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【INAC神戸テゾーロ】JFA U-15女子サッカーリーグ2025関西 第6節 試合結果

[日時]
2025年5月17日(土) 80分ゲーム 13:15 K.O
[場所]
@神戸レディースフットボールセンター

[結果]
INAC神戸テゾーロ 1−1 セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15 
[得点]
40分+1:失点
48分:中原艶光

[スターティングメンバー]
GK:宮地絢花
DF:横山絆海、古田光舞、山内うた
MF:大島杏里、巽若奈、三枝莉子、岡野琴実
FW:下江世夏、八木美月、中原艶光
[サブ]
GK:稲岡稟乃
DF:松山優日菜、藤井菫
MF:中村美柚、高平莉沙良、小池結芽
FW:青木唯奈、梅本雫、堀越心夢

[交代]
16分:巽若奈→中村美柚
25分:古田光舞→高平莉沙良
HT:高平莉沙良→青木唯奈
64分:中原艶光→梅本雫

[コメント]

本日の試合はJFAU-15女子サッカーリーグ2025関西の第6節となりました。

対戦相手は昨年の関西、全国のチャンピオンであるセレッソ大阪ヤンマーガールズさんという、今年のチームの力を知るための素晴らしい相手との試合となりました。

試合前のミーティングで、前線からの守備の確認、攻撃の時の狙い所とビルドアップの際の見るべきところと立ち位置を確認し、トレーニングでやって来たことを怖がらずにチャレンジすることを話して試合に臨みました。

前半開始早々、DFラインの横パスをカットされフリーで持ち込まれて決定的な場面を作られますが、シュートが僅かにゴールを外れ失点とはなりません。前線から人数をかけアグレッシブにボールを奪いに来る相手に対して、前線にタイミングよくボールを入れることができず、アバウトなロングボールが増えボールを握って試合を進めることができない展開となります。その中でもMF下江が中盤でいい立ち位置を取ってボールを受けますが、前線とのタイミングが合わず決定的なチャンスをなかなか作ることができません。前線からプレスに対して、DFラインの背後を前線の選手が取りそこに早くボールを入れてくる相手に対して粘り強く対応しますが、少しずつ前線とDFラインが間延びしてしまい選手の距離間も遠くなり、奪っても考える時間が増えてしまい奪っては失うという展開で試合が進み前半も終盤を迎えます。前半ロスタイム、相手に深い位置までボールを運ばれるとセンターリングをあげられCKを与えてしまいます。このCKをファーサイドでうまく合わされ前半終了間際に先制ゴールを決められてしまい、0−1で前半を折り返します。

ハーフタイムに相手が前線から何枚でプレスに来てるのか、それに対してどうビルドアップをしどうやったら前線は受けれるのかの立ち位置の確認、DFラインでのボール回しのテンポを上げることそのために怖がらずにボールを受けること、サイドをうまく使いながら攻撃すること、背後へのボールの出どころを抑えにいくこと、自分を超えたボールに対してのプレスバックを早くすることを確認し、自分たちのサッカーで得点を奪いに行こうという話をして後半に臨みました。

後半の開始早々はビルドアップでうまく前に入れれませんが、3バックの配置を少し変えるとDF山内が相手を引きつけてからボールを動かすようになり、空いたところにボールが少しずつ入るようになります。48分、自陣でDF岡野とMF八木がいい守備で相手のボールを奪うとフリーのMF中村に横パスを入れると、中村がうまく相手を外して走り出したFW青木にパスを通します。青木がドリブルで運び中央のFW中原にボールを入れると、中原がファーストタッチでうまく抜け出しGKとの1対1を冷静に決め同点に追いつきます。51分、ビルドアップからDF横山から大島→下江→中原→下江→大島と右サイドで突破すると大島がペナルティエリアで背後を取った青木にボールを入れます。これを青木がダイレクトでシュートを打ちますが相手GKの好セーブに合い勝ち越しゴールとはなりません。前線からのいい守備でボールを奪い、ビルドアップも安定してくると少しずつ相手コートでのプレ時間を増やしていきます。61分、相手コートの深い位置でMF三枝がいい守備でボールを奪うとCKを獲得します。このCKを下江がショート気味にペナルティエリア外の青木に出すと青木がワントラップから右足を振り抜くと入ったかと思われましたが、ゴールポストに嫌われ勝ち越しゴールとはなりません。相手も長いボールを使いゴール前まで迫って来ますが、粘り強い守備で得点を許さず同点のまま時間が過ぎていきます。71分、相手GKを三枝がヘディングで跳ね返すと青木がボールを収め下江との関係で中央を崩し、下江がGKとの1対1となります。これは入ったかと思いましたが、わずかにゴール左に外れ決定的な場面で決め切ることができません。その後も攻め続け終了間際にはDF横山が右サイドで長い距離を走りセンターリングを上げますが、相手DFの体を張った守備に防がれ勝ち越しゴールを奪えないまま1−1で試合終了となりました。

前線から人数をかけ強度高く守備をしてくる相手に対して特に前半を自分たちのサッカーをほとんどすることができず、すごくいい勉強になりましたし多くの課題が出ました。しかし、これで崩れることなく後半に修正できたこと、1点を取り返せたことは今年の選手たちの素晴らしいところだと思います。 ただ、前半のうちに試合の中で修正できなかったところ、後半に勝ち越せなかった部分についてはもう一度、トレーニングの中でボールの動かし方、立ち位置の取り方、考え方を整理していく必要があると思いますし、そのための技術に関しては毎日の積み重ねが必要になってくると思いますので、トレーニングメニューも含めしっかりと見直し拘って取り組んでいきたいと思います。 今年のテゾーロのメンバーにはそれを実行し、表現する力がみんなにあります。しんどいことにも取り組める選手たちがそこにはいます。最後にみんなで笑うために選手と一緒にしんどいことやきついことをやっていきたいと思います。

本日もたくさんの応援で選手の背中を押していただいた保護者の皆様、試合にスムーズに入れるよう色々とサポートしてもらい、運営等で協力してもらったスタッフの方々、一緒にベンチに入り選手に力をくれたチーナのスタッフ、ベンチから大きな声を出して応援してくれた選手、トレーニング後に応援、ビデオの撮影などをしてくれたテゾーロのメンバーに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

[次回試合予定]

2025年6月1日(日)
JFA U-15女子サッカーリーグ2025 関西 第7節 

15:05 K.O

VS ASハリマアルビオンユース

@ 神戸レディースフットボールセンター
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