゾーロとしても自覚と責任を持ち日々のトレーニングに取り組んでいきたいと思います。

本日も朝早くから暑い中、送迎・応援をしていただきました保護者の皆さま、ありがとうございました。

 

【次回試合予定】
2022年6月18日(土)
関西U15リーグ後期2節 9:30 キックオフ
 
vs セレッソ大阪堺ガールズU-15
@ビックレイクB

 

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