[日時]
2024年10月13日(日) 70分ゲーム　10：00 K.O
[場所]
＠神戸港島南球技場

[結果]
INAC神戸テゾーロ　7−0　伊丹FCオンダノーヴァ　
[得点]
11分：八木美月
13分：池上さくら
45分：青木唯奈
46分：太田朱
53分：下江世夏
63分：中原艶光
70+2分：太田朱

[スターティングメンバー]
GK:岡本紗和
DF:山内うた、小西芽衣果、岡野琴実
MF:野村香帆、八木美月、定兼愛莉、大田ありす、池上さくら
FW：青木唯奈、沖口璃々花
[サブ]
GK：宮地絢花
DF:紺原なつ
MF:三枝莉子、下江世夏、西坂ななみ
FW：中原艶光、太田朱

[交代]
HT：沖口璃々花→太田朱
48分：岡野琴実→西坂ななみ
48分：青木唯奈→下江世夏
48分：八木美月→中原艶光
56分：大田ありす→三枝莉子

[コメント]

本日の試合はJFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会関西大会2回戦ノックアウト方式のトーナメントの試合となりました。

試合前のミーティングで相手を見てボール動かすこと、守備の確認、先制点を奪いにいくことを話して試合に臨みました。

試合開始からDFラインからボールを繋ぎ、幅を使いながらボールを動かしていきます。前半11分、中央でMF大田がDF山内からボールを受けると、一人交わして背後に抜け出したFW沖口に柔らかいボールを入れます。沖口がキープしながらサポートに来たFW青木に落とすと、青木は左足でシュートを打ちますがGKのセーブに合いゴールとはなりませんが、CKを得ます。このCKを大田がファーサイドに蹴ると青木が頭で折り返し、MF八木が落ち着いて蹴り込み先制点を奪うことに成功します。さらに13分、中盤で大田が相手のパスをカットすると左サイドに開いた青木にパスを送ります。青木が深い位置までドリブルで運びサポートにきたMF池上に戻すと、池上がカットインからミドルシュートを豪快に決め、点差を2点とします。直後の15分、こぼれ球に対してDF二人がお見合いをしてしまい相手FWに抜け出されると、GKとの1対1を作られてしまいますがここはGK岡本がセーブし失点を許しません。その後も追加点を奪いに攻め続けますが、ゴール前での精度を欠き得点を奪うことができず前半を2−0で折り返します。

ハーフタイムに前線の距離間と、相手のFWに対して誰がつくのかをはっきりさせることを話して後半に臨みます。　

後半に入り前線の距離間が良くなると前線にボールが入った時のパス交換が増えだします。45分、中央でMF定兼がボールを受け右サイドのMF野村に展開すると野村が相手を交わし斜めのボールをFW太田に入れます。太田が上手く前を向き一度はセンターリングをDFに防がれますが、こぼれ球を拾いサイドの野村に出すと、トラップから正確なクロスをゴール前のファーサイドで相手のマークを外した青木に上げると、青木が頭で合わせ3−0とします。直後の46分には、岡本の正確なフィードを太田が前線で受けるとワンタッチでの青木とのパス交換から抜け出し、GKとの1対1を冷静に決め4−0と得点差をひろげます。攻撃の手を休めずに攻めると53分、ビルドアップからDF小西が右サイドに流れた太田に正確なロングボールを通すと太田が低いボールをゴール前に入れます。これをFW中原が上手いターンから左足でシュートを打つと一度はGKに防がれますが、こぼれ球をMF下江が詰め5点目を奪います。63分には中央で相手のドリブルを野村が上手く奪うと前線の中原に縦パスを入れます。一度はDFに奪われますが下江の素早い切り替えからのプレスで中原が奪い返すとドルブルで相手を交わしGKとの1対1を左足で決め、6−0とします。さらにロスタイムには池上のプレスから太田がボールを奪い、そのままドリブルで運び左足でサイドネットに蹴り込み7−0とします。最後まで安定した守備でゴールを奪われることなく、7−0での勝利となりました。

トーナメントの初戦ということもあり前半は硬さから技術ミスもありましたが、その中でもゴールを奪い切ったところ、後半に入り前線からのプレス、後ろからのビルドアップをしっかりと行い得点を重ねられたことは、選手たちがここまで積み重ねてきたものの成果だと思います。次の試合はもっと厳しい戦いになると思いますので、1週間でやれることをトレーニングの中でしっかりと意識し、取り組んで準備していきたいと思います。

本日も朝早くから送迎・応援等でご協力いただいた保護者の皆様、色々とご協力いただいたスタッフの方々、映像の撮影等協力してくれた選手、応援に駆けつけてくれたメンバーには入れなかった選手、本当にありがとうございました。

[次回試合予定]