NEWS ニュース

[INAC神戸テゾーロ] 高円宮妃杯 JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会 1回戦 試合結果

[日時]
2024年12月7日(土) 80分ゲーム 11:00 K.O
[場所]
@磐田スポーツ交流の里ゆめりあ球技場多目的G

[結果]
INAC神戸テゾーロ 3−3 ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ
                      PK(4-2) 

[得点]
27分:沖口璃々花
47分:失点
50分:下江世夏
56分:小西芽衣果
60分:失点
71分:失点

[スターティングメンバー]
GK:宮地絢花
DF:米村悠希、小西芽衣果、野村香帆
MF:大島杏里、定兼愛莉、三枝莉子、池上さくら、下江世夏
FW:沖口璃々花、太田朱
[サブ]
GK:岡本紗和
DF:山内うた、北村礼
MF:岡野琴実、紺原なつ
FW:青木唯奈、中原艶光

[交代]
51分:三枝莉子→岡野琴実
51分:太田朱→中原艶光
66分:岡野琴実→北村礼
76分:米村悠希→紺原なつ
76分:中原艶光→青木唯奈

[コメント]

本日の試合はJFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会1回戦となりました。

試合前に守備の部分の確認、攻撃の時の立ち位置の取り方、狙う場所、1年間取り組んできたことを試合の中でチャレンジすることを話して試合に臨みました。

前半の立ち上がり前線からプレスをかけてこない相手に対してボールを後ろで持つことはできますが、効果的なパスを前線に入れることができず、決定的なチャンスを作ることができません。それでも6分、左サイドのスローインからFW沖口が受け縦に抜けたFW太田につけると太田が仕掛けマイナスのボールをMF定兼に通しますが、定兼のミドルシュートは枠を捉えることができずゴールとはなりません。後ろからのビルドアップが安定してくると相手コートでのプレーは増えますが、アタッキングサードに入れるボールの質とタイミングが合わずシュートまで行けない時間が続きますが26分、相手のビルドアップを太田が奪って前線の沖口にパスを入れると、沖口がゴール前までドリブルで運びシュートを打ち入ったかと思われましたが、ここはバーに当たりゴールとはなりません。27分、左サイドでMF池上がボールを受けるとDF野村がオーバーラップを仕掛けます。池上が一度中央のMF三枝に入れると三枝がダイレクトでオーバーラップをしていた野村に通すと野村がサイドからニアに低めのボールをあげます。これに沖口がニアでうまく合わせ欲しかった先制ゴールを奪う事に成功します。32分、野村がDFラインから三枝とのワンツーで前に運ぶと左サイドの池上へボールをつけオーバーラップを仕掛けます。池上がサイドで相手をひきつけオーバーラップした野村に出し左サイドを崩しますがセンターリングが合わず追加点とはなりません。37分、ビルドアップで野村が左サイドの池上に展開すると池上がトラップでうまく相手を交わしゴール前までドリブルで運びますが、ここもセンターリングが合わず得点を奪えません。38分、相手のゴールキックを沖口が奪うドリブルで仕掛け中央のMF下江に出すと下江がドリブルで相手を交わし左足でシュートを放ちますが、相手に当たり僅かに右に外れ得点とはなりません。前半終了間際にも右サイドを沖口が抜け出すとキーパーと1対1になりますがここはGKのセーブに合いなかなか追加点を奪えないまま前半を1−1で折り返します。

ハーフタイムに幅を使って攻撃をすること、サイドからのクロスの質をあげること、攻撃している時の守備のリスクについて、2点目を自分たちから奪いに行くことを話して後半に臨みました。

後半の立ち上がり前線からプレッシャーをかけにきた相手に対して47分、ビルドアップを奪われ中央をダイレクトパスで崩されると、スルーパスから背後を取られGKとの1対1を決められ同点とされてしまいます。追いつかれた直後の50分、ビルドアップからDF小西が前線の下江に長いボールを入れると下江が頭で太田に繋ぎパスを受けた太田がダイレクトで沖口にパスを通します。沖口がダイレクトで上がってきた下江に落とすと、下江がDFラインを抜け出してGKとの1対1を冷静に決め、勝ち越しのゴールを奪います。得点した事により前線からのプレスを強めてきた相手に対してビルドアップのところで慌ててしまい相手コートでプレーすることができません。それでも56分、相手コートでこぼれ球をMF大島が拾うとサポートに来た定兼に横パスをつけます。これを定兼がドルブルでペナルティーエリアまで運びCKを得ると、小西が蹴ったボールが一度は弾かれますがこぼれ球を小西が拾うと巻いたシュートをファーサイドに決め追加点を決め、3−1とします。このまま試合を終わらせたかったところでしたが、点を取りに来た相手に対して慌てる場面が多くなり後ろでのボールロストが増えると60分、ビルドアップのミスを相手に奪われ中央に入れられると反転してシュートを打たれますがここはGK宮地が好セーブで防ぎ得点は許しませんがCKを与えてしまいます。このCKを直接決められ1点を返され3−2となります。1点差になったことによって相手に勢いも出てくると71分、ビルドアップで右サイドでボールを奪われると中央にボールを入れられ、ダイレクトパスで崩されるとペナルティーエリア手前からミドルシュートを打たれます。これを宮地が好セーブで手に当てますがポストに当たり跳ね返ったボールを相手につめられ3−3の同点とされてしまいます。その後、沖口のドリブル突破やサイドからの崩しで得点を奪いに行きますが最後まで得点を奪うことができず、3−3のまま勝負はPK戦へと持ち込まれました。

INACが先行から始まったPK戦はお互いが1人目を決めて迎えた2人目を外してしまい相手に決められ1−2となります。3人目が決めると、相手のPKがバーに当たり振り出しに戻ります。4人目も決めると相手のPKを宮地が止め3−2とリードして5人目が決めれば勝ちの状態で5人目のキッカーの下江が冷静に決め、4−2で勝利することができました。

負けたら終わりという緊張感のある試合の中で選手はやってきたことをしっかりチャレンジしてくれました。追いつかれてもゴールを奪いにいき得点することもできました。ただ、3失点したことの修正はしないといけないと思いますので、明日の2回戦に向けてしっかりと準備したいと思います。

本日も凄く遠いところまでたくさん応援に来ていただいた保護者の皆様、選手がスムーズに試合に臨めるようご協力いただいたスタッフ、映像の撮影等協力してくれたメンバーに入れなかった選手に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

[次回試合予定]2024年12月8日(日)

JFA 第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会 2回戦 
11:00 K.O

VS SATOなでしこU-15

@磐田スポーツ交流の里ゆめりあ球技場

PAGE TOP