【INAC神戸テゾーロ】JFA U-15女子サッカーリーグ2024関西 第13節 試合結果
[日時]
2024年9月15日(日) 80分ゲーム 11:30 K.O
[場所]
@播磨光都第1グランド
[結果]
INAC神戸テゾーロ 2−1 セレッソ大阪ヤンマーガールズ U-15
[得点]
21分:大田ありす
62分:野村香帆
70分:失点
[スターティングメンバー]
GK:岡本紗和
DF:米村悠希、小西芽衣果、野村香帆
MF:大島杏里、下江世夏、定兼愛莉、大田ありす、池上さくら
FW:酒井千紘、沖口璃々花
[サブ]
GK:宮地絢花
DF:鈴村璃子、紺原なつ
MF:三枝莉子、八木美月
FW:青木唯奈、中原艶光
[交代]
HT:大島杏里→青木唯奈
62分:米村悠希→紺原なつ
70分:池上さくら→中原艶光
80分:酒井千紘→三枝莉子
[コメント]
本日の試合はJFAU-15女子サッカーリーグ2024関西の第13節となりました。
試合前のミーティングでは、先週の敗戦から1週間トレーニングで取り組んできたことを怖がらずにチャレンジしようという話をして試合に臨みました。
開始早々、前線から早いプレッシャーをかけてくる相手に対して、幅と楔を使いながらビルドアップを行う展開となります。 4分、中央でMF大田が受けるとMF下江に縦パスを入れます。下江がターンをして右サイドのMF大島に展開すると大島が縦に仕掛けて、中央の下江に横パスを通すと下江がタイミングよくフリーのFW沖口にスルーパスを入れると沖口のトラップは少し外にずれますがシュートを打ちます。このシュートは惜しくもポストに当たりますが跳ね返りをFW酒井がトラップしてシュートを打ちますが、ゴールを捉えることができず先制点とはなりません。その後も前線からのプレッシャーから連動した守備でボールを奪える時間を増やすと9分、左サイドでCKを得ると一度は跳ね返されますが、こぼれ球を大島がミドルを打ちます。これは相手に当たりますが沖口が拾い、サイドの大田に展開すると大田はカットインからミドルシュートを打ちますが、これがクロスバーを叩き得点とはなりません。12分、自陣左サイドのスローインを相手に奪われ縦のFWに入れられると、プレッシャーが甘くなったところをゴール前までドリブルで運ばれシュートを打たれますがこれは左に外れます。15分、左サイドでDF野村が下江に楔を入れると下江のキープから上がってきた大田に落とします。これを大田がドリブルでゴール前まで運びフリーの下江に通すと下江はGKと1対1になりますが、GKに当ててしまい決定的なチャンスを決め切ることができません。それでもいい守備、後ろのビルドアップから幅を使って攻め続けると21分、右サイドの深い位置でスローインを得ると、MF定兼がキープして大島にパスを返し、大島が中に入れたボールを下江がターンしてボックス内の酒井に入れると酒井が走り込んだ沖口にダイレクトで落とすと少しボールが弱くなりますが、判断よく沖口がダイレクトで酒井にリターンしたところを相手DFに倒されPKをもらいます。これを大田が決めなかなか取れなかった先制点を奪うことに成功します。32分、相手のビルドアップに対して落ちたFWにセンターバックが食いついたところにできたスペースにロングボールを入れられると、ドリブルで運ばれ中央でフリーになったFWにアーリークロスを入れられます。失点かと思われた場面でしたが、野村がスプリントして戻りシュート直前で先に触りシュートを打たせません。その後も攻め続け、大田のミドルシュートなどで追加点を狙いますが、追加点を奪うことができず前半を1−0でリードして折り返します。
ハーフタイムに落ちたFWに対しての守備の確認と守備のスライド、攻撃はいいビルドアップができているのでそこは怖がらずに続けること、もう少し背後を狙うこと、ゴール前の質の部分、次の1点を自分たちから奪いに行くことを話して後半に臨みました。
後半開始の1分、相手GKのビルドアップからFW2枚が開いてしまったところをサイドバックに早いボールを斜めに入れられ、サイドで交わされると前線に長いボールを入れられます。このクリアボールが中途半端に短くなったところを拾われフリーでミドルシュートを打たれますが、ここは枠を外れ失点とはなりません。直後の43分、中盤で酒井のプレスバックからボールを奪うと沖口がドリブルで仕掛け下江とのパス交換からペナルティエリアに走り込んだ大田に通します。これを大田が相手を少しずらしてシュートを打ちますが、枠を捉えられず追加点とはなりません。62分、中盤で下江がボールを奪い右サイドをドリブルで運びCKを獲得します。このCKを野村が頭で合わせ追加点を奪い2−0とします。67分にもCKのこぼれから沖口が左足でゴールを狙いますが上に外れゴールとはなりません。70分、相手GKのビルドアップから左サイドバックに入れられると、プレスが遅れたところをDFの背後にロングボールを入れられます。FWに背後を取られ抜けれ出されるとGKと1対1を決められ2−1とされてしまいます。その後、押し込まれる時間帯もありましたがチームでしっかりと最後まで集中力を切らさず、失点をすることなく2−1での勝利となりました。
まだまだ、組織としての守備の仕方、止めて・蹴る・見るの質の部分についてはトレーニングでやっていかないといけない部分はたくさんあると思いますが、先週の敗戦から1週間メンタル的にも技術的にも戦術的にも選手は本当に意識してトレーニングに取り組んでくれました。本日の勝利は全て選手が取り組んだ結果だと思います。これを今日で終わらせるのではなく、継続していけるよう日々のトレーニングを大事にして取り組んでいきたいと思います。
本日の試合には怪我で出れない選手が遠いところまで色々なサポートをしてくれただけでなく、80分間ずっと声がかれるほど応援をしてくれました。それだけでなく、ユースのスタッフを含めたアカデミースタッフ全員が足を運びサポートをしてくれました。選手にとってはすごく大きな力になったと思います。本当にありがとうございました。
本日も遠方まで送迎・応援等でご協力いただいた保護者の皆様、色々とご協力いただいたスタッフの方々、そして最後まで戦ってくれた選手のみんなに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
[次回試合予定]
VS ASハリマアルビオンユースU15
@鶴見緑地球技場