このたび、DF羽座妃粋 選手が契約満了に伴い、2021-22シーズン限りでチームを離れることとなりましたので、お知らせいたします。

羽座 妃粋(HAZA Hisui)

■生年月日：1996年3月16日

■出身地：兵庫県

■ポジション：DF

■身長 / 体重：167cm / 58kg

■主な経歴
西宮SC
宝塚エルバイレ
日ノ本学園高校
日本体育大学(日体大FIELDS横浜)
2018年〜2019年8月 INAC神戸レオネッサ
2019年8月～2021年5月 AEMレリダ
2021年8月～2022年6月 INAC神戸レオネッサ

■WEリーグ出場記録
2021-22 Yogibo WEリーグ 2試合 / 0得点

■個人表彰／タイトル獲得歴
WEリーグ優勝 1回(2021-22年)

■主な代表経歴
2014年 U-18日本女子代表、日本女子代表
2016年 FIFA U-20女子ワールドカップ パプアニューギニア
2017年 U-23日本女子代表

■コメント
このたび、契約満了により、INAC神戸を離れることとなりました。大学卒業後の1年半、スペインから戻ってきてからの約1年、地元であるINAC神戸でプレーできて、とても嬉しく思います。たくさんの声援が私を後押しし、何度勇気づけられたか分かりません。ゲーフラやユニフォームを掲げてくれているのを見ると、本当に力になりました。

スペインへの移籍、またスペインからの入団を快く受け入れてくれたチーム、チームメイト、ファン・サポーターの皆様には本当に感謝しています。スペインで成長した姿を、今年度ピッチで見せたいと思っていましたが、開幕してすぐの怪我により、2試合しかピッチに立てなかったことは、本当に悔しいですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、WEリーグ初年度の開幕戦をチームの一員としてピッチに立てたことは、私自身とても特別でした。

そして、ファン・サポーター、選手、スタッフ、スポンサーの方々、INACに携わってくださっている全員で掴み取ったWEリーグ初代女王は最高でした！開幕戦も、それ以外の試合も、運営してくださったチームスタッフや、関係者の方々、本当にありがとうございました。

前十字靭帯断裂、半月板損傷…様々な想いや、色んな考えがよぎりました。今シーズンは復帰が間に合わない状況でのリハビリや、順調にいかないリハビリ、チームのこと、様々なことに対し、葛藤や苦しみを抱え、正直とても辛く長いと感じた今シーズンでした。しかし、トレーナーや病院の先生方、復帰を望み「待っている」と言ってくれていたファンの皆様に、とても支えられていると実感した1年でもありました。

サッカー選手として嬉しいこと、悲しいこと、悔しいこと、辛いこと、それら全てを経験したのは、このINAC神戸であり、怪我も含め、とても貴重な経験をすることができたと思っています。言葉では言い表せない気持ちでいっぱいですが、ただ１つ言えることは、私はたくさんの人に恵まれ、支えられて今の私があることに幸せを感じています。本当にありがとうございました。
引き続きINAC神戸を宜しくお願いいたします。