[日時]
2025年6月1日(日) 80分ゲーム　15：05 K.O
[場所]
＠神戸レディースフットボールセンター

[結果]
INAC神戸テゾーロ　2−0　ASハリマアルビオンユース　
[得点]
9分：沖口璃々花
40分+2：小池結芽

[スターティングメンバー]
GK:宮地絢花
DF:横山絆海、岡野琴実、山内うた
MF:高平莉沙良、小池結芽、三枝莉子、中村美柚
FW：下江世夏、沖口璃々花、中原艶光
[サブ]
GK:稲岡稟乃
DF:藤井菫、松山優日菜
MF:八木美月、鈴木遥香、巽若奈
FW：青木唯奈、梅本雫、堀越心夢

[交代]
HT：高平莉沙良→八木美月
HT：中村美柚→巽若奈
52分：宮地絢花→稲岡稟乃
52分：小池結芽→鈴木遥香
52分：中原艶光→堀越心夢
62分：岡野琴実→藤井菫
62分：巽若奈→梅本雫

[コメント]

本日の試合はJFAU-15女子サッカーリーグ2025関西の前期最終節の第7節となりました。

試合前のミーティングで、前線からの守備と長いボールに対しての守備の確認、攻撃の時の狙い所とビルドアップの際の見るべきところと立ち位置を確認し、トレーニングでやって来たことを怖がらずにチャレンジすることを話して試合に臨みました。

前半早々2分、中盤のこぼれ球をMF中村が拾うと、MF三枝へと繋ぎ三枝がダイレクトでMF下江に楔を入れると下江がドリブルで運びDFの背後を取ったFW中原にスルーパスを通します。中原がGKと1対1となりますがここはGKのセーブに合い先制ゴールとはなりません。9分、左サイドでMF小池がボールを受けるとオーバーラップしてきたDF岡野に繋ぎます。これを岡野がペナルティーエリアの中原に楔を入れ、中原が前向きの下江に落とし下江がFW沖口にダイレクトでボールをつなぐと沖口がコントロールしたシュートを右隅に決め1ー0とします。20分、中央で沖口がボールを奪うとドルブルで中央を運びうまく動き出した中原にスルーパスを通します。そのまま中原がドリブルで運びGKと1対1となりますが、ここは枠を外してしまい追加点とはなりません。その後もサイドを広く使いながら、空いたところを真ん中に楔を入れながら相手コートで試合を進めますが、最後のパスが合わなかったり相手の粘り強いディフェンスもあり、追加点を奪えずに時間が進んでいきます。31分には相手コートでこぼれ球を拾った沖口がペナルティエリア手前のスペースでいい位置を取った下江につけると、下江がミドルシュートを打ちますがここはポストに嫌われ追加点とはなりません。前半終了間際のロスタイム、GK宮地がビルドアップから素晴らしいロングフィードで左サイドの小池に繋ぐと、小池が中央の下江に繋ぎ下江が時間を作り、パスを出し裏に抜けた小池にパスを通すと小池がゴール前まで運び左足でニアに蹴り込み2−0とし前半を終えます。

ハーフタイムにラストパスの質に拘ること、長いボールに対してのリスク管理とプレスバックの話をして後半に臨みます。

後半開始早々の5分、相手コートでパスミスを奪われ背後に入れられるとGK宮地が飛び出しますが、交わされシュートを打たれますがこれは枠を外れ失点とはなりません。その後も前線から圧力をかけてくる相手に対してGKとスリーバックのところでうまくビルドアップを行うことができず、自陣でボールを失う回数が増えます。個人の能力でゴールまでいくシーンはありましたが、チームとして最後まで機能することなく後半の40分間を終え、前半に奪った2得点で2−0での勝利となりました。

この試合の結果、前期を6勝１分で終え前期1位で折り返すことができました。この結果については選手たちが昨年の12月に新チームが立ち上がりそこに1年生が加わって取り組んできた結果だと思います。今日の試合のようにうまくいかないときに試合の中でどう自分たちで修正していくのか、その為に必要な技術や判断力・発信する力というものは身につけていく必要があると思うので、やるのは選手ですが方法やトレーニング、やることの必要性を伝えていくのはスタッフの役割だと思うので、選手と一緒に毎日を本気で取り組んでいきたいと思います。

本日もたくさんの応援で選手の背中を押していただいた保護者の皆様、試合にスムーズに入れるよう色々とサポートしてもらい、運営等で協力してもらったスタッフの方々、ベンチから大きな声を出して応援してくれた選手、ビデオの撮影などをしてくれたテゾーロのメンバーに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

[次回試合予定]